5年日記を続けるコツとは?続かない人こそ3年日記・5年日記がおすすめ

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日記を書き始めようかな……と考えたとき、心の中に最初に湧き出てくる気持ちは何でしょうか? 「よし!頑張るぞー」という前向きな気分でしょうか、「かわいい日記帳ないかなー」でしょうか。

飽きやすい私の場合、何といっても「途中で挫折しないかな?」でした。そんな私ですが、なんと5年間日記を書き続けています。今回は飽きやすい人にこそおすすめの5年日記についてご紹介します。

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連用日記の魅力とは?

5年間日記を書き続けているというと「よく続くね」「根気あるんだね」などと言われますが、私ときたら夏休みのラジオ体操は数日のみ、やると決めたウォーキングも2日でやめ、英語を勉強しようとイングリッシュアドベンチャーに申し込んだはいいものの、1週間で放置した根性なしの持ち主です。

なぜ飽きっぽい私が続いているのか? その理由は、5年日記や3年日記などの「連用日記」の場合、1日分は数行書けばOKであるから。

一般的な日記は1年1冊で、1日分は1ページであることが多いと思うのですが、連用日記は、1冊を数年単位で書き上げるので、1日分はわずか5~7行と少ないんですね。

とはいえ、これを365日、数年間続けるとなると、相当な粘り強さが必要な気がしますよね。1年限定ならまだしも、3年日記なら3年、5年日記なら5年、束縛(?)されるわけですよ。

そんな数年先まで書き続けないとならないなんて!」と、書き始める前からゲンナリしてしまう人もいると思います。ハイ、私も最初はそう感じてました。

でも、5年日記2冊目(8年目)である私が今、実感してるのは、「挫折しがちな人や飽きっぽい人にこそ、3年日記や5年日記などの連用日記はぴったりなんじゃないか?」ということ。今回はその理由を実体験をもとに紹介したいと思います。

実際の使ってみての感想は下記にまとめています。よければこちらもどうぞ。

新しい年や年度を迎えたり、子供が生まれたのをきっかけに、「日記でも書いてみようかな」と思う人もいるのではないでしょうか? 日記...

続かない人にこそ連用日記がおすすめなのは?

何にでも長続きしない人や飽きっぽい人に連用日記がおすすめな理由は「数日書かなくてもOK」「一度やめても、気が向いたらまた再開できる」「書くことが特になくてもOK」「数行でいい」です。

・数日書かなくてもOK
日記って毎日書き続けなければならないというイメージがありますよね。毎日頑張って書き続けようと思っても、疲れてしまったり、忘れたりしてしまい、書けないこともあるわけです。

特に気持ち的に沈んでしまったときや自己嫌悪のとき、トラブルがあったときなどは、1日の最後に日記を書くと、それが思い出されてどよーんとした気分になるんですね。嫌な思いを追体験して1日が終わって、夢の中でもそれを引きずって熟睡できない……みたいな。そういうネガティブな気持ちって数日続き、なかなか日記帳に向かえないこともあります。

そういう時は私は思い切って日記を書くのをやめて、再び気分が上がってきたときに日記に向かうことにしています。こんな時、連用日記はとても便利。

1年~数年後に読み返して、このような空白の日が続いているのを見たとき、「あ、空白が続いてるな、この時は気分落ちてたのかも」なんて思い返すことができるんです。空白のページには何も書かれてなくても、「何かを語っている」わけです。不思議なことに、気分が落ちる時期って毎年けっこう決まっているんですよね。

個人的には、数日どころか、一か月くらいの空白ページがあってもいいんじゃないかなと思います。

ちなみにこれ私の日記の一部です。このように数日抜けてるページがいっぱいあります。

・一度やめても、気が向いたらまた再開できる
これも前項と同じような内容ですが。いろいろあって、サボって空白のページができたりすると、「あ~、書き続けることできなかったなー、ダメなワタシ」なんて考えることもあるんじゃないかと思います。

