小麦粉にベーキングパウダー、砂糖など、お菓子作りに必要な材料が、あらかじめひとつの袋にセットされているミックス粉。
いろいろな材料をあれこれ用意しなくても作ることができるので、とても便利ですよね。
先日、100円ショップのセリアをパトロールしていたら、製菓用品コーナーでココアのミックス粉を発見！ さまざまな種類のクッキーがありましたが、その中でオレオクッキーを思わせる真っ黒な見た目の「さくさくブラックココアクッキーミックス粉」に目が留まりました。
早速購入してみたので、その作り方や味の感想などを書いてみたいと思います。
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セリアのさくさくブラックココアクッキー
セリアのさくさくブラックココアクッキーは、「私の台所」という会社が製造しているクッキーミックス粉。製菓材料の通信販売もしている会社が作っているミックス粉ということなので、これは安心して作れそう。味も期待できそうですよね。
ミックス粉には、小麦粉、砂糖、ココアパウダー、ベーキングパウダーが入っています。
用意するものは、無塩バター（または無塩マーガリン）12グラムと牛乳大さじ1杯だけ！ 卵は必要ありません。
卵アレルギーの人も安心だし、何より少量のバターと牛乳だけ、と、ふだんから冷蔵庫にストックしてあるような材料で作ることができるなんて嬉しいですね～！
あ、ちなみに今回は無塩バターをストックしていなかったので、普通の有塩バターを使っています^^；
材料はバターと牛乳だけ！
セリアのさくさくブラックココアクッキーの作り方
それでは早速つくってみましょう。バターはあらかじめ、ボウルに入れて室温で戻しておきます。
ここで注意したいのは室温に戻す時間です。使うバターの量は12グラムと少量なので、けっこう短時間でやわらかくなります。お部屋の温度にもよりますが、気を付けてバターの様子を見てくださいね！
1．バターを混ぜる
室温に戻したバターを泡だて器でクリーム状になるまで混ぜます。
2．ミックス粉を入れる
続いてミックス粉を入れて、粉っぽさがなくなるまでヘラなどで混ぜます。
3．牛乳を加える
粉っぽさがなくなったら、牛乳を加えます。
全体的に生地がまとまり、しっとりしたらひとつに丸めます。うーん、これ、よく知っているクッキーの生地とは違い、真っ黒です。
なんだか苦そうな感じがしますが、大丈夫なんでしょうか……。
4．生地をのばす
生地をラップにはさみ、厚さ3～4ミリに伸ばします。伸ばすとだいたい、12センチ×15センチくらいの大きさになりました。この状態で冷蔵庫で30分間休ませます。
5．型で抜く
休ませた生地を、直径4センチのクッキー型で型抜きします。とはいえ、「直径4センチの型」を持っていない人もいるはず。直径4センチと同じくらいのもので、代用できるものはないか？？と探したところ、
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- リケンのノンオイルシリーズドレッシングのふた
- 100円ショップで販売しているミニサイズのはちみつや黒みつのキャップ部分
- アリナミンEX PLUS270錠のふた
と、ほぼ同じくらいであることがわかりました。
特にはちみつのふたは感動的なくらいジャストサイズ！！！手元にない場合、これらで代用するのも手ですよ～。
右側の型は直径4センチのクッキー型です。はちみつのふたがちょうどぴったりの大きさでした
4センチのクッキー型で型抜きをしたところ、15枚作ることができました。パッケージには約10枚分と書かれてありますが、それよりも多めに作れるようですよ。
下の画像は8枚型抜きしている状態です。8枚型抜きした後、残りの生地を再び3～4ミリの厚さに伸ばすと計15枚作ることができました。
パッケージ裏の説明書きではそのまま焼くとなっていますが、クッキーっぽい仕上げにしたかったので、竹串で空気穴をちょこちょこっと入れてみました。
5．オーブンで焼く
180度に予熱しておいたオーブンで焼きます。
説明書きには、13分焼くとありましたが、うちのオーブンでは少し焼きが足りなかったようなので、17分間加熱しました。それぞれの家庭のオーブンによって差があると思います。
完成！わ～！焼き目がわからないくらい真っ黒です。でもこの見た目、やっぱりオレオクッキーみたい！
せっかくなので、オレオっぽく、クリームをはさんでみたくなりました。とはいえ、バニラクリームなど手元にないので、「マシュマロ」で代用してみます。
マシュマロはミニサイズのものがちょうどいいです。今回使用したのは1センチ×2センチくらいのもの。大ぶりのマシュマロは小さく切った方がいいかも
マシュマロを焼きたてのクッキーの上にのせ、その上にもう一枚クッキーをのせてはさみます。クッキーの熱で、自然とマシュマロが溶けていきますよ。
セリアのさくさくブラックココアクッキーの味は？
さて、味はどうでしょうか？
一般的なココアクッキーと比べると、ほろ苦さが際立つ味わいです。使ったバターは少量なのに、サクサク！ 見た目も味も、オレオに近い感じですが、オレオほどハードな硬さではないですね。甘さも控えめなので、どちらかというと大人向けかもしれません。
マシュマロをはさんだ「なんちゃってオレオ」を置いておいたら、子どもたちが「あっ！オレオだ！」と早速勘違い。ミックス粉で作ったことを伝えると、「へえ～っ！オレオって作れるんだ!?」と感心していました。いや、オレオじゃないんですけどね。
生地の色が黒いので、焼きムラなども目立ちません。型で抜いて焼き上げれば、既製品っぽくきれいに仕上がるので、プレゼントやお持たせなどにもいいのではないかと思いました。
まとめ
セリアのさくさくブラックココアクッキーは、卵なしで作れるうえ、材料も少量のバターと牛乳で作れるというお手頃さが魅力！ 生地が黒いので、アイシングをかけても色が映えそうです。
甘さが控えめな分、間にクリームなどをはさんだり、アイスクリームのトッピングにしてもいいと思いました。
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