好きな布を使って手作りマスクを作りたいけれど、「型紙がない!」と断念している人もいるのでは?
ネットでマスクの型紙を配布しているサイトもありますが
ダウンロードできなかったり、うまく印刷できないというケースもあるはず。
そこで今回は、たぶんどこの家にもある「ご飯茶碗」を型紙代わりに使って、手作りマスクを作る方法をご紹介します。
「え?お茶碗?冗談でしょ?」
「タイプミス?」
なんて声も聞こえてきそうですが、はい!冗談でもダジャレでもジョークでもなくタイプミスでもなく、まさにごはんをよそうお茶碗ですよ~!
まずはどんな方法か、チェックしてみてくださいね。
Contents
お茶碗を型紙代わりにして作ることができるマスクとは
最初に、「茶碗を型紙代わりにしてどんなマスクができるんだ?」と思う人のために、実際に作ったマスクをご紹介します。はい、ドン!
もういっちょ、ドン!
至って普通のマスクです。「いくら型紙なしで簡単だからといって、トンデモマスクなら勘弁だわ~」なんて懐疑的だった人も、この画像を見て安心したのではないでしょうか。
このマスクには、直径12㎝のお茶碗を使っています。大きさというと、普通サイズの使い捨てマスクとほぼ同じです。
型紙代わりに使うのは茶碗と定規
さて、どんなものができるのかわかったところで、実際にどのようにして型紙代わりに使うのか紹介していきましょう!
使う材料は、茶碗と定規。茶碗は、たぶんどこの家庭にもあると思われる直径12㎝のものを使用しています。
この直径12㎝というサイズ、わが家では茶碗のほかにもお味噌汁を入れるおわんにもありました。
さて、何がどうして茶碗から型紙?「ひょうたんから駒」「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいに、一見突拍子もないように感じますが、下の図を見ればその理由が分かると思います。お茶碗の縁の「円」を、マスクの形に流用してるんです(青ができあがり線です)。
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デジタル図表でなく手書きってところがショボく、しかも鉛筆使用ってところが昭和感満載なのですが、このへんは「手作りのぬくもりがある」「レトロ」系のフィルターを脳内でかけて頂き、ご容赦頂ければ幸いです。
お茶碗を使ってどのようにマスクを作るのか?
実際に、お茶碗を使ってどのようにマスクを作るのかご紹介します。
材料
- 表地・裏地用の生地
- マスクゴム(もしくは4コールのゴムひも)
布に裁断用の線を書く
布を中表にして2つに折ります。その上に茶碗を伏せて置き、縁に沿ってチャコペンで〇を描きます。
描いた〇をベースに、マスクの形を描いていきます。もう一回、図を載せますね。
描き方としては…
- 円の中心に印をつける(▲の部分)
- 円を、大根のいちょう切りのように四分割する。
- 縦の線を描く(●の部分)
- 円から飛び出た部分、円の内側の部分に印をつける(★の部分)
- それぞれの点をつなぐように、フリーハンドでマスクの形状を描く(青い線)
と、文字で書くと何だか難しそうですが、実際は片手でおせんべいをボリボリかじり、鼻歌を歌いながら描けるほど非常に簡単です。多少、線がたわんでも大丈夫。案外、縫って立体的にすると、線のゆがみなど気にならないもの。
こうして描いた線はできあがりの大きさなので、縫い代分をプラスしてはさみで生地をカットします。縫い代は、私は1㎝(表地の両端 ※ゴムをかける部分 は2㎝)取っています。
マスクの具体的な作り方は、下記で紹介しているのでよければこちらもどうぞ。
紙に書いて型紙として使うという方法も
布に直接書いて型取りをする方法のほか、紙に書いて切り取り、型紙として使うという方法もあります。
「まずは一枚、手作りマスクを作ってみようか」なんて思い立った時は布に直接描いて作ってもいいですが、マスクを量産したい場合は、型紙があればすぐに裁断できるので便利ですよ。
また、お茶碗でなくても、コンパスなどを使って〇を描き、そこから型紙を作ってもいいかもしれないですね。円の大きさを変えれば、お人形用のマスクとか(作る人いるのかな?)、小顔の子ども用のマスクなど、応用範囲が広がりそうです。
まとめ
マスクの型紙がない人に向け、茶碗を型紙代わりにして使う方法をご紹介しました。マスクは一度作り方を覚えると、ハマってしまう人も多いようです。型紙がないからと諦めてしまうのはもったいない!
食器棚をチェックして、ちょうどいい大きさのお茶碗があったら、ぜひ手作りマスクを作ってみてくださいね。
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