千円札で作る百万円札の折り方 お年玉を渡すときにも使えるよ

Pocket

お年玉の季節になると、渡す側としてはお年玉袋(ポチ袋)を用意したり、新札を用意したり……。でもただ渡すだけでは面白くない! 子供たちが喜んでくれて、印象に残って面白い渡し方をしたいと考える人も少なくないはず。

そこで、今回はお年玉のお札の面白い折り方をご紹介します。お札を折って渡す方法なので、お年玉のために新札を用意する時間がなかった!という人にもぴったりです。

新札がなくても、できるだけきれいなお札を渡したい!という人のために、ちょっとした工夫でピン札のようなハリが出る方法も紹介しています。よければこちらもどうぞ。

Contents

百万円札

1000円札1枚を使って作る100万円札です。1万円札を使えば一億円札、五千円札を使えば500万円札になります。ネットでかなり広まったようなので、スマホが手放せない高校生以上の子供は知ってるかもしれないです。

野口英世が印刷されている面を表にして、お札を広げます。お札の右上に「1000」と書かれた部分がありますが、「1」の部分と「000」の部分の間を山折りにします。

山折りしてできた「000」の部分を、お札の左側の「1000」の後ろに付けるように折ります。

百万円札のできあがり。はみ出た部分は後ろに折り込んでお年玉袋(ポチ袋)に入れます。

子供がお年玉袋を開けると……。「0000」がいっぱいついたお札が!

お年玉袋を開けると、100万円札が! 子供のころ、「1000000000円」とか、「0」がいっぱいついたお金に憧れたものです。「1000000000まんえんさつ」とか、ままごとで作ったり(笑)

ちなみにこの「100万円札」は、持っていると、金運アップの効果もあるとかないとか。「お財布に入れておくと、お金が貯まるよ~」などと言って渡すと、お年玉のムダ使いが減るかも!?

笑う門には福来る

スポンサーリンク


お札に折り目を付け、印刷されている福沢諭吉、樋口一葉、野口英世の顔を、笑っているように見える折り方です。

お札の人物が印刷されている部分を表に出します。左右の目の中心をそれぞれ山折りにします。口の部分は谷折りにします。

たったこれだけの工夫ですが、少し下の方から見ると、人物が笑っているように見えます。…でもちょっと、折る位置が悪かったのか、意地悪そうな顔してますね……。

お年玉袋(ポチ袋)は、お札を折らず、まるごと入れられるサイズのものがおすすめです。そのままだと細長いので、盾10センチくらいの長さにカットします。

お札の人物の顔が出るサイズのところに合わせ、丸くカットします。千円札の場合、野口英世の顔のサイズは、縦約4.5センチ、横約4センチ。お年玉袋の下から2.5センチの部分からカットすると、ちょうど野口英世が顔を出すようになります。

くれぐれも、下から見るようにと伝えてくださいね。上から見てしまうと、悲しい顔になってしまいます

袋に少し厚みが出るというのと、お年玉を数枚積み重ねると折り目がのびてしまうというデメリットがあります。年齢が高い子供よりまだ小さい子の方、女の子よりも男の子の方が喜ぶようですね。

相手を選んで渡すのもポイント

渡す側からとしては1年に一度のお年玉、少しでも子供が喜ぶからと思っての工夫でも、人によっては「お金で遊ぶなんて!」「お金はおもちゃじゃない!」と思う人もいるのも事実。たまにしか会わない親せきや、マナーに厳しい人、年配の方、義両親の場合、常識を疑われることもあるかもしれません。せっかく子供が喜ぶようにと思ってのことなのに、裏目に出てしまったら悲しいですよね。

この折り方でお年玉を渡す場合は、気ごころ知れている間柄や冗談が通じる間柄などにした方がいいかもしれません。ちなみに私の場合は、自分の子供にだけこの方法であげています。

自動販売機などでは戻って返ってくることも

今回の折り方は、折り目がかなりたくさん付くので、自動販売機などで使う場合、うまく読み取れず戻ってきてしまうこともあります。また、お年玉を貯金しようとATMに入れても、「読み取れません」となってエラーになってしまうことも。折りじわをしっかり伸ばしておけば、読み取ってくれる場合もありますが、何度やっても戻ってきてしまうこともあります。

そのため、このお年玉のお金は、自動販売機で使ったり、銀行などのATMで預け入れするのは避けた方がいいかも。お店で使う時も、迷惑にならないように、折りシワはできる限り取っておいたほうがいいと思います。

まとめ

子供も大きくなってくると、お年玉の面白い渡し方よりも、その「額」の方を重視するようになります。「面白いね」と反応してくれるのは、小学生くらいまでかもしれません。ただ、子供が「面白いね」と言っても、お金は大切なもの。変わった折り方をして渡したとしても、決してお金を粗末にしている訳ではない、お金は大事であることはしっかり伝えておくようにしたいですね。

そのほか、面白いお年玉の渡し方についても書いているので、よければ参考にしてくださいね。

お年玉の面白い渡し方は? 子供にウケるお年玉手品を紹介(画像付き)

お年玉袋を手作りで。折り紙を使って簡単に作る方法 – 「いのしし」

お年玉袋を手作りで。折り紙を使って簡単に作る方法 – 「富士山」

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする