物流倉庫の「梱包」「ピッキング」を体験!仕事内容や大変だったことは?

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ふだんはフリーで在宅の仕事をしている50代おばさんのkerokoです。

本業の仕事が減少したため、私が糊口をしのぐための手段として選んだのは、物流倉庫で3カ月の短期バイト。そこで経験したのが「梱包」「ピッキング」という作業である。

簡単なようでなかなか奥深かったこの作業、50代にして初めての仕事おばさんの目で紹介していこう。

物流倉庫短期バイト全体的な記事はこちら↓

50代おばさんが物流倉庫で3ヶ月短期バイトしてみた!仕事や体力、人間関係などのリアルな感想
ふう~っ!先日、ある大型の物流倉庫での短期バイトを終え、ほっとしている50代おばさんのkerokoです。本業の仕事が激減し、それでも襲ってくる数々の出費を補填するために始めたわけなのだが、それでも応募するまで、この年齢で倉庫のバイトって体力…

※勤務先の規定により、企業名や施設内部の詳細については掲載していません。でも、私が実際に物流倉庫で働いて感じたことは、しっかり書いていきます

物流倉庫の「梱包」作業とは?

商品を箱詰めする「梱包」で大変だったこと

「梱包」は、商品を緩衝材などに包んで箱詰めする仕事。

「ダンボールや袋に入れるだけでしょ?楽勝楽勝♪」と甘く見ていたのだが、初日の1時間が経った時点で、その考えはアメリカ版スニッカーズ並みに激甘であったことを悟るのである。

実際やってみて大変だったことの一例はこんな感じ。

  • 箱や袋のサイズ・種類が多く(30種類以上!)覚えるのが大変
  • 商品ごとに異なる詰め方のルールに迷う
  • それなりにスピードは求められる
  • 長時間の立ちっぱなしがツライ

割り当てられたコンテナに入っている商品をダンボールや袋に入れる。詰め方には細かな規定があって「とりあえず詰めればOKでしょ」的な考えはNG。最初にひと通りレクチャーを受けるものの、商品は形状も素材もバラバラなため、その都度「どう包むのが正解?」と手が止まってしまう。実は引越し屋さんでバイトしたことがある私、ダンボールを組み立て&荷物梱包の経験があるので、

先輩:「いやー、早いですね、すばらしいです!(パチパチ!)」
私:「いえいえ、それほどでも……(フッ)」

という妄想劇場を作業が始まる前に脳内で繰り広げていたのだが、実際はというと

リーダー:「うーん……、もうちょっとスピード上げられます?」

というジャッジで見事に鼻をへし折られてしまったのだった。

梱包作業、ノルマはないけど「目標」がある

基本的には、「正確・丁寧」が第一なのだけど、やはりスピードもそれなりに求められていて、仕上げた梱包数はしっかりカウントされる。梱包数のノルマはないかわりに「目標数」はあって、なかなかそれに届かない場合はリーダーの指導が入り、何に時間がかかっているのか作業中チェックされるのだが……。

「リーダーに見られているゥ!!(※ジョジョ風)」

と焦れば焦るほど、粘着テープをふんどしみたいに長く切り過ぎて変な場所に貼っちゃうとか、納品書を入れずに封をしてしまうなどの失敗をやらかし、リカバリーに余計な時間がかかってしまうという負のスパイラルに陥るのだ。

テープをまっすぐに貼るのも、なかなか大変でしたわ…

……と大変大変と怖がらせておいて何なのだが、慣れるに従って

「あ、この商品はこの向きで詰めるのね」
「このタイプは緩衝材必要だな」

などと要領は得るようになるし、スピードは早くなってくるものなので、必要以上に怖がらなくても大丈夫。間違うとリーダーの指導は入るけれど、アドバイスは丁寧だし、初心者のつまづきがちなポイントはしっかり把握しているので、ことあるごとに「大丈夫ですか?」と声をかけてくれるのも心強かった。

予想以上だった「立ちっぱなし」のツラさ

個人的に梱包作業できつかったのは、仕事内容より立ちっぱなし&ほぼ同じ姿勢で長時間作業しなければならなかったこと。時間が経つにつれ、体重を支える足の裏(特にかかと)が痛くなり、感覚がなくなってくるほどなのだ。こんな状況のときに注意を受けたりすると、メンタルの凹みは通常の1.5倍増。

肉体的な疲労が大きいとメンタルも削られるので、疲れない工夫をすることも大事。疲れにくい靴と中敷きはマストだと思う。 

物流倉庫の「ピッキング」作業とは?

