子供のお正月のお楽しみ「お年玉」。市販のお年玉袋(ポチ袋)もいいですが、折り紙を使って手作りするのもおすすめです。
これまで、「みかん」「富士山」「いのしし」のお年玉袋の作り方を紹介してきましたが、今回は従来のお年玉袋に近い長方形のポチ袋の作り方をご紹介します。
「折り紙」を使った簡単な手作りお年玉袋の作り方とは
こちらもどうぞ→お年玉袋を手作りで。折り紙を使って簡単に作る方法 – 「みかん」
動物やくだものの形もかわいいのですが、少し年齢が高くなると、「ちょっと幼稚っぽい…」と感じる子供もいるでしょう。今回ご紹介するのは、少し年齢が高めの子供に向けたお年玉袋です。
<材料>
・折り紙
何色でもOKです。単色でもいいですが、裏と表の両方に色が付いているものや、千代紙、かわいい柄がプリントされた折り紙もいいですね。
<作り方>
1.画像のように折って折り紙に折り線を付けて広げます。
2.中心の線に向かって、画像のように二辺を折ります。
3.裏に返します。
4.画像のように谷折りにします。
5.もう片方も同じように折ります。
6.表の二等辺三角形の頂点(★)を、画像のようにふちに合わせます。
7.画像のように、谷折りにします。
8.もう片方も同様に折ります。
9.裏に返します。上下をお札が入る大きさに折ります。
スポンサーリンク
10.お年玉袋の完成です。
お年玉袋の大きさは1000円札を三つ折りにしたものがギリギリ入るサイズです。
使う折り紙の色によって印象が変わります。赤い色を使うと、「大入袋」のようで、おめでたい雰囲気がしますね。表面にシールなどを貼るとおしゃれな雰囲気になります。
【注意】
裏側ですが、渡すときは折り紙の折り目に注意です。お正月のお年玉はおめでたい時なので、「慶びを受ける」という意味で折り目は上向きにします。上側の折り目を下向きにすると、「悲しみを流す」の意味で、不祝儀の時の使い方になります。
折り紙で作ったお年玉袋の注意点
折り紙を使ったお年玉袋は簡単にできて、市販のお年玉袋と差別化できるという嬉しいメリットもあるのですが、事情を知らない大人がパッと見たら「単なる折り紙」としか認識されない……というデメリットもあります。
お正月は親せきが集まることが多いですよね。普段は会えない親せきと話したり騒いでいるうちに、せっかくもらったのにお年玉をしまい忘れてしまうことも。
普通のお年玉袋なら、「なんだ、こんなところにお年玉を置きっぱなしにして」と気づいてくれることが多いのですが、折り紙で作ったお年玉袋の場合、お年玉と気づかれず、最悪、ゴミと間違えられてしまうことだって考えられます。
「これはお年玉だから」と念を押しておいても、お正月は集まる人数も多いのでついつい聞き忘れたり、いい気分で酔っぱらった大人は、忘れてしまうことも考えられますよね。
お年玉を渡したら、きちんとしまったことを確認したり、お年玉袋の表面に大きく「お年玉」と分かるような工夫をすることも、場合によっては必要かもしれません。
まとめ
これまでの子供向けのお年玉袋と比べ、ちょっと大人向きのお年玉袋です。子供へのお年玉袋として使うだけでなく、ちょっとしたお礼のお手紙を入れて渡すのにもいいかも。
折り紙の色によって、男の子向き・女の子向きと変化も付けられるし、きょうだいそれぞれに渡す分のお年玉袋を色分けしておけば、間違えることもなさそうです。
関連記事はこちら
お年玉袋を手作りで。折り紙を使って簡単に作る方法 – 「富士山」
お年玉袋を手作りで。折り紙を使って簡単に作る方法 – 「みかん」
お年玉袋を手作りで。折り紙を使って簡単に作る方法 – 「いのしし」
スポンサーリンク