残り湯洗濯はスピリチュアル的にダメ?それでも続ける私がしていること

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洗濯物が多くなると、気になることのひとつが「水道代」。私は前日のお風呂の残り湯を洗濯に使っているのですが、なんでもこの残り湯の洗濯は風水やスピリチュアル的には「NG」「運気が下がる」なのだとか。

運気が下がるというのは、「お金に縁遠くなる」も含まれていると思われます。せっかく節約(お金を貯める)のために残り湯を使っているのに、運が悪くなるなんて、なんて本末転倒ですよね。

そこで今回は「残り湯洗濯とスピリチュアル・風水」についてリサーチ。

  • なぜ風水では、残り湯で洗濯をしてはいけないのか
  • 「運気が下がる」風水以外の理由
  • 風水やスピリチュアルを気に留めながら、残り湯で洗濯する方法

についてまとめました。いろいろな考え方がありますが、私が個人的に残り湯洗濯を続けている理由についても書いています。

Contents

なぜ風水では、残り湯で洗濯をしてはダメなの?

水を大切に使う、地球にやさしい残り湯洗濯。水道代の節約にもなるし、いいことづくめの洗濯方法では?と思うのですが、そもそも、なぜ風水では残り湯洗濯がダメなのでしょう。調べてみると、風水で残り湯洗濯がNGと言われている理由は、下記のようなものでした。

残り湯には、人の”厄”が溶け込んでいるから

1日の終わりに入るお風呂は、その日一日に受けた悪い気や、知らず知らずの間に持ち帰っていた厄を洗い流す効果があります。ゆっくり身体をひたすバスタブの中には、そうした厄や悪い気がいっぱい。家族の数が多いほど、バスタブの中にはそうした厄がいっぱい溶け込んでしまいます。

残り湯で服を洗ったら、毎日着る服にその厄や悪い気が移ってしまうからNGというのが理由です。

風水的に、溜まった水はNGだから

洗濯に使うということは、長時間、浴槽の中にお湯を入れっぱなしにするということ。風水的には、家の中に水を溜めるのはNGと言われているのだそう。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

シンクのたらいに水を入れっぱなしも、風水的にはNGなんだって

少量ならまだしも、浴槽1杯分(約200リットル)もの水を長時間溜めておくのは運気のダウンにつながります。残り湯を洗濯に使う以前に、悪い気を吸った水を長時間家の中に溜めておくのがよくないというのも理由のひとつです。

「運気が下がる」風水以外の理由

続いて、風水以外の観点から見て、残り湯洗濯が健康や金運に影響すると考えられることについてまとめました。

湿気が出るから

残り湯が溜まっていると、湿気がこもりやすくなり、浴室にカビも発生しやすくなります。浴室だけでなく、浴室付近の洗面所や部屋にも湿気てしまい、タオル類にもカビが生えてしまうことも……。

カビはアレルギーや体調を崩す原因にもなるので、翌日の洗濯のために残り湯を汲み置きするのは避けたほうがいいというのが理由です。

衛生的ではないから

風水では、悪い気や厄が湯に溶け込むと言われていますが、微生物学的に見ても、残り湯は1晩で1,000倍も細菌類が増えるのだとか。そんな残り湯を使った洗濯物は、すすいでも細菌類が残っている可能性もあり、洗濯物に臭いがつくことも考えられます。

生乾き臭や変な臭いが付いた服を着ていると、気分はよくないよね

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

残り湯を放置すると危ないから

水遊び用の水深10㎝ほどのプールでも溺れてしまうという話を聞いたことはないでしょうか。バスタブの中に水を入れたままにしておくと、ふたをしていたとしても、小さな子どもやペットが上に乗り、落ちてしまうことも考えられます。小さな子どもがいる場合は、注意が必要ではないでしょうか。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

お風呂場での事故を防ぐためにも、残り湯は溜めない方がいいという考えもあるね

風水以外の観点から残り湯洗濯NGの理由を挙げてきましたが、「厄」「悪い気」というスピリチュアル的なワードに抵抗がある人も、納得できる理由ではないでしょうか。

風水というと、占いやスピリチュアルのイメージが強いですが、もともと風水は環境学や統計学から生まれたものなのだそう。住空間を整えることによって健康になり、運気も上がるという考えです。

  • 「病気の原因になるカビを生やさないようにする」→健康運アップ
  • 「不快な生乾き臭をなくし、気持ちよく服を着られるようにする」→幸福感アップ
  • 「溜まった水による事故を防ぐ」→災難除け

……となるのかもしれません。また、残り湯を放置よることによる湿気はサビを発生させ、家の建材が傷む原因にもなります。場合によっては修理で出費が必要な時もあるでしょう。「余計な出費を防ぐ=金運アップ」にもつながりますよね。

残り湯を洗濯に使うにはどうしたらいい?(風水的に)

