「お腹すいたなあ」と冷蔵庫を開けても、めぼしいものが何もないことってありませんか?作るにしても、お鍋を出すのもおっくうだし、材料を買いに行くのも面倒くさい。いっそ諦めて寝てしまおうかと思うけれど、やっぱりお腹はすいている……。
今回はそんな「お腹すいたけどめんどうくさい。でも何か食べたい!」時におすすめのレシピをご紹介します。
材料は多くて3つ。特別なものではなく、たぶんどこの家にもストックしてあると思われる食材です。
火加減の調整は面倒だし、洗い物も増やしたくないので、鍋は使わず、食器1つ・レンジでできるものに絞りました。
レシピは、しょっぱ系から甘いもの系まで揃えたので、お好みでどうぞ♪
さらに究極に「何にもない!」時におすすめする方法もまとめたので、参考にしてみてください。
Contents
しょっぱい系
■くず湯(調理時間…約1分)
【作り方(1人分)】
・マグカップに、顆粒だし、またはコンソメや鶏がらスープの素を小さじ1(味の好みに応じて量は増減してみてください)と、片栗粉大さじ1を入れてスプーンでよく混ぜる。
・熱湯200㏄を少しずつ入れてかき混ぜる(次第にトロミがついてくる)
・電子レンジ(600w)に10秒ずつかける。好みのとろみがついたらできあがり。
■じゃがバター(調理時間約3分)
【作り方(1人分)】
・洗ったじゃがいも1個をラップで包む
・電子レンジ(500w)で3分加熱する(2個なら6分~6分半)
・ラップをはずし、じゃがいもを箸などで割ってバターをのせる。しょうゆや塩で味を調える。
■スープの素でドリア(調理時間約1分)
【作り方(1人分)】
・グラタン皿などにスープの素を入れ、熱湯で溶かす。
・ごはん(茶碗1杯分)も入れ、全体をよく混ぜる。
・ピザ用チーズまたはとろけるチーズをのせて、電子レンジ(500w)で約1分加熱する
■マヨネーズパン
【作り方】
・食パン1枚にマヨネーズ塗る
・トースターで好みの焼き加減になるまで加熱する
■かつおぶしごはん(調理時間約10秒)
「ねこまんまじゃん!」なんてツッコミも聞こえてきそうですが、夜中に食べるかつおぶしごはんは美味しいのです^^
作り方は、ほかほかごはんにかつおぶしをのせて、しょうゆをかけるだけ。ごはんの代わりに、うどんでも美味しいです。
■なんちゃってツナマヨおにぎり(調理時間約1分)
【作り方(1人分)】
・ラップにごはんを乗せておにぎり型に握る
・握ったごはんの中心にくぼみを作り、かつおぶしを詰める。その上にマヨネーズを好みの量絞る。
・のりで包んでできあがり
みんな大好きなおにぎりの具「ツナマヨ」。でも、家にツナ缶が常備していなかったり、あったとしてもマヨネーズで和えたりとちょっと面倒です。
そこでツナ缶の代わりに、かつおぶしを代用。しみじみ味わうとツナマヨとは別物ですが、おにぎりの具としてはなかなかの働きをしてくれます。
■ごま油かけごはん
定番のバターライスもおいしいですが、バターのかわりにごま油を使って作るのもおすすめ。ほかほかごはんの上にごま油・しょうゆをかければ出来上がりです。
■マグカップ茶碗蒸し
【作り方(1人分)】
・マグカップにお湯150mlと白だし(だしつゆでもOK)大さじ1杯を入れます。卵1個を溶きほぐして加えて混ぜます。ラップをふんわりかけて、電子レンジの500Wと2分~2分半ほど加熱します。
■レンジ湯豆腐(加熱時間……約1分)
【作り方(1人分)】
・豆腐1/2丁を器に入れ、上から濃縮タイプのだしつゆを大さじ1かける
・電子レンジ500Wで1分加熱する。
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■ゆで野菜
【作り方】
・洗った野菜をラップでぴっちりと包み、電子レンジで加熱するだけ。ドレッシングやしょうゆ、ポン酢、焼肉のたれなど、好みの調味料をかければ出来上がりです。
加熱時間のめやす(500Wの場合)
・かぼちゃ(1/8個)……2分
・にんじん(1/2個)……2分
・玉ねぎ(1個)……
・ブロッコリー(1/2個)……2分
・もやし(1袋)……2分半
