子供の止まらない咳は「寒暖差せき」かも!?原因や対処法は?

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朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。この時期に多いのが、寒暖差によって咳が止まらない「寒暖差せき」なのだとか。10月24日の朝の情報番組「スッキリ」では、大人の寒暖差せきについて紹介されていましたが、花粉症などアレルギー症状を持つ人はなりやすいとのこと。そういえば、うちの長女と長男は花粉症持ち。子供にも関係あるのかも、と気になったので、予防用や対策などを調べてみました。

寒暖差せきの症状は?

寒暖差せきの特徴は、「空咳(からぜき)」が1週間~2週間と長びくこと。「空咳」とは何か調べたところ、湿っぽい痰(たん)がからんだ咳ではなく、乾いた咳のことを差すようです。

普通の風邪であれば、咳は数日で咳はおさまり、発熱も見られることもあるのですが、寒暖差せきの場合は発熱はありません。さらに一度咳き込むとなかなか止まらず、息苦しくなることもあります。このような症状で病院に行く人は、日中と朝晩の気温差が激しくなる10月頃に急増するそうです。番組では、最高気温と最低気温の気温差が6度以上あるときは、寒暖差せきの症状が出ることが多いと説明されていました。

これらをまとめると、寒暖差せきは
・発熱はない
・たんが出ない
・咳が出ると止まらない
・咳が2週間くらい続く

という特徴があるようです。

寒暖差せきの原因

なぜ、日中と朝晩の気温差が激しいと咳き込んでしまうのでしょうか?

番組では、寒暖差せきは、気管支がむくむことで引き起こされると説明されていました。むくんで空気の通り道が狭くなるため、呼吸が苦しくなるんだそう。冷たい空気を吸い込むと気道の粘膜が刺激されて収縮してしまい、それが繰り返されると刺激に過敏になり咳が出るのだとか。これは一種のアレルギー反応であるそうです。

そういえば!

横浜のみなとみらいの遊園地・コスモワールドに「アイスワールド」という氷点下の環境を疑似体験できるアトラクションがあるんですが……。ある夏、そこで冷たい空気を一気に吸い込んだ長女が、咳き込んだことがありました! あれも寒暖差によるものなのでしょうか。私も時々、冷たいかき氷を食べると、咳が出ることがあります。ん?食道と気道って全然違うのかな? どちらにしろ、冷たい空気が刺激となるというのは納得いきました。

この寒暖差せきですが、早めに対処しておいたほうがよいのだとか。なぜなら、そのまま放置してしまうと、約30%の人が「気管支ぜんそく」に発展してしまう可能性があるそうなのです。大人もそうですが、子供も風邪でもないのに、咳が長引く場合は、早めに受診した方がいいかもしれません。

寒暖差せきになりやすい人とは?

番組では、寒暖差せきになりやすい人として、次のような人を挙げていました。

・花粉症などアレルギー体質の人
・喫煙者
・よく話す仕事をしている人

アレルギー体質とタバコを吸う人はわかるのですが、「よく話す仕事をしている人」も寒暖差せきになる可能性が高いんですね。話すときは、気道をよく使うことから、気道が刺激を受けやすいのでしょうか。

寒暖差せきの対策は?

番組で紹介していたのは、寒暖差せきを防ぐ「食べ物」を食べることでした。おすすめの食べものは、リコピンが摂れる「トマトやりんご」、スルフォラファンが含まれる「ブロッコリースプラウト」、カフェインが豊富な「コーヒー」でした。

なぜ、これらの栄養素が寒暖差せきによいのでしょう。番組では、リコピンは肺機能を改善する働きがあること、スルフォラファンは抗炎症作用があるので、炎症を抑えて、咳をおさめてくれる働きがあることを紹介していました。

また、カフェインは、収縮した気管支を拡張する働きがあるとのこと。イタリアでは、1日に3杯のコーヒーを飲むと、ぜんそくを28%も予防できたという研究結果もあるそうですよ。

