麦茶が泡立つのはなぜ?泡が虹色になる理由や、危険な泡の見分け方も説明するのだ!

麦茶
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麦茶を入れたペットボトルや水筒。飲もうとしたら、あれれ?麦茶が泡立っている!?

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

もしかして洗剤のすすぎ残し?

えっ!飲んじゃったよ、大丈夫?

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

心配になりますよね。でも結論から言うと、まだ新しい麦茶が泡立つのは「問題のない安全な泡」。原因は麦に含まれる天然の成分にあるのだとか。

今回の記事では

  • 麦茶が泡立つのはなぜ?
  • 泡立った麦茶を飲んでも大丈夫?
  • 麦茶の虹色の泡は大丈夫?
  • 安全な泡とは違う危険な泡の見分け方
  • 泡の量は、ペットボトル麦茶と家で作った麦茶と違う?

について紹介します。麦茶の種類によって泡が違うのか気になった私は、市販のペットボトルや丸粒で入れた麦茶など4種類を実際に泡立てて検証もしてみました。

麦茶の泡が気になった人は、参考にしてみてくださいね♪

麦茶パックと粒の麦茶の味の違いを比較した記事はこちら↓

麦茶は「粒」「パック」どっちがおいしい?飲み比べて味や手間・コストを徹底比較
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麦茶が泡立つ原因は「洗剤」じゃない!飲んでも安全な理由

こちらが泡立った麦茶です。う~ん、見事に泡立っていますね。

この麦茶は外出前にペットボトルに入れたもので、リュックに入れて持ち運んでいました。走っていたので、リュックの中でかなりシェイクされていたと思われます…。

今朝入れたばかりの麦茶だし、持ち歩いた時間は30分ほど。傷んでないと思いつつも、ここまで泡立っていると、「飲んでも大丈夫か??」と心配になりますよね。

でも大丈夫。実はこの麦茶の泡、麦茶の原料である「大麦」に含まれる天然成分「サポニン」によるもの。

サポニンは、水に溶かすと石鹸みたいに泡立つ性質があるのだそう。天然の界面活性剤で、大麦だけではなくお茶や大豆などさまざまな植物に含まれています。麦茶を販売している伊藤園やサントリーのホームページにも、この泡立ちについて解説されていますよ。

Q 「ペットボトル」の「お茶」を振ったら、まるで洗剤のように泡がたちました。飲んでも大丈夫ですか?
A お飲みいただけます。泡がたつのは、お茶の葉に含まれる「サポニン」という成分によるものです。

https://www.itoen.jp/customer/faq/38805/

Q ペットボトルのお茶を振ったら泡が立ち、なかなか消えません。どうして消えないのですか?飲んでも大丈夫ですか?
A  ペットボトルのお茶を振ったときの泡は、お茶の葉に含まれる「サポニン」という成分によるもので、水に溶かすと長持ちをする泡を作る性質があるため、このような現象が生まれます。品質に問題はありませんので安心してお召し上がりください。

https://www.suntory.co.jp/customer/faq/001881.html

飲んでも大丈夫な麦茶の泡。これを利用した面白いレシピ「泡ふわ麦茶」が、「伊藤園」の麦茶パックのパッケージで紹介されています。実際に作って飲んでみると、ふわっとした口当たり。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

見た目がビールそっくりなので、子どもが乾杯ごっこするのにいいかも!

虹色に見える麦茶の泡は大丈夫?

もうひとつ、私が気になったのは、時々、麦茶に虹色に見える泡が立つことがあること。

こんな感じ(イメージ)AC写真

きれいだけど、シャボン玉の色みたい

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

人工的な色にも感じますよね。この虹色の泡の正体は何なのでしょうか。

麦茶の泡が虹色に見える時。それは「泡の膜の薄さ」「光の干渉」「麦茶の色」の条件が、見事に合わさったときに見られる現象なのだとか。

まず、麦茶の泡の膜がサポニンの力によって、「光の波長と同レベル(数百ナノメートル:1万分の1ミリ程度)」まで、薄ーく引き伸ばされることが必要。そして「光の干渉(薄膜干渉)」という現象がおこります。

光が麦茶の薄い膜に当たると、「膜の表面で跳ね返る光」と「膜を突き抜けて内側で跳ね返る光」の2つに分かれます。この2つの光の波が合流するとき、お互いを強め合ったり消し合ったりします。人の目には、その強め合った色が強調されて残るため、虹色に見えると言われています。

さらに「麦茶の茶色」も虹色が見える大きなポイント。泡の虹色の光はとても弱いので、透明な水や牛乳など白い液体だと見えづらいのだとか。でも、泡の背面が「濃い茶色」だと、暗幕のような役割を果たすので、虹色がクッキリと見えるんです。

虹色に見えるときと見えない時があるのはどうして?

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

光の加減や泡の厚さによって、よく見えるときと見えない時があるようです。虹色の泡が見えたらラッキーかも。

飲んだらダメな「危険な泡」の見分け方

「作ったばかりの麦茶に立つふわふわな泡」「虹色の泡」など、ここまでは「飲んでも大丈夫な泡」について紹介してきました。でも、「飲むのはちょっと待った~~~」という危険な泡もあるんです。

・人工的な香りがする
容器を洗ったときすすぎが足りず、洗剤が残っている可能性があります。

・何日も放置した麦茶から出ている泡
麦茶自体が変質したことによる泡の可能性もあります。

・泡に粘り気(とろみ)がある
泡の膜に厚みがあったり、泡を潰そうと尖ったものでつついても壊れない泡は要注意。注いだときに液体にとろみがるのも麦茶が傷んでいる証拠です。

・白い膜がある
麦茶が変質し、表面に雑菌による白い膜ができている場合も要注意です。

・臭いを嗅ぐと「酸っぱい臭い」がする
本来、麦茶の香りは香ばしいもの。「酸っぱい臭い」「ホコリ臭い」と感じたら、麦茶は傷んでいます。

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麦茶には、原料の「大麦」に含まれるたんぱく質やでんぷんが溶け込んでいます。これらが雑菌などのエサになり、傷みやすいのだとか。作ってから数日経った麦茶から出た泡には、注意した方がよさそうです。

3種類の麦茶で「泡立ちやすさ・消え方」を比べてみた!

続いて私が気になったのは「麦茶の種類によって泡立ちに違いがあるのか?」ということ。

そこで3つの麦茶を用意して、「泡立ちやすさ・消え方」を比べてみました。実にどうでもいい検証なんですが、お暇な方はお付き合いくださいね。

用意したのは、下の3つの麦茶です。

  • 家で麦茶パックで作った麦茶(水出し)
  • 家で煮出した粒の麦茶
  • 市販のペットボトル麦茶

3つの麦茶をペットボトルに入れて1分間シェイク。その後、泡の多さとどのくらいで泡が消えるのかを調べてみました。その結果…

一番泡立ち、泡も長持ちしたのは「麦茶パックで作った水出し麦茶」

一番泡立って、泡も長時間消えなかったのは、「伊藤園 香り薫るむぎ茶」のパック(水出し)でした。

ピンぼけですな……

500mlのペットボトル内での泡の高さは1.5㎝ほどに!3時間後もかなり残っており、なんと翌日になっても泡は残っていました。さきほど紹介した伊藤園のレシピ「泡ふわ麦茶」を作るときは、これがいいかも!

ペットボトルの麦茶は泡消えが早い

続いて「ペットボトル(伊藤園 健康ミネラルむぎ茶)」の麦茶です。ふんわりした泡も、しっかり1.2㎝ほどできましたよ~。

でも泡は一番長持ちせず、1時間弱で消えてしまいました。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

泡はできるけど消えるのは早いので、持ち運びが多い人はいいかも

粒を煮出した麦茶は、泡の量も泡の持ちもほどほど

粒を煮出した麦茶は濃いから、サポニンも多いイメージ。一番泡が多くできて長持ちしそう……とひそかに期待したのですが、実際は泡の量は1.2㎝ほど。

泡は3時間ほどで消滅。泡の量や泡の持ちも水出し麦茶には及びませんでした。

今回の実験はあくまでも一例。大麦の種類によってサポニンの成分なども変わってくると思うので、メーカーや製品によって同じ水出し・粒でも結果が違ってくるかもしれません。一例として参考にしてみてくださいね。

まとめ

麦茶の泡立ちについてざっくりまとめると……

  • 作りたての麦茶にできる泡は、サポニンによるもの。飲んでも大丈夫。
  • 虹色の泡も飲んで問題なし。
  • とろみがあるなど傷んだ麦茶にできる泡には要注意。
  • 麦茶の種類によって、泡立ちに多少違いあり。
  • 伊藤園「香り薫る麦茶」水出しで作る麦茶は、泡立ち・泡の持ちとも◎

水分補給の定番「麦茶」。泡に注目して飲んでみるのも面白いですよね。

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