業務スーパーのたこ焼きは2種類!味や価格は他メーカーとどう違う?

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小腹が空いたときの軽食やおやつ、おつまみに便利な冷凍たこやき。冷凍庫に常備してあると便利ですよね。

Keroko(カエル母)
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私はお弁当のおかずが足りないときにも使ってます

冷凍食品が充実している業務スーパーでも、もちろん販売されている「冷凍たこやき」。40個入りと50個入りの2種類がありますが、大容量だけに「食べきれなかったらどうしよう」と心配ですよね。

ネットでも「マズイ」なんて声もあるしね……
おたま1号(助手)
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そこで今回は業務スーパーのたこ焼きについて徹底レポート。味のほか、価格や原材料、カロリーなどもチェックしてみました。そのほか

  • 2種類ある業務スーパーのたこ焼きを食べ比べ
  • スーパーで売っている冷凍たこ焼きとも食べ比べ
  • たこの大きさチェック

についても調べています。

「まずい」という口コミがありますが、よりおいしく食べるための調理法も試してみました。お買い物時や調理するときのヒントにしてみてくださいね。

Contents

これが業務スーパーの「冷凍たこ焼き」

業務スーパーの冷凍たこ焼きは2種類あります。パッケージが縦長のタイプと、パッケージが横長のタイプ。内容量はどちらも1Kg(!)です。

こちらが縦長タイプ(以下、「縦長くん」と呼びます)。

黒い筆書きの文字を、ドーンと大きくデザインしたシンプルかつ渋さを感じさせるパッケージです。「国内製造」「要冷凍」と真面目な書体を見るにつけ、「しっかり調理してやらねば」と身が引き締まります。

Keroko(カエル母)
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半透明の袋の向こうにチラッと見えるきつね色のたこ焼きが何だかセクシー。

入っているたこやきの数は50個です。

そしてこちらが横長タイプ(以下、横長くん)。

縦長くんの渋い雰囲気とは一転、オレンジと波の文様、たこのキャラクターが使われたパッケージは明るく、一気に学園祭や公園のお祭りを彷彿とさせる楽しげなデザイン♪

「たこ焼き」「ふんわり美味しい!」には勘亭流風の文字が使われ、テケテンテケテン……と、祭囃子が聞こえてきそう。中央の窓から、お行儀よくまんまるのたこ焼きが見えるのがかわいいです。

こちらには、たこやきが40個入っています。

たこやきの数だけで見ると、縦長くんの方が10個も多く入っているのでお得だね!
おたま1号(助手)
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価格は縦長くんが513円、横長くんが538円です。屋台で売っているたこ焼きは8~10個入りで400~500円なので、それと比べると両方とも、圧倒的にコスパに優れた商品と言えそう。

次は、業務スーパーのたこ焼き2種と対峙させる商品も紹介しましょう。1つ目は多くのスーパーでも販売されていると思われるニッスイの「たこ焼き」(21個入り税込320円/付近のスーパー調べ)。

2つ目はセブンプレミアムの「たこ焼き」(18個入り300円)です。

4つの商品が出そろったところで、たこ焼き1個あたりの価格を計算してみます。業務スーパーの「縦長くん」は、1個あたり10.26円です。一方「横長くん」は13.45円。

1個あたりの単価では、「縦長くん」の方が安いね。
おたま1号(助手)
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ニッスイのたこ焼きは、1個あたり15.23円です。セブンプレミアムは 16.67円。4つの商品を比べると、セブンプレミアムが最も高く、業務スーパーの縦長くんが最も安いことがわかります。

1個あたりの重量はどうでしょうか。「縦長くん」は20g、「横長くん」は25g、「ニッスイ」は20g、「セブンプレミアム」は20gでした。

業務スーパーの横長くんが最も重く、食べ応えがあるたこ焼きと言えそう。
おたま1号(助手)
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■1個あたりの重量と価格の比較

1個あたりの価格1個あたりの重量
業務スーパー「縦長」10.26円20g
業務スーパー「横長」13.45円25g
ニッスイ15.25円20g
セブンプレミアム16.67円20g

業務スーパーのたこ焼きの原材料は?

続いて原材料チェックです!

