ダイソーのココアパウダー全3種、量から使い心地まで徹底比較してみた!

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バレンタインデーやクリスマスなどのイベントが近づくと、100円ショップの製菓用品コーナーには、色とりどりのラッピング用品や手作りお菓子用の材料がたくさん

その充実ぶりときたら、手作り好きな人におなじみのCUOKAや富澤商店に匹敵するほど(…って言いすぎ?)で、「こんなものまで100均に!」と驚いてしまいますよね。

先日、ダイソーをパトロールしていたら、チョコのお菓子作りでよく使うココアパウダーだけでも、

  • ココアパウダー
  • ブラックココアパウダー
  • 溶けないココアパウダー

の3種類を発見しました!

具体的にどのような差があるのか気になりますね。そこで早速、3品をGET!それぞれの違いを比較してみたいと思います。

100円ショップパトロールが趣味な私ですが、前々から気になっていたのが、製菓コーナーに並んでいる「抹茶パウダー」。 製菓用品の専門店で...

ダイソーのココアは3種類

画像左から、「ブラックココアパウダー」「ココアパウダー」「溶けないココアパウダー」。製菓コーナーで3種類並んで販売されていたので、探すときも発見しやすいと思います^^ それでは、早速ひとつずつ紹介していきますね。

ココアパウダー

一般的なココアパウダー(100%純ココア。原材料はカカオ豆のみ)。色は濃い茶色で砂糖は入っていません。パッケージには、お菓子作りのほかに、ドリンクなど幅広く利用できると明記されています。お菓子作りで余ったら、ココアとして飲むのもいいですね。

内容量は1袋30グラム。クッキーやケーキをココア風味にしたい場合、小麦粉生地の10~20%をココアに置き換えるので、1袋用意しておけば、小麦粉を150~300グラム使うお菓子に使えそうです。

税込108円で30グラムは高いの?安いの?と気になるところですね。近所のスーパーでは、「森永 純ココア」(110グラム)が税込352円でした。計算してみると、ダイソーだと10グラム36円、スーパーの純ココアは10グラム32円。個人的な意見ですが、あまり差はない気がします

原産国はオランダでした。オランダといったら、ココアで有名な「バン・ホーテン」がある国ではないですか!それだけに期待も高まります。販売者はドウシシャです。

パッケージを開けてみると……


おなじみの純ココアの色。粒子も細かくて軽く、お皿に入れておくと、少しの風でふわっとココアが舞ってしまいます。

味はというと、ココアの風味と苦みが強い印象です。良くも悪くも、期待を裏切らない一般的な純ココアの味でした。私は普段、森永の純ココアを使うのですが、それと比べても差はあまり感じませんでしたよ(あくまで私個人の意見です^^)

ブラックココアパウダー

お次はブラックココアパウダー。パッケージには、焼き菓子で、黒さを際立たせるときなどに便利に使えると書いてあります。原材料はカカオ豆100%。原産国はアメリカで、販売者はドウシシャです。

内容量は20グラムでした。ココアパウダーよりも少なめですね。

袋を開けてみました。


色が濃く、黒に近いです。知らないでお皿にのせて置いたら、竹炭パウダーと間違える人もいるのでは?と思うくらい黒い。粒子はココアパウダーと同様に細かく、指でつまんでもジャリジャリしません。

味はどうでしょうか。ほんの少し口に入れてみると、あれれ?ココアの風味があまりしません。ん?そして、はるか遠くから酸味がやってくる感じ。ココア(チョコ)だと思ってこのパウダーを口にすると、あれっ?と違和感を感じるかもしれません。

溶けないココアパウダー

商品名からして気になる「溶けないココアパウダー」。パッケージには、油や水に強いので、デコレーションなどがきれいにできると書かれています。

こちらの内容量は20グラムでした。ダイソーのココアパウダーは30グラムだったので、それよりも少ないですね。富澤商店では、同様の商品が80グラム税込298円で販売されています。コスパ的には富澤商店の方が安いですが、少量使うのであれば、ダイソーでも十分な気がします。