そのうち、書かない日が「1日」「3日」「一週間」と長くなり、気づくと日記帳は棚の隅に追いやられてしまいます。

数か月後に引き出しや本棚の隅から発掘されたとしても、すでにそれが10月だったりすると、「もう、今年もあと2カ月しかないじゃん。何を今さら」と思う気持ちと、「やっぱり続かなかった」というネガティブな気持ちが襲ってきてしまうんですよ。

でも連用日記の場合、書く期間が3年~5年と長いので、「何を今さら」感が少ないんです。仮に1年間お休みしたとしても、その翌年から書き始めればいい。書いたり、やめたりを繰り返しても、3~5年分が積み重なると、かなりのボリュームになってるはずです。

仮に「月に3日だけ」しか書かなかったとしても、年間で計算すると36日。3年日記なら100日分を超え、5年日記なら180日分にもなります。

180日って、ブログ運営したことある方ならわかると思うのですが、180記事を超すのは大変なことですよね。ゆるく続けても5年間でこれだけの日記が書けるって、すごいことだと思うんですよ。

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・書くことが特になくてもOK
毎日、変化に富んだことがあるわけでなく、平々凡々の繰り返しで、数行の日記ですら書くことがないという時もありますよね。私なんか、畳や雨どいのセールスの電話に出たのと家族以外、だれとも話さなかったってこともありますもん(笑)。そんな時は「特になし」でもOKだと思います。

また、連用日記だと数年前の記録も同じページにあるので、数年前に何をしていたかもすぐわかるんですね。それを読んで「去年の運動会から1年経った、早いなあ」「2年前に健康を考えて買った青汁がまだ残ってるな」なんて感想なども書けるわけですよ。今、見ているドラマや聴いている曲などを書いても、数年後、いい思い出になりますね。

・数行でいい

普通の日記は1日1ページ(中には1/2ページであるものも)であることが多いのですが、毎日、それだけの量の文字を書くのは大変ですよね。なかなかページが埋まらなくて、それがプレッシャーで書き続けるのがしんどくなることもあると思います。

それが、連用日記の場合、1日5~7行くらいでOK。これなら、お昼に何を食べたとか、朝、遅刻しそうだったとか、今読んでいる本のタイトルや、ちょっとした体調の変化などを書くだけで埋まってしまいますよね。

・なんでもあり

私の日記ですが、空白のページもあれば、子供が落書きしてるページもあるし、統一感は全然ないです。一時期は、脳トレのために左手で日記を書いていた時期もあり、ピンク色で日記を書くとラッキーが続くというのを聞いて、試したこともあります(笑)。

今はというと、夜、寝る前にスマホのメモ機能を利用して日記を書いて、それをプリントアウトして貼る、という方法を試しています。

またすぐに飽きてしまって、別の方法になるかもしれませんが……。こうした変化を見返すことができるのも、連用日記ならですね。飽きっぽさを逆手にとれる日記ではないかと思います。

ルーズリーフとバインダーで手軽に書ける

私は5年日記を書いていますが、市販の連用日記ではなく、バインダーとルーズリーフを組み合わせて使っています。初期費用も100円ショップでそろえたので、全部で300円ほど(バインダー1冊、ルーズリーフ100枚入りを2束)。

続けられるか不安だったり、なるべく安く済ませたい人には、ルーズリーフを使うのがおすすめです。

でも、見た目にこだわる人や、書きやすさ(ルーズリーフだと、枚数が多いので、どうしても後半の12月頃のページになると紙がモコモコして書きにくいです)を重視する人は、市販品を使用しても。

私が連用日記を書き始めたころは、3000円~4000円くらいとけっこう高いものが多かったのですが、今はかなり手頃になっていますね。

まとめ

1カ月にわずか3日しかかかなくても、3年後には100日以上(5年日記なら180日)の日記が完成している連用日記。空白ページが多くても、まばらな記入でも、1冊書き上げれば、それなりの達成感が感じられるのも連用日記のメリットだと思います。

飽きっぽくて続かないという人も、試してみる価値は十分あると思います。

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3年日記の効果って? 5年日記とどっちがいい? 使ってみての感想

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