寒暖差せきを防ぐ子供向けのメニュー

番組では、寒暖差せきを防ぐ朝食として、ブロッコリースプラウトとトマトのサンドイッチ、コーヒーが紹介されていました。でも、どちらかというと、これは大人向きのメニューという気もします。カフェインが多いコーヒーは子供に飲ませたくないという人も多いし、トマトが苦手という子供も多いですよね。

調べてみたところ、リコピンはトマトに豊富に含まれていますが、子供が好きな調味料「トマトケチャップ」にもたくさん含まれています。あと、意外にもすいかやグレープフルーツにもリコピンはたっぷりなのだとか!

【リコピンの含有量(100gあたり)】
トマトケチャップ……18mg
・ミニトマト……8.1mg
・すいか……3.2mg
・グレープフルーツ……3.2mg
・トマト……3.0mg
・柿……0.7mg

トマトケチャップを100g食べるというのは現実的ではないですが、オムライスにしたり、オムレツにかけたりすれば、手軽にリコピンが摂取できそう。そのほか、カットトマトやホールトマト、トマトピューレなどに使われる加工用トマトは、生のトマトよりもリコピンの含有量が多いとのこと。ミネストローネやミートソースは子供が好きなメニューですよね。こうしたメニューなら、手軽にリコピンを摂取できそうですね。

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トマトの栄養が凝縮されているトマトケチャップには、リコピンもいっぱい

また、気道の炎症を抑えてくれるというスルフォラファンですが、ブロッコリースプラウトのほか、普通のブロッコリーやキャベツにも含まれているそう。

【スルフォラファンの含有量(100gあたり)】
・ブロッコリースプラウト……1,000~2,000mg
・ブロッコリーやキャベツ……50~60mg
・芽キャベツ……200mg。

芽キャベツやブロッコリースプラウトは高いけれど、キャベツやブロッコリーなら手軽だし、いろいろなメニューに応用できそう。スルフォラファンは熱にも強いので、子供が好きなロールキャベツにしたり、シチューやグラタンにブロッコリーを入れたりできますよね。

また、番組で紹介していたカフェインが含まれるコーヒーですが、やっぱり子供にはまだ早いと考えることもあると思います。子供は大人よりも体が小さいので、コーヒーよりもカフェインが少ない煎茶、コーヒー、ココアで代用してもいいと思います。カフェインの含有量を下に挙げておきますね。

【カフェインの含有量(100mlあたり)】
・レギュラーコーヒー 60mg
・インスタントコーヒー 57mg
・紅茶 30 mg/100 ml
・せん茶 20 mg/100 ml
・ココア 9.3mg

子供が大好きなココアにもカフェインが含まれています

寒暖差せきの咳止めに効果ある食材は?

寒暖差せきは、出始めると止まらないという特徴があるようです。止まらないせき、イヤですよね。のどあめを子供に与えることもあると思いますが、はちみつ入りのものがおすすめだそうです。はちみつ入りとそうでないのど飴を比較したところ、はちみつ入りの方が効果があったという医学論文もあるとのこと。

スッキリに出演していたハリセンボンの近藤春菜さんは、マヌカハニーを食べていたという経験を話していました。気になったので、マヌカハニーについて調べたところ、マヌカハニーは「マヌカ(学名:ギョリュウバイ)」の花の蜜から作られたはちみつなのだそう。高い殺菌作用や炎症を和らげる効果があるとのことで、のどが痛いときなどに食べると、喉の痛みや炎症を和らげてくれるそうです。

楽天でマヌカハニーを調べると……。250gで3,000円超と普通に購入できるハチミツと比べるとかなり高いですね。でも、薬の代わりに1日スプーン1杯食べると考えれば、それほど高すぎない気もします。

はちみつだったら、紅茶やホットミルク、ヨーグルトに入れたり、ホットケーキにかけたりと、子供がよろこぶ食べ方ができそうですね(でも、はちみつ入りは1歳未満の赤ちゃんには与えないでくださいね)。

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