バレンタインに!ダイソーとセリアのココアクッキーを作り比べ!

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バレンタインに手作りのお菓子を作りたい! でも難しそうだし、材料をいろいろ集めるのも大変そう……。そう思ってる人の強い味方が、簡単に作れてあらかじめ材料がセットになっている「手作りお菓子のキット」。今は100円ショップでもいろいろなお菓子のキットが販売されていますよね。

先日、ダイソーとセリアをパトロールしていると、「ココアクッキーミックス粉」のキットを発見! 「どう違うの??」と気になりました。

100円といえど、どうせだったら、おいしいものの方をプレゼントしたい!ということで、早速お菓子作りをスタート! ダイソーとセリアのココアクッキーの違いを比べてみようと思います

Contents

ダイソーとセリアのココアクッキーミックス粉

ダイソーとセリアのココアクッキーミックス粉。カラフルなダイソーのパッケージと比べ、セリアはシックでちょっとお姉さんっぽい雰囲気です

粉の中身を見ることができるのはセリアの方ですね。色はうっすらと薄い茶色です。ダイソーの方は「型抜きクッキー」、セリアは「アイスボックスクッキー」の写真になっていますが、どちらも型抜き・アイスボックスの作り方ができるようです。

パッケージの裏を見てみましょう。原材料、販売者、内容量と若干の差はあるものの、それほど大きな違いはないように思います。

こちらがダイソーのココアクッキーミックス粉です。ドウシシャ製

こちらはセリア。私の台所製で、原材料には食塩が入っています

両方の違いを表にしてまとめてみたのがこちらです。

 
ダイソー セリア
原材料 小麦粉、砂糖、ココアパウダー 小麦粉、砂糖、ココアパウダー、食塩
用意する材料 卵黄1個、バター45g 卵黄1個、バター40g
内容量 120g 100g
一度に作れる量 直径5センチが約12個 直径4センチが約15個
販売者 ドウシシャ 私の台所

ほぼ原材料は同じですが、セリアの方が食塩が少し入ってるようです。内容量も、ダイソーは120g、セリアは100gと、セリアの方が少なめですね。作れるクッキーの数は、ダイソーは直径5センチが約12個、セリアは直径4センチが約15個。まあ、だいたい直径4~5センチのものが、12~15枚くらい作れるということでしょうか。

キットを作っている会社は、ダイソーは「ドウシシャ」、セリアは「私の台所」。ドウシシャ、うちが持ってるかき氷器はドウシシャ製だし、ミニミニ扇風機もそうです。家電の会社とばかり思っていたら、食品も作ってるのですね。フーム。

セリアは「私の台所」製。私の台所って、これまで知らなかったのですが、さまざまな手作りお菓子の材料などを作っている会社なんですね。

公式サイトの商品一例を見ると、確かにスーパーの製菓材料のコーナーで見かけたものがあります。専門会社が作っているキットなら、おいしいものが作れそうですね。期待できそうです。

ダイソーとセリアのココアクッキーを作ってみる

材料と作り方はほぼ同じなので、同時進行で作っていくことにします。

1.無塩バター(製菓用マーガリン)を泡立て器でクリーム状にする

今回は製菓用マーガリンを使いました。

2.卵黄を入れてさらによく混ぜる

一般的なクッキーの作り方だと、バターと砂糖をすり混ぜてから卵を入れるのですが、キットだといきなり卵黄を入れてしまうのですね。この時の状態は、両方ともそれほど変わりません。

3.ミックス粉を入れる

次にミックス粉を入れます。ミックス粉の色は、若干、ダイソーの方が薄いですね。

どちらも、生地がまとまるまで混ぜる……とありますが、粉の方が多い印象で、なかなか固形になりません。果たしてコレ、ちゃんとひとまとまりになるの…?? 牛乳とか足した方がいいんじゃないか、なんて余計な考えが頭をよぎりますが、そのままゴムベラでこねていきます。

なかなか固形になりません

すると、おお、だんだんと両方ともそぼろ状になってきました! よかった!焦って牛乳など入れていたら、生地がベトベトになるところでした。この段階で、明らかに2つのキットに違いが! セリアの方が色が濃いです。

こちらがダイソーです

こちらがセリア。色が濃いです。

そぼろ状になってきたので、手でひとまとめにしました。セリアの方が少し生地が柔らかいです。

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左がダイソー、右がセリアです。この大ざっぱなまとめ方、さすがO型……いやいや、私はA型だった!

生地の半分にアーモンドダイスを混ぜてみました。型抜きするのが面倒なので、作りやすいアイスボックスクッキーにすることにします。両方とも直径4センチくらいの棒状にして、冷蔵庫で30分ほど休ませました。

4.30分後、生地を幅5~7ミリに切ります。天パンに並べます。

こうしてみると、色の違いが一目瞭然ですね。上の方がダイソー、下がセリアですよ!

