夏用ひんやりマスクの作り方!100均冷感素材で簡単にクールマスク

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新型コロナウイルス対策として、手放せなくなったマスク。顔の約半分を覆うだけあって、暑い時期になると「蒸れ」が気になる人も多いはず。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
夏用のひんやりマスクなども売っているよね
身近な材料を使って、自分で作ることができれば経済的だなあ
Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

そこで今回は、100円ショップで販売されている材料を使って作る「夏用マスク」の作り方をご紹介します。

実際に使ってみての使い心地についてもまとめたので、よければご覧くださいね。

Contents

使った100均の冷感素材はこの2つ!

100円ショップには、ひんやりした感触が得られるさまざまな商品がありますね。例えば、接触冷感の生地を使った枕カバーやクッションカバー、クールタオルなど。

そのような商品の中から、今回私が選んだのは、100円ショップのダイソーで販売している「冷感ブランケット(300円商品)」と「ネックカバー」です。

「冷感ブランケット(300円商品)」

表はツルツルとした感触で、裏はパイル地のような凸凹があります。表の生地に触るとひんやりしますが、裏はほとんど冷たさは感じません。タオルのような感じ?

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
ブルーの生地は見ているだけで涼しそう
素材…表地:ポリエステル50% ナイロン50% 裏地:ポリエステル100%
サイズ60㎝×80㎝

ふつうサイズのマスクを作る場合、切り方によって差は出てくると思いますが、6つ作ることができるサイズです。

「ネックカバー」

輪っか状になっていて、首に巻いて日焼けを防止するネックカバー。とても薄い生地で、手のひらに置くと、指が透けて見えるほどです。

「COOL MAX(クールマックス)」という、いかにも”涼しさアピール”のロゴが付いています。が、触れてみたものの、300円商品の冷感ブランケットを触ったときのようなひんやり感はありません。

調べてみるとこの「COOL MAX(クールマックス)」、吸湿速乾素材であるのだそう。汗などの水分を素早く吸い上げて蒸散するので、常にドライな着心地が保たれるという特徴があるのだとか。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
マスクのムレなど気にせず使えそう
サイズ…24cm×18㎝(輪の状態。切り開いて1枚の布にすると48×36cm)

普通サイズのマスクを作るのであれば、ギリギリ2つ作れるといったところです。

ひんやりマスクの作り方

さっそく、ブランケットとネックカバーを使ってマスクを作ってみましょう! 用意するのは下記の通りです。

■マスク1枚分の材料

  • (裏地用に)冷感ブランケット またはネックカバー
  • (表生地用に) 綿や麻など吸湿性に優れた生地
  • マスク用ゴム または4コールのゴムひも
おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
顔に当たる部分の方に冷感生地を使うよ

布をカットする

生地を中表にして半分に折りたたみ、マスクの型紙を使って布をカットします。表生地・裏生地それぞれ2枚作ります。

中表にして表生地、裏生地をそれぞれ縫う

表生地2枚・裏生地2枚をそれぞれ中表にして、鼻に当たる大きいカーブの方から縫っていきます。

今回はちくちくと手縫い(並縫い)で作りましたが、ミシンを使った方が見栄えがいいかもしれませんね

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■POINT!
縫い終わったあと、縫いしろを割ってアイロンをかけると仕上がりがきれいです。でも生地によって熱に弱いものもあるので、洗濯表示で事前にチェックするのをおすすめ。今回は、表生地に使う綿素材だけ、アイロンをかけました^^

表生地と裏生地を中表にして合わせる

続いて、表生地と裏生地を中表にして合わせ、上下を縫います。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
表生地・裏生地の中心を、最初にマチ針などでしっかり合わせてから縫うと、中心がずれにくいので仕上がりがきれいだよ

マスクを表に返す

マスクを表に返して形を整えます。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
だんだんマスクの形になってきた~!

両端を縫う

両端を三つ折り(1㎝、1㎝、5mm)にして縫います。マスクのゴムを通すので、その太さを考慮して縫っていってくださいね。その後、ゴムを通します。

■POINT
ゴム通しがない場合、ヘアピンでも代用できます。ヘアピンの中心の膨らんでいるところにゴムを通して、ゴム通しのように使います。

完成!

完成しました!

「ブランケット」を使った方は、見た目も涼やか!手で触れてみるだけでひんやりと心地いいです。

「ネックカバー」を使った方は、見た目が黒なのでちょっと暑苦しさを感じなくはないですが、シックな色は男性も抵抗なく使えそう

クール素材を使って作ったマスクの使い心地は?

できあがったクール素材のマスクをさっそく使ってみました!

この日の室温は27度。屋外に出ると汗ばむ天気です。室内だけでなく、外に出たりとそれぞれ約2時間ずつ使用してみました。

最初に試したのはブランケットの生地を使った方です。付けるとひんやり!

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
シャリシャリした感触が気持ちいい!
でも、ひんやり感はずっと続くというわけでないね……
おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

冷たさを感じたのは当たり前ですが、ほんの一瞬でした。でも普通の生地を使った時のような「生ぬるさ」は感じません。サラサラした感触は長続きするので、汗などのべたつきは特に感じなかったです。

周囲に人がいない、もしくは十分な距離を取っていることを確かめて一度マスクを外し、再び装着すると再び冷たさが回復します(これまた一瞬ですが…^^;)

続いて、ネックカバーの生地を使った方です。付けても特にひんやり感はなく、普通の布マスクと感触はほぼ同じです。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
冷たさを期待して使うと、ちょっと…というかかなりがっかり

ひんやりは感じないもののこのマスク、長時間使うとかなり快適であることがわかりました。長く着用していると気になるムレがなく、サラサラとした感じです。肌にぺったり張り付く不快な感触もありません。

ブランケット生地を使ったマスクは厚みがあるのに対し、こちらは薄いので使い心地も軽やかです。

ブランケットとネックカバーの両方の冷感素材を使って、マスクを作ってみた個人的な感想ですが、

  • ひんやりマスクを量産したいなら、布が大きいブランケットタイプ
  • 少しでもひんやり感が欲しいなら、ブランケットタイプ
  • サラサラした感触を求めるなら、ネックカバー
  • 軽やかな使い心地がいいならネックカバー

といったところでしょうか。とりあえず1枚作ってみようかな、といった場合はネックカバー、家族の分も作りたいという場合はブランケットタイプといった使い分けをしてもいいと思います。

まとめ

ムレにくくちょっとひんやりした感触の100円素材使用のひんやりマスク。一般的な布マスクと比べ、ものすごい差があるという訳ではないですが、夏用としてストックしておくと便利だと思いました。

手縫いでも慣れれば30分ほどで作ることができるので、ちょっとした時間を見つけて作ってみてはいかがでしょうか。

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