ハウスの「プリンミクス」がリニューアル!どんな点が変わった?

Pocket

おうちで簡単にプリンが作れるとして人気のハウスの「プリンミクス」。
昭和39年(1964年)発売のロングセラー商品ですが、こちら最近、リニューアルされていたのをご存知ですか?

派手な変更はないですが、従来商品と違うのは下記のとおり

  • パッケージデザイン
  • 作るときのお湯の温度が違う
  • 100円ショップ専用商品の「プチプリンミクス」が仲間入り

今回は、実際にリニューアル商品を購入。その変更になった点についてまとめました。
作ってみての感想も書いていますので、よければ参考にしてみてくださいね。

「プリンミクス」「プリンエル」の違いをまとめた記事はこちら↓

おウチでも簡単に手作りプリンが作ることができるプリンのミックス粉。 特にハウスのプリンミックス「プリンミクス」「プリンエル」は...

Contents

ハウスの「プリンミクス」とは?

プリンミクスは、ハウス食品が販売している手作りプリン用ミックス粉。ミックス粉とお湯だけでプリンが作れます。卵原料は使われていないので、卵アレルギーの人でも安心して食べることができます。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
1964年って、東京オリンピックが開催された年!そんな昔からあるのね~! 
プリンというと卵を使っているというイメージがあるけど、卵は使わず、お湯だけで作れるのは手軽だね
おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

さっそく、どんな点が変わったのか紹介していきますね♪

【変更ポイント1】パッケージが変わった

パッケージデザインが変わりました。箱の大きさは変わらず、使われている色調も大きな変化はないのでパッと見てわかりにくいかもしれません。新・旧のパッケージデザインを見てみましょう!

変わった点というと……

  • 商品のロゴがちょっと立体っぽくなった
  • ロゴが配置された部分が、赤色からオレンジ色に
  • 作ることができる量がひと目でわかるようになった
  • プリンの画像が変わった

出来上がりイメージのプリンも、旧デザインは古きよき昭和感たっぷりですが、新デザインはガラスの容器が使われていて、令和風にアップデートされている感じです。

パッケージ裏側の作り方を説明する部分も、イラストを取り入れた新しいデザインになっています。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
リニューアル前のパッケージと比べると、説明の文も少ないので、簡単に作れそうなイメージがするなあ

【変更ポイント2 用意するお湯の温度がちょっと違う】

新しいプリンミクス、作り方は基本的には従来品と同じです。ただ、「用意するお湯の温度」が従来品とは違います。

リニューアル前までは「70度 ポットのお湯」でしたが、新しいプリンミクスで用意するお湯の温度は「80度以上」となっています。

なぜ70度ではなく80度以上なのでしょう? この温度の差が気になったのでハウス食品のお客様センターに尋ねてみたところ、

現在、多くの電子ポットの設定温度となっている「80度」を採用している

ということでした。

リニューアル前のプリンミクスが発売されたのは昭和39年。当時のポットは、電気で保温する「電子ポット」でなく、内びんと外びんの二重構造で保温する「魔法瓶」が主流でした。

今の水筒のステンレスボトルと同じ原理だね
おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
コレだね!花柄デザインが懐かしいなあ~!

魔法瓶は、熱湯を入れると徐々に湯温が下がり、数時間経つと70度くらいに下がってしまうことも。そこで「おやつにプリン作ろう!」と思い立った午後、少し冷めた魔法瓶のお湯でもプリンが作れるように、「70度」としたのだそうです。

スポンサーリンク


ただ、現在のポットは電気で温度を一定に保つ「電子ポット」が主流ですよね。そこで、多くの電子ポットが設定している「80度」のお湯を使うようにリニューアルしたそうです。

魔法瓶と電子ポットの違い。ロングセラー商品の作り方を通して、時代の変化を感じるなあ~。
おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

【変わらないポイント】プリンの作り方

プリンミクスはお湯に溶かし、水を加えて型に入れて冷やすだけ。使うお湯の温度は変わりますが、作り方は同じです。用意するお湯(200ml)と水(100ml)の量も同じ。カラメルソースも従来品と同様に付いています。

【変わらないポイント】作ることができる量

できあがり量も従来品と同じです。パッケージでは100mlのプリンカップ4個分となっていますが、市販の3連プリンの空き容器を使うと5個できますよ。

【変わらないポイント】味

パッケージや作り方、作ることができる量も同じ。それでは味はどうでしょう?実際に作って差はないか確かめてみました。

リニューアル前のプリンミクスで作ったプリンがこちら。

リニューアル後のプリンミクスで作ったプリンがこちらです。見た目はほとんど従来品と変わりません……というか同じですね。

実際に食べてみても、リニューアル前との違いは感じられませんでした。ちょっとニセモノっぽいジャンク的な味わいも同じ。

「味わいがグンとアップ!」というわけではなかったですが、これまで通りの味なので、従来のファンも安心して食べることができるのではないでしょうか?

100円ショップ専用商品の「プチプリンミクス」が仲間入り

「プリンミクス」は以前、100円ショップでも販売されていました。しかし原材料高騰のあおりを受けてか、最近は、100円ショップで「プリンミクス」ではなく、「プチプリンミクス」「プチプリンエル」という商品に置き換わっています!

どう違うのか見てみたところ、大きく異なるのは「作ることができる量」でした。「プリンミクス」は4つなのに対し、「プチプリンミクス」は3つ。1つ分完成するプリンの量が少ないようですね。

こちらもパッケージでは「3個分」となっていますが、3連プリンの空き容器を使うと「4個」作ることができましたよ!

このプチプリンミクスについてメーカーに問い合わせてみたところ、「100円ショップ専門の商品」とのこと。内容量だけ異なり、使っている原材料は「プリンミクス」と同じだそうです。作ることができる量が減ってしまうのは残念ですね……。

まとめ

ひそかにリニューアルしていた「プリンミクス」。使うお湯の温度が、電子ポットの普及で変わっていたとは驚きでした。作り方もお湯とお水を混ぜるだけでできるので、子供が初めて作るお菓子としてもぴったり! 100円ショップに行ってみたら、ぜひ「プチプリンミクス」もチェックしてみてくださいね。

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする