お正月の定番料理といえばおせち料理ですが、なかなか子供が食べてくれないという場合も多いはず。張り切って作ったり、わざわざお取り寄せで買ったのに、あまり食べてくれないとがっかりしますよね。
「なぜ、子供がおせちを食べてくれないのか」でも書いていますが、どうも味が濃すぎたり、同じような味付けだったり、甘すぎるのは子供は苦手なよう。それなら、少し味に変化を持たせたり、食べ飽きない薄めの味付けにすればいいのでは??と。前回の、田作り・昆布巻きのアレンジに続き、またまたお正月料理のアレンジ例をご紹介します。よければ参考にしてみてくださいね。
おせちアレンジ料理の「田作り」「昆布巻き」はこちら
Contents
おせち料理 子供向けに食べやすくアレンジ
松風焼き
<材料>
・鶏ひき肉(もも・むね半々くらいがおすすめ) 200g
・じゃがいも 1/2個
・みそ 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1/2
・砂糖 大さじ2/3
・すりおろししょうが
・ごま(けしの実)
<作り方>
1.じゃがいもをラップに包んでレンジ強で1~2分加熱し、ゆでじゃがいもを作る。熱いうちに皮をむいてなめらかになるまでつぶす。
2.水大さじ1(分量外)に砂糖とみそ、しょうゆを加えて調味液を作る。鶏ひき肉を加えてねばりが出るまで混ぜる。
3.肉のたねにじゃがいもを加えて混ぜる。
4.レンジ加熱OKの四角い容器の内側に薄くサラダ油を塗る。肉だねを入れて、平らにならす。
5.平らにならした肉だねの上にごまを均一にのせる。
6.レンジ強で6~7分加熱。冷めたら好みの形に切り分ける。
松風焼きは、子供が好むおせち料理のひとつですよね。卵や玉ねぎなどは加えていませんが、じゃがいもの効果で冷めてもかたくなりにくいです。
みその風味・甘さは少し控えめなので、少し味噌の風味を加えたい場合や甘めの味が好きな人は、味噌や砂糖を少しプラスするといいと思います。
けしの実を使った方が松風焼きっぽくなりますが、割高になるので手頃なごまを使用しました。ごまをのせる前はきれいに平らにならすようにすると、仕上がりがとてもきれいです。軽く指で押さえると、焼きあがったあとにごまがボロボロと落ちにくいですよ。
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大根と赤ピーマンのなます風ピクルス
<材料>
・大根
・赤ピーマン
・市販のすし酢 100㏄
・水 150㏄
大根4、赤ピーマン1くらいの割合だと、色見がきれいです。
<作り方>
1.大根・赤ピーマンは厚さ・長さを揃えて細長く切る。
2.ピクルス液を作る。鍋に市販のすし酢と水を加えて火にかける。沸騰したらすぐに火を止める。
3.大根と赤ピーマンを入れてすぐに火を止める。
4.清潔なタッパーやガラス瓶などに入れて漬け込む。翌日には味がなじみおいしくなります。
大根とにんじんを使って作るなますの代わりのピクルス。手軽に作れるように、市販のすし酢を使いました。酢の酸味がきつくないためか、子供も食べやすいと思います。セロリやきゅうり、カリフラワー、ミニトマトなどを入れて、普通のピクルスとして食べてもおいしいです。赤ピーマンのかわりににんじんを使ってもできますが、赤ピーマンを使うとシャキシャキとした歯ごたえで色もはっきりした紅白できれいです。
タラモ茶巾
<材料>
・じゃがいも 1個
・たらこ、または明太子 4センチ分(20gくらい)
・マヨネーズ
<作り方>
1.じゃがいもは洗ってラップに包み、電子レンジ強で1~2分加熱し、ゆでじゃがいもを作る。熱いうちに皮をむいてつぶす。
2.たらこの皮を取り、ほぐす。
3.つぶしたじゃがいもにマヨネーズ適量、たらこ(または明太子)を加えてポテトサラダを作る。味を見て、塩気が足りなかったら塩を足して味を調える。
4.ラップに大さじ2ほど取り、キュッと絞って形を整える。
かずのこのかわりに、同じ魚卵の「たらこ」を使ったタラモサラダです。巾着形に整えてお重に詰めれば、一人一人取りやすくなります。
画像のものは、たらこではなく明太子を使ったものです。明太子を使った方が、色がきれいですが、小さい子供がいる場合はたらこの方がいいと思います。たらこが手に入らない場合、たらこや明太子のふりかけを使ってもできますよ。
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