番号に従って商品を見つける「ピッキング」で大変だったこと

「ピッキング」は膨大な商品が並ぶ棚の中から、伝票番号(指示)に従って商品を探し出す仕事。

以前、テレビの「倉庫バイト作業」が取り上げられていたとき、デバイス片手に颯爽とピッキングする姿が格好良く、ひそかに憧れていたのだ。

「ピッキング作業、かっこいい~!」こんな感じね

なので配属されたときは思わずニヤリ。しかし、そのニヤリ顔は仕事を始めるやいなや消え失せ、すぐさま八の字眉で右往左往することになるのである。

実際やってみて大変だったことの一例はこんな感じ。

  • 倉庫が広すぎて、どこに何があるかわからない
  • 慣れるまで商品を探すのに時間がかかる
  • とにかく歩く。平均して1日18,000歩~20,000歩

商品は番号でしっかり管理されているため、伝票番号を見れば「どの棚に保管されているか」はわかる。しかし、倉庫はとにかく広くって、その棚がどこにあるのか把握するまで時間がかかる。

倉庫はとにかく広いのです…!

棚にたどりつけても、目当ての商品がなかなか見つからない。ベテランさんが2~3往復している間に、ようやく1つの商品を見つけるという情けなさ。

しかも、棚と棚の間は狭いので、私が一カ所に貼りついていると、まるで下水管が詰まったみたいにスタッフの滞留が起きてしまう。私はヘドロか!……という具合で、テレビで見た「デバイス片手に颯爽と商品を探す姿」とは、ほど遠いのであった。

ピッキング作業、実績によってはリーダーの同行指導もある

ピッキングも梱包と一緒で、正確さ(選んだ商品が間違っていないか)が基本だが、それと同時に「1時間あたり何個ピッキングできたか」という実績もカウントされる。基準より少ない場合、リーダーの同行指導が入るのだが、リーダーの目にも留らぬ見事な手さばきに惚れ惚れする一方、自分のモタモタぶりに泣きそうになるなど、なかなか心も忙しい。

…が、こちらも日が経つにつれ、棚の場所や商品名など要領がわかってくるので大丈夫。現場によっては、「棚の位置を地図のように表示してくれるデバイス」や「音声の指示に従って商品を見つける」システムもあるようで、私が経験した作業より、もっと楽に商品をピッキングできる倉庫もあるんじゃないだろうか。

1日多いと2万歩歩くことも。でも梱包より疲れにくい?

ちなみにスマホの歩数計アプリで見て見ると、ピッキング作業時は1日平均18,000歩~20,000歩だった。疲れ具合は、個人差があるかと思うが、立ちっぱなしの梱包作業よりも歩き回るピッキングの方が疲れにくかった気がする。

同じ姿勢で長時間作業する方が、足に負担がかかりやすいのかも?

梱包・ピッキングとも、〆切時間が近づくとピリピリ

倉庫仕事は単純作業で退屈というイメージを持つ人も多いと思うが、ここでは必ずしもそうではないと言う話を。

物流現場には必ず「集荷トラックの〆切時間」があるのだが、私が作業していた倉庫も例に漏れず、1日のうちに何度か「〆切(出荷時間)」のタイムリミットがあった。日付指定や急ぎの荷物を確実に送り出すため、現場総出で優先的にピッキング・梱包を進めるのだ。

仕事に慣れてくると、その作業に関わることも増えてくるのだが、現場はかなりピリピリする。

「このコンテナの荷物を●時までに終わらせて!」
「優先荷物を探して!梱包して!」

最初のうちは緊迫した雰囲気に冷や汗出まくりだったが、日数を重ねるにつれて、これを乗り越えることに謎の快感(と達成感)を覚え始めるから不思議。ただ、同じ短期バイトをしていた人の中には、「〆切の時間が苦手。ドキドキして苦しくなる」と言っていた人もいたので、極端にプレッシャーに弱いタイプの人は違うタイプの倉庫作業の方が適しているかも。

まとめ

梱包・ピッキングの仕事についてざっくりまとめると

・覚えることも多く、慣れないうちはちょっと大変
・ノルマはないが、「目標個数」はあり
・なかなかスピードアップできない場合、リーダーからの指導が入る
・立ちっぱなし、歩きっぱなしの仕事なので、体力的なキツさを感じるかも

肉体的な疲労が大きいとメンタルも削られるので、疲れない工夫をすることも大事です~!

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