<横長くん>
小麦粉、野菜(キャベツ、ねぎ、しょうが、やまいも)、たこ、全卵、大豆油、天かす、しょうゆ、食塩、かつお節粉末調味料、ぶどう糖/増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、ベーキングパウダー

原材料配合割合 たこ10%
・原産国 中国

口当たりをふわっとさせるやまいもが入ってる!
おたま1号(助手)
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<縦長くん>
小麦粉、たこ、野菜(キャベツ、ねぎ)、全卵、砂糖、でん粉、食塩、米粉、生姜酢漬け、揚げ玉、脱脂粉乳、たん白加水分解物、かつおエキス、昆布エキス、あおさ粉、食用油脂/調味料(アミノ酸等)、ベーキングパウダー、酸味料、着色料(紅麹)、香料

・原材料配合割合 たこ6.8%

野菜よりもたこの配合量が多めです
Keroko(カエル母)
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<ニッスイ>
野菜(キャベツ、ねぎ)、たこ、小麦粉、全卵、植物油脂、揚げ玉、米粉、砂糖、でん粉、紅しょうが、食塩、こんぶエキス、かつお節粉末、デキストリン、乳たん白、こんぶ粉末、かつおエキス、たん白加水分解物、加工油脂/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ベーキングパウダー、紅麹色素

・原材料配合割合 たこ9.0%

おたま1号(助手)
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野菜の配合量が多いね!
<セブンプレミアム>
小麦粉、キャベツ、全卵、植物油脂、揚げ玉(小麦粉、でん粉、全卵、食塩)、醤油、ねぎ、紅しょうが、デキストリン、食塩/加工でん粉、調味料(アミノ酸)、膨張剤、増粘剤(キサンタンガム)、酸味料、着色料(紅麹)

・原材料配合割合 たこ11.0%

Keroko(カエル母)
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たこの配合量が一番多い~!

原材料を見てみると、業務スーパーの横長くんが最もシンプル!フンワリとさせる働きがある「やまいも」が使われているし、たこの含有量も10%と多めです。これは味にも期待できそう!一方、業務スーパーの縦長くんはたこの含有量が6.8%と少なめでした。

■POINT
・業務スーパーの「横長くん」はたこの含有量10%と多め。
・業務スーパーの「横長くん」の原材料はシンプル。唯一の「やまいも」入り
・業務スーパーの「縦長くん」は、たこの含有量は6.8%と少なめ。
・「縦長くん」「ニッスイ」は国産。横長くんは中国産、セブンプレミアムはベトナム産

原材料がわかったところで、さっそく調理です!

業務スーパーのたこ焼きの調理法

調理法は、レンジ加熱または油で揚げる方法があります(セブンプレミアムはレンジ加熱のみパッケージ裏で説明していました)。

  • 縦長くんは、500w(5個の場合)約3分、1,500w(5個の場合)約1分、油で揚げる場合、170℃~180℃の油で約4分
  • 横長くんは、500w(5個の場合)約3分半、油で揚げる場合、170℃の油で5個あたり約6分
  • ニチレイは、500w(5個の場合)約2分40秒、10個は約4分40秒、15個は約6分30秒、油で揚げる場合170℃~180℃の油で約5分
  • セブンプレミアムは、500w(5個の場合)約2分
おたま1号(助手)
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2分~3分半と商品によってばらつきがあるね。

すべての商品を500wで調理してみたのですが、2分ではちょっと加熱時間が足りない印象でした。3分加熱でも、「3個は熱々だけど残り2個がまだ冷たい」という感じ。私が使っている電子レンジでは、4分加熱が必要でした。

電子レンジも使っている機種によって差があるので、まず3分加熱してみて、30秒ずつ加熱……で試してみるといいと思います。

油で揚げる方法については、一番下の段落で紹介しています。

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業務スーパーのたこ焼きの味は…?

調理が終わったたこやきです。下のような状態に仕上がりました。

形状を見ると、業務スーパーの縦長くんとニッスイは、円形ではなく一部平らになっています。横長くんとセブンプレミアムはまん丸。

2つに割った断面はこちら!

画像ではわかりにくいのですが、縦長くんの生地は白っぽいです。横長くんの生地はふんわりで、焼き立てを割ったらつぶれてしまいました。ニッスイは野菜の緑が、セブンプレミアムは紅しょうがの赤さが生地に混じっています。

気になるのがたこの大きさ。そこでちょっとお行儀悪いですが、ぐりぐりと、たこ焼きからたこを取り出してみました。

取り出してびっくり!業務の横長くんのたこ、かなり大きいです。

定規ではかったところ、なんと2㎝超え!袋に入っていた他の「横長くん」のたこ焼きを調べたところ、2㎝まではいかなかったものの、1㎝以上のなかなか立派なたこが入っているものも多かったです。

一方、縦長くんというと……

たこは1㎝ほどでした。そのほかの「縦長くん」に入っていたたこ焼きですが、たこの先端の細い部分が多く、上の画像のようなしっかりした形のたこは少なめ。入っているたこの形や太さにばらつきがある印象です。