ダイソー、セリアとも、アーモンドを入れない状態のものがが8つ、アーモンドを入れたものが8つ、計16個できました

5.オーブンで焼きます。

ダイソーでは「180度で10~12分」、セリアでは「180度で15~20分」と差があります。が、以前にテレビの「ためしてガッテン」のクッキーレシピで、150度で約20分という温度設定がとてもよかったので両方ともその温度設定で焼いてみたいと思います。

6.完成

20分後、焼き上がりました。ダイソー・セリアとも、ココアクッキーミックス粉のパッケージにある「仕上がりイメージ」の写真と相違ありません。

焼きあがったばかりは、両方ともやわらかめで、指で押すとあとが付くほどです。セリアの方が色が濃く、ダイソーは薄いですね(何度もしつこいですが)。

セリアは色が黒いので、焦げ目がついているかわからないのですが、ダイソーの方はうっすらと焼き目が確認できました。しばしお皿やケーキクーラーなどの上で冷ましているうちに、水分が飛び固くなってきましたよ。

ダイソーとセリアのココアクッキー、それぞれの味は?

さて、いよいよ実食です。最近の100円商品はレベルが高いので、そんなに悪いものではないだろうと思いつつ、「でも100円だしな……」と一抹の不安も。

ダイソーとセリア、この2つにはどのような味の違いがあるのか、大人代表(私)のほか、中学生代表(長男)、小学生代表(チビ)の意見も聞いてみましょう!

左がセリア、右がダイソーのキットで作ったクッキーです

ダイソー

うん! これは普通のオーソドックスでプレーン、かつスタンダードで一般的、鉄板かつ定番のココアクッキーですね。

時々、安いクッキーを買うと、香りも甘さも強烈なものがあったりしますが、これはほどほどの甘さで、妙な香りもしません。サクサクとした口当たりでおいしい! 手作りクッキーとしてプレゼントしても、全然問題ないレベルです。

長男は「うん、うまい」とそれだけ。はい、あまりベラベラとむだなことはしゃべらない年頃なのです。チビは「おいしい!〇〇屋(近所のパン屋)で売ってる手作りクッキーみたい!」でした。

セリア

さて、続いてセリアです。

これは! ダイソーよりもビター感が感じられるクッキーです! ビターチョコが好きな私はこちらが好みかも。ほんのりとした苦みがいい印象。甘さはやや控えめ。サクサク感もしっかりあります。アーモンドを入れた方は食感のアクセントもあってよりおいしく感じます。

長男は「うん、うまい。甘さ控えめに感じるけど、俺はこっちの方が好き。」 ほう、苦みがわかるようになったか!チビも「おいしい! どっちもおいしくて決められない~!」

それぞれ好みもあると思いますが、小さい子にはダイソー、ちょっと年齢が高くなったらセリア、という感じでもいいかもしれません。

私個人の感想ですが、セリアは色が濃いめなので、プレーンな白いクッキー生地に合わせてマーブルクッキーにしたり、市松模様のクッキーにしたら、色がくっきりと映えるような気がしました。

型抜きクッキーにする場合は、ダイソーの方が作りやすいかもしれません。なぜかというと、セリアの方が生地が柔らかいんですよ。その分、うち粉をやや多めにしたり、生地がダレたら冷蔵庫に入れる、などの工程を繰り返す必要があるかもしれないと思いました。

■2つのココアクッキーの印象を下にまとめてみました。

  • ビター感ある大人向けのクッキーを作りたいならセリア
  • 定番で無難な線を狙いたいならダイソー
  • 型抜きクッキーを作りたいなら、生地が固めで扱いやすいダイソー
  • 白い生地と合わせて渦巻きや市松模様にしたいなら、色見がきれいなセリア

■実際に作ってみての比較です

 
ダイソー セリア
1回で作れた量 直径4センチ 16個 直径4センチ 16個
甘さ やや強め 控えめ
チョコ感 控えめ ビター感が強め
調理時間 1時間(生地作り10分・寝かせる時間30分・焼き上げ20分) 1時間(生地作り10分・寝かせる時間30分・焼き上げ20分)

ダイソー・セリアのココアクッキー、プレゼントにするなら?

さて、実際にできたクッキーですが、ダイソー、セリアとも、それぞれ直径4センチのものが16個できました。

ラッピングするとしたら、

  • 4個入りにするなら4人分
  • 3個入りにするなら5人分
  • 5個入りにするなら3人分

となりますね。

ちなみに、5個入りにした場合は、こんな感じになります。

右側はパラフィンペーパーで包んだもの

左側の袋は、横12センチ、縦18センチのものです。3個入りにするならば、もう一回り小さなサイズの袋でもよさそうですよ。

まとめ

今回、初めてクッキーのミックス粉を使ったのですが、これ、とても便利ですね! 無精者の私は、薄力粉や砂糖を計量するのがちょっと面倒だったのですが、ミックス粉を使えば粉類の計量の手間もありません

また、クッキーって生地をこねすぎると、焼き上げたら固くなるなんてこともあるのですが、それもなくサクサクな仕上がり。難しいテクニックも不要で、簡単に作ることができました。

これなら、小学生低学年でも、大人がそばで見ていれば問題なくできるし、高学年になればもう一人でサクッとできそうですよ。「バレンタインのお菓子を手作りしたい!」と子どもが言い出したとき、ぜひ検討してみてくださいね。

※オーブンの操作は大人がしっかりチェックしてあげてくださいね

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