原材料の欄を見ると、ココアパウダーのほか、乳化剤が使われているようです。販売はドウシシャでした。

早速、パッケージを開封してみると……


色は茶色ですがココアパウダーより若干薄いです(画像がわかりにくくてごめんなさい!)。よくある調整ココアのように白っぽいのですが、砂糖は入っていません。

やはり他のココアパウダー同様に粒子は細かく、計量のためにとオーブンペーパーの上に置いておいたら、ちょっとした風でふわっとココアが舞ってしまいました。

味はココアパウダーより風味も苦みも少し弱めな印象です。しかしブラックココアパウダーのような酸味は感じられません。「溶けない」という加工のためか、他のココアパウダーより少しだけ、舌の先に残る感じがしました。

ダイソーのココア3種、仕上がりの違いは?

それでは実際にお菓子作りで使ってみて、その違いを比べてみましょう。

今回は

  • 「ココアボール」
  • 「ティラミス」
  • 「クッキー」

の3つのお菓子で検証してみました。

ココアボール

丸めたカステラ生地にココアパウダーをまぶした「ココアボール」。トリュフや生チョコを作るとき、最後にココアパウダーをまぶして仕上げますが、それと同じイメージです。

左から、「ココアパウダー」「ブラックココアパウダー」「溶けないココアパウダー」を使用したもの

一番違和感がなく、おいしそうに感じられるのは「ココアパウダー」のような気がしました。「ブラックココアパウダー」は黒すぎるし、逆に「溶けないココアパウダー」は白すぎるし、個人的には、どちらもあまりおいしそうに見えませんでした。

子供たちに見せたところ、ブラックココアパウダーをまぶしたものは「何コレ?失敗したの?」と言われてしまいました。どうやら、焦げて真っ黒になってしまった失敗作に見えたようです。

肝心の味についてです。ブラックココアは粉だけ舐めると若干酸味が感じられましたが、こうしてお菓子にまぶした状態で食べると、酸味は全く感じられませんでした。ただ、やっぱりカカオの風味が弱めなので、パンチに欠ける気がしました。

風味を生かしたい生チョコやトリュフなどの場合、「ココアパウダー」がおすすめです。

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ティラミス

画面左上から時計回りに、「ココアパウダー」「ブラックココアパウダー」「溶けないココアパウダー」をトッピングしたもの

これまた、並べてみると色見の違いが一目瞭然ですね。白っぽいティラミス生地と一番相性がよく、おいしそうに見えるのは、やはり「ココアパウダー」のような気がします。

ティラミスは水分が多いので、パウダーをふりかけて時間が経ったら、パウダーが水分を含んで状態が変わってくるかもしれません。もしかしたら水分に強い「溶けないココアパウダー」の本領発揮かも!? なんて期待を込めて、そのままの状態で冷蔵庫に保存してみました。

冷蔵庫に置いて、6時間後の状態です。

左から「ココアパウダー」「ブラックココアパウダー」「溶けないココアパウダー」

普通のココアパウダーは、グラスに接するふちの部分が多少水分含んでいます。少しだけまだらっぽく見えますね。でも、ビショビショになるかと思いきや、想像以上に、きれいな状態を保っていてびっくり。

溶けないココアパウダーは、うん!さすが期待通り、ふわふわとしたパウダー状で作り立ての状態を保っています。色の変化もなくきれいです。

さて、とても気になるのがブラックココアパウダー……。

パウダーの周囲が何だか黒ずんでる……。

そして中央の部分だけが明るい色になっているんです。これはなぜ……??

あくまでも推測ですが、グラスの内側についた水分が、パウダーに少しずつしみ込んだのではないかと思うのです。冷蔵庫に保存している段階で、ティラミスの水分が蒸発し、グラス内側に付いていたんですね。

それが徐々にブラックココアパウダーにしみて、色が濃くなったのではないかな……??あくまでも推測ですが、ティラミスの場合、ブラックココアパウダーはあまり向いていないような気がします。

クッキー

生地に練りこむココアパウダーの量が全体的に少なかったせいか(生地全体の8%。通常は10~20%入れるといいようです)、全体的に色が薄くなってしまいました。それでも差は歴然! ブラックココアは焼き上がりの色が他のココアと違いますね!黒さが際立っています。