ニッスイもそこそこの量のたこが入っています。セブンプレミアムは、たこ自体の太さ、大きさが際立っていて、形や太さのばらつきはあまりなかったです。

冷めないうちにさっそく食べてみます。

まずは、業務スーパーの縦長くん。


生地はとろりとした口当たり。柔らかく食べやすいです。

野菜も入っているようですが、うーん、あまり存在感がないですね……。だしの風味も効いているような効いていないような……。たこも入っていますが、ひょろりとした細~い先端部分だけが入っているものもあり、たこの存在感が際立っているとはあまり感じられませんでした。

・国産なのに、1個あたり10.26円と安い!安心していっぱいたこ焼き食べたい人におすすめ!
・たこは入っているけど、細くて存在感はあまりない

続いて横長くんです。

こちらもとろりとした口当たり。やまいもが入っているので、ふわふわしています。原材料を見ると、野菜もたくさん入っているのですが、とても細かく切り刻んであるためか、それほど存在感は感じられません。味は縦長くんよりもやや強めかなと感じました。

たこは、原材料配合割合10%と高配合だけあって存在感あります!弾力あるたこの食感はGOOD!

たこの存在感が感じられるたこ焼きを、安く食べたい人におすすめ(1個あたり13.45円)

次はニッスイです。

野菜の配合量が多いニッスイ。そのためかたこ焼きの生地も柔らかいです。揚げ玉の味が一番残っていると感じられるのはニッスイでした。たこは、縦長くんと比べると太いものの、横長くんよりも存在感は少なめです。

・国内調理で安心して食べられる。1個あたり15.25円
・たこの存在感はそれほど高くない

セブンプレミアムはどうでしょうか。
セブンプレミアムの生地もやわらか。そして試したたこ焼きの中で、最も紅しょうがの風味、ねぎの風味が強いです。たこの大きさが一番際立っているのもセブンプレミアムでした。

・1個あたりの価格は4つの中で一番高いものの、しょうがとねぎの風味が際立っていておいしい
・生地のおいしさを味わいたい人、たこの量が多いたこ焼きを食べたい人におすすめ

4つを食べ比べた結果、個人的に美味しいと思ったのはセブンプレミアムでした。

たこの大きさも申し分なく、紅しょうがの風味が効いていておいしい!順位を付けるとしたら、

1位:セブンプレミアム
2位:業務スーパーの横長くん
3位:ニッスイ
4位:業務スーパーの縦長くん

……といったところでしょうか。

ただ、ソースと青のり、マヨネーズ、かつおぶしをかけて食べ比べてみると、ソースの味が強すぎて生地のおいしさ自体はボケてしまうんですよね……。

「どうせソースかけて食べるし」「安くたくさん食べたい!」という場合は、業務スーパーの2商品でも全く問題ないと思います。

おいしく調理できる方法

「業務スーパー たこ焼き」で検索すると、「まずい」というキーワードが出てきます。やわらかくとろりとした口当たりが魅了ではありますが、レンジで調理すると仕上がりがフニャフニャしてしまうのも事実なんですよね……。

Keroko(カエル母)
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食感ってとても大事。この「クニュッ」とした食感をまずく感じる人がいるかもしれないね。

そこで、カリっとした食感にするべく、パッケージに書かれてある「油で揚げる」という調理法を試してみることに!

でも、ただたこ焼きを調理するためだけに、揚げ物をするというのもなかなか面倒ですよね。それならばと、使う油の量が少ない「揚げ焼き」で調理してみることにしました。

Keroko(カエル母)
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油の量はたこ焼き10個調理する場合、大さじ5杯ほど!

油をフライパンに入れ、同時に凍ったままのたこ焼きを入れます。火加減は弱火です。

時々、ころころとたこ焼きを転がします。油の量が少ないので、途中で足りなくなるかもしれません。その場合、適宜つぎ足します。

とろ火~弱火で、ころころと転がしながら加熱すること約10分。全体的にきつね色になり、表面がカリっとしてきたら完成です。

Keroko(カエル母)
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10分も揚げ焼きするなんて面倒くさい!もっと短時間で調理したいという場合は、揚げ焼きでなく、油たっぷりで揚げるのがおすすめ。4~6分の加熱でできあがります。

こちらが揚げ焼きで調理した業務スーパーのたこ焼き(縦長くん)。

画像ではなかなか伝わらないかもしれませんが、表面はカリっ、中はトロットロの熱々の生地がおいしい!レンジ調理のフニャフニャしたたこ焼きが、立体的な味わいになって新登場!といった感じです。

ただし、油で調理しているから、レンジ調理よりカロリーは高め。ダイエット中の人は食べる量を調節してくださいね。

まとめ

業務スーパーのたこ焼きは、大きさに差はあれど、ちゃんとたこは入っているし、生地もとろとろ。価格も安く、大手メーカーの商品と比べても遜色ないものでした。1個常備しておけば、おやつや軽食に大活躍!店頭で見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。

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