ぬいぐるみをオキシクリーンでお洗濯!茶色い汚れとカビ臭さはどこへ…?

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子どもが大好きなぬいぐるみ。おままごとやごっこ遊び、お昼寝の相手などに大活躍ですが、気づくとシミが付いていたり、全体的に汚れでくすんだ色になっていたりしませんか?

先日、おもちゃの棚の整理をしたとき、そんな汚れたぬいぐるみを発見!においを嗅ぐと、棚にしばらくしまいっぱなしにしていたせいか、ちょっとカビくさい……。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
おかあさん、何とかして~~

子どもたちの思い出がたっぷり詰まったぬいぐるみだけに、なんとかしなくては! ぬいぐるみの洗い方にはいろいろあるようですが、今回は「漬けるだけ」できれいになる「オキシクリーン」を使って洗ってみることにしました。

ゲー!こんな汚かったの~!?と驚きの映像もありますよ。よければぬいぐるみ洗いの参考にしてみてくださいね!

Contents

今回、洗ったぬいぐるみは4つ

今回、洗ったぬいぐるみはこちら!カエルの大きなぬいぐるみとパペット、うさぎのぬいぐるみ2つです。

遠くから見ると、あまり汚れはわからないですが……。

ピンクのうさぎのぬいぐるみは、顔にシミ、耳に手垢みたいな茶色い汚れが……。色も全体的にくすんでいる印象です。

謎のシミもいっぱい。画像で見ると目立たないですが、実際のぬいぐるみは2割増しくらいに汚れています。

カエルのパペットは、手を入れて使っていたので、その部分の汚れも気になります。さらに、ツンとしたカビくささも。うさぎのぬいぐるみはカビくささはないものの、ホコリっぽいとにおいがします。

オキシクリーンを使ったぬいぐるみの洗い方

それではさっそく、ぬいぐるみを洗っていきましょう!

今回、使ったのは酸素系漂白剤の「オキシクリーン」。

オキシクリーンは、日本製と海外製があります。今回は、界面活性剤入りの「アメリカ製」を使いました。

バケツにオキシクリーン40gを入れます。オキシクリーンの効果を高めることとして、大切なのは「お湯」の温度。40~60度のお湯がよいそうですが、特に60度になると高い効果を発揮するのだとか。

60度のお湯を3.8リットル入れると、ぶくぶくと泡が立ってきます。棒などで、きれいに溶けるようにかき混ぜます。

オキシクリーンの液にぬいぐるみを入れます。

今回は洗うぬいぐるみを、「うさぎ組」「かえる組」と2回に分けて洗いました。「うさぎ組」を例に挙げて解説します。

オキシクリーンの液がわたの中心まで行きわたるように、やさしく押し洗いします。

■洗うときはゴム手袋やビニール手袋を使おう

今回、私は素手で洗いましたが……。長い時間、オキシクリーンの液に触れていたせいか、その後、手荒れでかゆくなりました。面倒でもゴム手袋やビニール手袋を使った方がいいと思います。

洗濯液の温度が冷めないように、ふたをして……。

6時間後。ぬいぐるみを取り出すと、オキシ液がこんなに茶色くなってます! うわ~こんなに汚れがぬいぐるみの中に入っていたなんてびっくり。

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Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
もっと早く洗ってあげればよかった……

その後、ぬるま湯で押し洗いしながらすすぎます。オキシクリーンの液が残らないように、何度も水を変えてていねいに……。

私はすすいだ後、アルカリ性のオキシクリーン液を中和することを目的に、クエン酸水でリンスしています。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
すすぎがしっかりしていれば、この工程はなしでも大丈夫

ぬいぐるみは、バスタオルでくるんで脱水します。脱水時間は1分くらい。

その後、ネットに包んで陰干しします。今回、いい画像が撮れなかったので、代わりのぬいぐるみの画像で説明しています。

■ぬいぐるみは陰干しで!

直射日光に当てると早く乾きそうですが、漂白剤を使った洗濯物の場合、紫外線とわずかに残った漂白剤が反応して変色してしまう可能性も。風通しのいい場所での陰干しがベストです。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
カビの原因になるので、しっかり干してね

2日間ほど陰干しした後のぬいぐるみ。ピンクが鮮やかです。

洗濯前と後のビフォーアフターです。特に汚かった耳の汚れもすっきり!

顔についていたシミもすっきり!

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
人間の顔もこれくらい、簡単にシミが取れたらいいのにね~

洗い終わったぬいぐるみたち。カエルのぬいぐるみは、あんなにかび臭かったのに、今はまったくイヤなにおいがしません。

右下のカエルのパペットは光の加減もあるのかもしれませんが、色の鮮やかさがアップしているように見えますね。

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
なんだか、みんな嬉しそうに見える!

ちょっと残念なのが、大きいカエルのぬいぐるみ。洗う前と比べると、ちょっとぺしゃんこになってしまいました…

一番古いぬいぐるみなので、中の綿がヘタっていて、洗ったことによりコシがなくなってしまったのかもしれません。あとで綿を足すなどの処置が必要かも。

汚れはなくなるし、カビくささやホコリくささは取れますが、中には「ぺしゃんこになる」可能性があるということを理解しておいたほうがいいかもしれません。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)
大事なぬいぐるみは特に慎重にね

ぬいぐるみ洗い、オキシクリーンは中性洗剤とどう違う?

ぬいぐるみは、おしゃれ着洗いなどの中性洗剤でも洗うことができます。以前、私も中性洗剤で洗ったことがありますが、その時と比べるとオキシクリーンでの洗濯は次のようなメリットがありました。

  • 漬けておくだけできれいになる
  • やや高温のお湯を使うので、雑菌の除菌にもなる
  • 洗剤のにおいが付かない

しっかりもみ洗いする必要なく、漬けておくだけで汚れがきれいになります。また、雑菌が死滅するという「60度」のお湯を使うことによって、ぬいぐるみの除菌ができるというメリットも。

赤ちゃんや小さい子どもがいる場合、やっぱりきれいなぬいぐるみを使わせたいですよね。なかなかまとまった時間が取れなくても、漬けておくだけで除菌ができるオキシクリーンは便利だと思いました。

まとめ

お気に入りのぬいぐるみ、いつまでも気持ちよく使いものですよね。今回、初めてオキシクリーンでぬいぐるみを洗いましたが、漬けておくだけでまっ茶な汚れが浮き出てきたことにはびっくり。ちょっと手間に感じるぬいぐるみ洗いですが、これなら1年の間に何度か洗ってあげることができそうです。

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