ごはんもない、お芋もない、パンもない!卵もない!卵もない!でも野菜室には野菜が残っていた……。そんなときには電子レンジでゆで野菜にして食べるのがおすすめ。上にかけるドレッシングやたれで味にいろいろ変化が付けられます。
レタスやキュウリなど主に生で食べる野菜よりも、加熱前提のものの方が当然ですが向いてます。にんじんは切らず、まるごと加熱した方が甘さが感じられますよ。
おすすめは「まるごと加熱の玉ねぎ」です。トロトロ玉ねぎではなく、シャキシャキとしたほどよい歯ごたえがあって、1個食べると満足感たっぷり!。ポン酢がとても合います。
■ゆで卵(調理時間約6分)
【作り方(1個分)】
・卵をアルミ箔で隙間ができないように、しっかりと包む。
・マグカップに、アルミ箔で包んだ卵を入れる
・卵がしっかり隠れるまで、水を入れる
・ラップをして500wで6分加熱する
■温泉卵風(調理時間約1分)
「ゆで卵もいいけど、殻をむくのがめんどうくさい」といった場合は、温泉卵風にしてみましょう。ゆで卵より短時間でできるので、「早くタンパク質を食べたい!」というときにおすすめです。
【作り方】
・耐熱容器(細めのマグカップか湯のみなどがおすすめ)に卵を割り入れる
・卵がしっかり覆われるくらいの水(大さじ2~3杯)を注ぐ
・フォークや箸などで黄身にしっかりと穴をあける
・500wの電子レンジで50秒~1分加熱する
甘いもの系
■くず湯(調理時間約1分)
【作り方】
・マグカップに、ココア(またはインスタントコーヒー)大さじ1杯、砂糖大さじ2(好みによって増減してください)、片栗粉大さじ1杯を入れて混ぜる。
・熱湯を200mlを少しずつ加えて混ぜる(次第にトロミがついてくる)
・電子レンジ(500w)に10秒ずつかける。好みのとろみがついたらできあがり。
■レンジフレンチトースト(調理時間1分半)
【作り方】
・食パン1枚を四つ切にする
・加熱OKの深めのお皿に、卵1個、牛乳大さじ3、砂糖大さじ1を混ぜて、卵液を作る。卵液の中に食パンを浸す
・お皿にラップをふんわりとかけ、500wの電子レンジで1分~1分半加熱。仕上げにはちみつやメープルシロップなどをかける
本当に何もない時におすすめの方法は?
■くず湯(調理時間1分)
何度か登場しているくず湯。冷蔵庫や戸棚をガサガサ探して、砂糖と片栗粉があればラッキー!プレーンなくず湯が作れます。
【作り方(1人分)】
・マグカップに砂糖大さじ2、片栗粉大さじ1を入れて混ぜる
・熱湯を注いでかき混ぜる。好みのとろみになるまで、電子レンジ(500w)で10秒ずつ加熱する。
■白湯
本当~っに何もない時は、白湯で乗り切りましょう。ぬるいお湯や水だとグイグイ飲んであっという間に飲み切ってしまうので、アツアツのお湯を少しずつ飲むのがおすすめです。
ふうふうと息をふきかけてお湯を冷まし、チビチビと飲むだけなのですが、これが不思議とぐうぐうとうるさい腹時計をしばし黙らせる効果はありますよ。
ストックしておくと便利な食材
■卵
温泉卵風にしたり、ゆで卵にしたりといろいろな食べ方ができる卵。ごはんと合わせれば卵かけごはん、うどんと合わせれば釜玉うどんにもできます。小腹が減った時の間に合わせメニューでなく、立派な一品を作ることもできますね。
■片栗粉
とろみをつけることで、ただの汁物よりも満足感がある一品に仕上がります。簡単なくず湯作りにも大活躍。
■かつおぶし
しょうゆのほか、意外にもマヨネーズに合うかつおぶし。うま味成分があるので、ただ甘いだけ・辛いだけの調味料を使うよりも、満足感が高いです。
■冷凍炭水化物系
ごはんが余ったら冷凍して冷凍ごはんに。パンも食べきれなかったら、ラップで包んで冷凍しておきます。冷凍うどんも便利ですよね。
まとめ
いかがでしたか?ゆで卵などはちょっと時間がかかりますが、そのほかは3分ほどでできるものばかり。かき混ぜる手間や加熱の手間などは多少ありますが、本当に簡単にできてほどよくお腹を満たせるレシピなので、ぜひお試しください♪
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