業務スーパーのコンソメ、味の素とどう違う?味や内容量まで徹底レビュー

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業務スーパーパトロールが日課になっているkerokoです。

今回は、前々からずっと気になっていた調味料「コンソメ」を購入!前から存在は知っていましたが、何せ大容量なので、「もしも好みの味でなかったら……」と躊躇していたんですよね。

でも煮込み料理の多い冬、思い切って買ってみることに。試してみると、メジャーな「味の素コンソメ」に匹敵するおいしさにびっくり!

具体的に味や使い心地、価格がどう違うのか、徹底的に紹介していきますね!

Contents

業務スーパーのコンソメとは?

今回、購入した「コンソメ」はこちら。

プラスチックの容器に入っていて、300g入りで価格は税別337円でした。メジャーな味の素のコンソメは50g入りなので、その6倍入っていることになります。なのに値段はわずか3倍。かなりお得ですね。

売り場は、粉末だしの素や中華スープなどが販売されているあたり。プラスチック容器入りのほか、業務用なのか、大きな袋に入った1キロサイズのものもありましたよ。

さっそく開けてみると……。

あれ?コンソメの粉は容器の半分くらいまでしか入っていません。

計量ミス!?なんて思っていたら、パッケージの表の半分くらいのところに「ここまで入ってます」的なことが書かれてありました。かなり容器に余裕を持たせているようですね。

賞味期限は、購入時から約1年後でした。コンソメは用途が広いので、1年なら余裕で使い切ることができそうです。

粉の香りを嗅いでみると、香辛料とオニオン風のいい香り。お行儀悪いですが、指先にちょっと付けて舐めてみると……

おお!ポテトチップスの「コンソメパンチ」の味にそっくり!

値段がかなり安いし、口コミで「まずい」なんてものも読んだのでちょっと心配でしたが、これは期待できそう!では、実際にメジャーなメーカー・味の素のコンソメと比較してみます。

味の素のコンソメとどう違う?

こちらは味の素のコンソメ。キューブ型もありますが、比較しやすいように顆粒タイプを選びました。スーパーでは50g100円前後で販売されています。100円ショップでも売っていますよね。

10gあたりに換算してみると……

  • 業務スーパー 約11円
  • 味の素 約20円

業務スーパーは味の素の約半額でした。なぜこんなに安いの?と気になります。何か入っているものに秘密があるのかも!?と、原材料をチェックしてみることにしました

■業務スーパーのコンソメの原材料

食塩(国内製造)、乳糖、粉末醤油、野菜粉末、食用油脂、チキンエキスパウダー、ビーフエキスパウダー、酵母エキス粉末、香辛料/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉を含む)。

■味の素のコンソメの原材料

食塩、乳糖、砂糖、食用加工油脂、香辛料、はくさいエキス、酵母エキス、しょうゆ、果糖、キャベツエキス、オニオンエキス、ビーフエキス、チキンエキス、酵母エキス発酵調味料、野菜エキス/調味料(アミノ酸等)、酸味料(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉を含む)
Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
あれっ!?意外に業務スーパーのコンソメの方が原材料が少なくシンプル

両方とも、塩に肉のエキス、野菜のエキス、油脂を加えて作られています。味の素の方は、キャベツエキス・はくさいエキスと変わった風味のエキスが入っていますね。乳糖のほか、砂糖も入っています。

2つのコンソメの顆粒をスプーンですくってみます。

違いは歴然!業務スーパーのコンソメの方は細かなパウダー状ですが、味の素の方は粒が粗めです。色は、味の素の方が濃いですね。業務スーパーの方はかなり白くサラサラしています。

続いて、2つのコンソメをお湯で溶いて、スープを作ってみることにしました。

お湯で溶かしても、スープの色は粉の時と同様、味の素の方が濃いですね。どちらかというと、食欲をそそる色としては味の素の方に軍配が上がりそう。

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香りを嗅いでみます。両方とも香辛料やお肉のエキスが感じられる香り。思わずお腹が「グウ」と鳴ってしまういい香りです。

色の違いとともに、差が感じられたのは「脂」でした。

味の素のコンソメの方が、表面に脂が浮いているのわかりますか? 業務スーパーの方にも脂は入っていますが、脂の粒が細かいです。

実際にすくって飲んでみました。先入観なしにしたいので、目をつぶって飲んでみます。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
どっちもおいしい!味の素の方がオニオンの風味が利いてる?
香辛料の香りも、味の素の方が強いような……。
おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
どちらかというと、業務スーパーの方がやさしい味わい?

……しかし、飲み比べているうちに、どっちがどっちだかわからなくなってきました。

個人的には、「コレ!」という圧倒的な差というのは感じられなかったため、日常的にコンソメを使う家庭の場合、業務スーパーのものを使うと、節約につながるかもしれませんね。

業務スーパーのコンソメを料理に使ってみた

業務スーパーのコンソメは、粒子が細かいパウダー状。お湯に溶けやすく、ダマにもなりくくく、素材にもからみやすいと感じました。

■野菜スープ
これまで、味の素のコンソメを使っていたわが家ですが、業務スーパーのコンソメを使用してもおいしくできました。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
色はちょっと薄め。その分、素材の色が引き立つかも!?

■ロールキャベツ
ロールキャベツに使っても、まったく違和感ありません。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
容器にたっぷり入っているので、気にせずたくさん使えます

■フライドポテト
パウダー状という点を活かして、揚げたポテトにまぶしてみました。おいしいフレーバーポテトの出来上がり!

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
薄切りじゃがいもを揚げた自家製ポテトチップスにまぶしたら、コンソメ風味のポテチになりそう

■チャーハン
いつもチャーハンを作るときは、中華だしの素や鶏がらスープの素などを使っていますが、コンソメを使ってみたらどうだろう?と試してみました。うん!それほど違和感ありません(味音痴なだけ!?)。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
顆粒タイプなので、野菜炒めなどにも使いやすいよ

業務スーパーのコンソメは、容器がとても大きく、調理の時に少し使いにくいです。パウダー状で湿気も吸いやすそうなので、小さな容器に詰め替えるのがおすすめです!

業務スーパーのコンソメの塩分量は?

調味料というと、塩分が気になる人も多いのではないでしょうか。

業務スーパーのコンソメは、10gあたり約5g。味の素のコンソメも10gあたり約5gなので、塩分は両方とも差はないようです。

ちなみに業務スーパーのコンソメは、スープ1人前(200ml)につき3g使用なので、塩分は約1.7gです。厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値は、男性8g、女性7g。1食でスープをガブ飲みしなければ問題なさそうな塩分量ではないでしょうか。

業務スーパーと味の素のコンソメの違いまとめ

業務スーパー味の素
価格(10gあたり)約11円約20円
塩分(10gあたり)約5g約5g
特徴色が薄い
粒子が細かい
色が濃い
粒子が粗め
スープにすると脂が浮く

まとめ

容器が大きいので「不味かったら使い切るの大変だなあ」なんて思っていた業務スーパーのコンソメ。そんな心配はまったく不要で、最後までおいしく使い切ることができました。いろいろな料理に使えることがわかったので、今後はヘビロテしそう。お店で見かけたら、一度は使ってみてはいかがでしょうか?

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