ZIPの焼き芋レシピを作ってみた! 塩水を使うおいしいお芋の焼き方って?

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肌寒い季節になると、恋しくなる「焼き芋」。最近はスーパーやコンビニで手軽に買うことができるとはいえ、子供の人数分買うとけっこうな出費に。家でもおいしい焼き芋を作ることができれば嬉しいですよね。

朝の情報番組「ZIP」のハテナビというコーナーで、家でも焼き芋を美味しく作ることができるレシピが紹介されていました。何でも、農家直伝のレシピなのだとか。さっそく、今日のおやつに作ってみたので、その過程をお伝えしたいと思います。

今回の結果を踏まえて再度挑戦したレシピはこちら→焼き芋は温度がポイント! 古オーブンでもできた美味しい焼き芋の作り方

Contents

家で作れる美味しい焼き芋の作り方は?

<材料>
・さつまいも
・塩 大さじ1杯
・水 適量

今回、私は手に入りやすい「紅あずま」という品種のさつまいもを用意しました。火の通りも検証したいので、太いもの(胴回り約18センチ)、細いもの(胴回り約10センチ)の2種類を用意。

番組では、おいしいさつまいもの見分け方も紹介されていました。さつまいもの切り口に、黒いポツポツとした斑点があるものの方が、蜜(みつ)が多くて甘いのだとか。

切り口に黒いポツポツがあるのが、おいしいさつまいもなのだそう

<作り方>

・塩水に漬ける
おいしく作るポイントは、「仕込みのひと手間」「じっくり待つ」の2点だそう。まず、「仕込みのひと手間」として、さつまいもを皮ごとまるごと、塩水に漬けます。さつまいもが塩水に浸かることで、余計な水分が出て、甘さが引き出されるそうですよ。

番組では水に塩を大さじ1杯入れる……とありましたが、水の分量が不明でした。うーん、いったい、どのくらいの水に溶かしたらいいのだろう? さつまいもが浸かる水の量としては、1リットルくらいでしょうか。1リットルに塩を大さじ1を溶かすと、はっきりと塩味感じられる水になりましたが、塩辛い感じはしません。

漬け込む時間は3時間です。

・70度の低温で45分焼く
塩水からさつまいもを引き上げ、ペーパータオルなどで水分を拭き取り、トースターやオーブンの70度の低温でじっくり焼きます。さつまいもは、アルミホイルに包まなくてもOKだそう。低い温度でじっくりと火を通すので、焼き芋の失敗にありがちな「焦げる」心配はないそうですよ。

それにしても、70度ってずいぶん低い温度ですね。うちのオーブンは古い機種なので、70度なんて低温は設定できません。仕方ないので、一番低く設定できた温度の110度で焼いてみます(予熱で110度に設定してから、オーブンに入れました)。この約40度の温度の差が、吉と出るか凶と出るか!?

25分過ぎたころ、さつまいもの表面から数か所、水分が出てきているのが確認できました。しかし、焼き芋のような香ばしい香りはまだしません。

70度よりも高い110度で焼いているので、レシピよりも少し早めの40分で、一度オーブンから出してみました。

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取り出したのですが、焼き芋のような香ばしい香りは全然しません。お芋を手に持つと熱いけれど、「アチチッ!」と持てないほどではありません。焼き芋は手でほっくり割れるものですが、力を入れても割れません。火はちゃんと通ってるのかと、金串を刺してみたのですが、あれ?全然、刺さりません……んん??

火は通っているけど固いのか、それともまだ生なのか?? とりあえず、包丁で薄く切って食べてみると……

とっても
固いです……

ホクホクとは言い難いですね。なので、追加でまた加熱してみます。10分刻みで加熱していきました。

10分後、細い方には金串が刺さりました(スッと刺さった感じではないです)。太い方にも刺さりましたが、ちょっと力を入れないと入りません。金串の刺した中心部分を触ると熱いので、火は中心まで届いているようです。またちょっと切って食べてみます。

まだ固いです……

あれ?でも、甘いですよ! 火は通っているけれど固い。これはホクホクになったら、おいしそう!

火は通っていると思うけれど、まだ固いです

何度か取り出し、子供も「食べやすい」と言うような状態になったのは、その60分後でした。結局、加熱に費やした時間は1時間50分。皮は焦げていないものの、焼き芋独特の香ばしい香りもほんのりしています。でも、個人的には、少し皮が焦げているのが好みかな?

早速食べてみましょう!

加熱時間が長くなったので、おやつの時間はとっくに過ぎてしまい、夕日を浴びてのいただきますになりました。

ホクホク! レンジ加熱のものは、ホクホク感がいつも足りないと感じるのですが、この方法だと、ほどよく水分が抜けるのか、ホクホクという言葉がぴったり! 甘さもレンジでチンしたものよりも、際立っているような感じです。皮に付いた塩気もいいアクセントになっています。塩水に漬けた効果が出ていると思いました。

うちのオーブンの場合、70度で45分の加熱では、しっかり火が通りませんでした。もしかしたら、テロップが170度の間違い?それとも加熱時間が1時間45分の間違い? 私のやり方が悪かったのでしょうか?オーブンがボロだったのか?? 謎が残りますが、それでもおいしい焼き芋が完成したので満足です。

次回作るときは、うちのオーブンでは、110度で1時間40分で作りたいと思います。

なお後日、今回の結果を踏まえて再度挑戦したレシピも公開しています→焼き芋は温度がポイント! 古オーブンでもできた美味しい焼き芋の作り方

※オーブンの機種やさつまいもの品種などによって、加熱時間などは変わってくると思います。参考程度にお読みくださいね。

まとめ

塩水に漬けておくのも、低温で焼きあげるのも、どちらもそれほど手間がかかりませんでした。さつまいもが美味しい季節、大学いもやてんぷらもいいですが、おやつに焼き芋もいいですね。子供が「いもほり」で持ち帰ってきたさつまいもの消費にもおすすめです。

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