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

風水的にはよくないとはわかるんだけど……節水のために残り湯を使いたいのよね

風水的には、残り湯を洗濯に使うには、残り湯を浄化するとよいのだそう。その方法とは、残り湯に「塩」をひとつまみ入れるだけ。使う塩は食塩ではなく、「粗塩」がいいようです。

塩は入れすぎは厳禁。また追い炊き機能が付いている場合、塩が入っていると風呂釜が傷む原因になるので、使うのは避けた方がベターです。

もうひとつ大事なのは、洗濯物は太陽の光に当てること。風水的に、太陽の光は運気アップにとても重要な役割を果たすのだそう。洗濯物が残り湯で悪い気を吸っていたとしても、太陽の光に当てれば浄化されるというわけです。

風水を気に留めながら、残り湯で洗濯する方法

追い炊き機能が付いているので、残り湯に浄化のための塩を入れられない人や、外に洗濯物を干せず日光を当てることができない人もいるかもしれませんね。その場合におすすめの方法をご紹介。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

私もこの方法を使って、残り湯洗濯をしていますよ~!

できるだけ残り湯に雑菌が残らないようにする

雑菌がいっぱいの水で洗うのは、風水だけでなく、気分的にもよくないもの。生乾きの原因にもなるので、できるだけ残り湯に雑菌が残らないようにします。体をしっかり洗ってから入浴することを家族内で徹底させたり、入浴後は「ふろ水ワンダー」などの風呂水洗浄剤を使うのもおすすめ。

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翌日、沸かし直して入浴する場合も、風呂水洗浄剤を入れておくとヌメリがなく気持ちよく入れます。

ふたはしっかり閉める

バスタブから出る湿気を出さないことと、カビの発生を防ぐために、ふたをしっかり閉めることを徹底します。

残り湯ホースをきれいにする

以外と盲点とされているのが、残り湯を吸い上げる「風呂水ホース」。せっかく残り湯をきれいにしても、ホースの中が汚れていたら、洗濯機の中に入る水が雑菌だらけになってしまいます。風呂水ホースは、オキシクリーンなどで洗浄がOK。専用緒の洗浄剤も販売されていますよ。


すすぎはきれいな水を使う

残り湯は「洗い」の時のみ使用し、すすぎには水道水を使います。洗濯物の量が多かったり、残り湯がちょっと汚れていると感じた場合は、ためすすぎではなく、注水すすぎにした方がいいかもしれません。

抗菌成分が配合された柔軟剤を使う

現在、生乾き臭などを防ぐ洗濯洗剤や柔軟剤が多く販売されています。きれいな水道水を使うすすぎ時には、抗菌成分が入った柔軟剤を入れ、生乾き臭を防ぎます。柔軟剤の代わりに、雑菌の繁殖を防ぐ酸性の「クエン酸」を使うのもおすすめです。

浴室と周囲の換気をよくする

湿気を浴室に溜めないように換気をよくします。でも、換気扇を使うだけでは、うまく換気ができないのだそう。外につながる窓がある場合、その窓を数センチ開け、浴室のドアも開けてから換気扇を作動させます。

お風呂場を完全に閉めたまま、換気扇をつけてもダメなんだね

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

換気扇以外にも、空気が出入りする場所が増えることで、空気の流れがスムーズに。浴室が早く乾きます。

風呂釜の洗浄を定期的にする

風呂釜にも雑菌がいっぱい。1カ月に一度ほど定期的に風呂釜洗浄をします。専用の洗浄剤も販売されていますが、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤でも代用OK!風呂水ホースの洗浄にも使えるので、オキシクリーンはストックしておくと便利ですよ。


風水的にNG!?それでも残り湯を洗濯に使う理由

最後に個人的な話を。風水的にもNGと言われつつも、ずっと残り湯を使って私が洗濯している理由は、実家も同じように残り湯洗濯をずっと続けていたから。実家では、多少のアクシデントはありましたが、それほど運気が悪かったと感じられなかったんですよね。家族全員、大きな事故や病気とも無縁でした。

お風呂ホースをセットしたり、時には洗ったりとひと手間は必要ですが、災害時に備えて、水を溜めておくと安心だし、節水することで、月に300~600円(年間で3,000円~6,000円)節約できるのは大きいです。雨が降らないとき、バスタブに水が入っていれば、庭の花や植物への水やりにも使えます。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

何より、洗濯で水を全部使い切ったときの達成感がたまらん!

まとめ

風水で残り湯洗濯がNGな理由と、それをふまえつつも、残り湯洗濯をする方法をざっくりまとめると、

・残り湯洗濯NGなのは、悪い気を吸った残り湯で洗濯すると、服にその悪い気が移ってしまうから
・風水的には、残り湯に塩を加えて浄化させれば、残り湯洗濯に使える
・残り湯の雑菌を防ぐ
・風呂釜やホースのメンテナンスをする
・換気をよくする

風水は気になる、でもお風呂の水がもったいないと考えている人は、参考にしてみてくださいね。

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