もう少しココアの量を増やせば、以前の記事で紹介した「ダイソーとセリアのココアクッキー作り比べ」のセリアのクッキーのように、より黒さが際立つクッキーになると思いました。

溶けないココアパウダー(右端)は色はあまり薄くなりませんでした。しかし、他の生地と同じように練りこんだはずが、若干、色見がまだらになっています。もしかしたら、生地の中の油分(バター)とうまくなじまなかったためかもしれません。

食べてみての感想ですが、カカオの風味が強く「ココアクッキーを食べている!」と実感できるのは「ココアパウダー」でした。ブラックココアパウダーはココアの風味が控えめなように感じます。

■POINT
・ココアボール、ティラミス、クッキーとも、「溶けないココアパウダー」は仕上がりが若干明るくなる
・「ブラックココアパウダー」は焼き菓子向き
・ティラミスに「溶けないココアパウダー」を使うと、作って5~6時間後でも、見た目があまり変わらない

溶けないココアパウダーは本当に溶けないの?

ここまで試してみた段階で、私はちょっと「溶けないココアパウダー」に意地悪をしてみたくなりました。「溶けない」と堂々と書かれているけど、本当に溶けないのでしょうか?

パッケージには「トッピングに適している」とありますが、ここはあえて、水分たっぷり(油分も少し)の牛乳に混ぜ、ドリンク(ホットココア)にしてみましょう。

ホットココアの作り方は、本来は、小鍋にココアと牛乳を入れ、火を入れながら練って仕上げるのですが、今回はレンジで加熱した牛乳と砂糖を少しずつココアと混ぜていきます。

少量の牛乳を入れた状態です。

ココアパウダーを使用した状態

ブラックココアパウダーを使用した場合

ココアパウダー、ブラックココアパウダーとも、きれいに牛乳と混ざっていきます。では、「溶けないココアパウダー」はどうでしょうか。

かき混ぜましたが、ダマダマがいっぱい残ります

うん、根性のあるココアパウダーが果敢にも牛乳と戦う様が見えます。スプーンには牛乳と混ざらないダマダマがいっぱい。「混ざるもんか!」というココアたちの声が聞こえてくるようです。

「溶けないココアパウダー」確かに溶けにくいのですが、上記の画像をみてもわかる通り、一部は水分と混じっています。全く水分に溶けないというわけではないので、「溶けないから大丈夫!」と過信しすぎないよう注意、というところでしょうか。

■POINT
・「溶けないココアパウダーは」決して水分に溶けないわけではない。
・水分の多いドリンクに使うのは不向き。やっぱりトッピング向き?

ダイソー3種類のココアパウダーのまとめ

ダイソーで入手できる3種類のココアパウダーの違いを表にまとめてみました。

■ダイソー3種類のココアパウダーまとめ

 
ココアパウダー ブラックココアパウダー 溶けないココアパウダー
濃い茶色 黒に近い茶色 茶色
適しているお菓子 クッキーなどの焼き菓子、ドリンクなど。トッピングも水分多めでなければ数時間持つ 焼き菓子。見た目からトッピングには不向き? お菓子のトッピング。練りこみは不向き?
カカオの風味 強い 弱い 普通
30グラム 20グラム 20グラム

まとめ

3種類試してみて感じたこととしては、「ココアパウダー」はオールマイティーだということ。

水分がやや多めのティラミスでも心配していたほど状態が崩れませんでした。お菓子が含む水分の量にもよりますが、作って5~6時間後に食べるのであれば、溶けないココアパウダーではなく、普通のココアパウダーでもいいような気がしました。

ただし、水分たっぷりの生クリームデコの場合は、念のため溶けないココアパウダーを使った方がいいかもしれません。

ブラックココアパウダーはココアの風味は控えめですが、インパクトある黒い焼き菓子を作るのにぴったり。大人向けのココアのお菓子を作るときに使うといいかもと思いました。

普通のココアパウダーは常備しておけば、お菓子はもちろん、ホットココアを作るときにも使えるし、カレーのかくし味にも使えます。あれこれ用意するのは面倒、という人は、「ココアパウダー」だけでも十分やりくりできるのでは?と思いました。

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