通販や牡蠣小屋などで、1kg単位で販売されていることがある牡蠣。でも牡蠣1kgって、一体何個分なのでしょう?
そこで今回は「牡蠣は1kgで何個入っているか」について調査。殻付き牡蠣、むき牡蠣の両方について調べてみました。
殻付き牡蠣1Kgは、牡蠣は何個?
結論から言うと、
「殻付き牡蠣は1kgで平均10個。小さな牡蠣なら15個、特大の牡蠣なら7個ほどの場合もある」
詳しく説明していきますね。
殻付きの牡蠣を販売しているさまざまな通販サイトを見てわかったのは、1kgで購入できる牡蠣の数は、「7~15個」とバラつきがあるということ。どうしてこんなに違うのかというと、殻付き牡蠣の大きさは一個一個の大きさにかなり個体差があるからなんですね。
どのくらい違うの?
殻付き牡蠣は、産地や獲れた時期、生育期間によってサイズに差があります。
1個150gを超える特大サイズのものもあれば、70~80gほどの小ぶりなサイズのものまでさまざま。平均的なサイズは1個100gほどのようです。
なので殻付き牡蠣1kgというと、
- 特大サイズの牡蠣なら1kgで7~8個前後
- 平均的なサイズなら1kgで10個前後
- 小さなサイズのものなら1kgで15個前後
……といったところでしょうか。
できるだけたくさん牡蠣を食べたいのよねー。個数が多い方がお得な気分になりそうだから、小サイズがいいかな?
うーん、個数は少なくていいから、身が大きいものを食べたいな
牡蠣本体の重さは平均100g前後と説明しましたが、おいしく食べるために気を付けたいのは、中にどのくらい身が詰まっているかどうか。牡蠣の廃棄率(殻)は平均75%なので、それを差し引いた25%が食べられる部分です。
なので実際に食べられる牡蠣の身の大きさは
- 特大サイズの150gの牡蠣なら、約38g
- 平均サイズの100gの牡蠣なら、約25g
- 70~80gの小さいサイズの牡蠣なら 約18g~20g
という計算になりますね。
個数と重さの目安がわかったわ!ネットで安い牡蠣を見つけたから、買っちゃおうかな
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ちょ、ちょっと待って~~!
購入する前にチェックしたいのが、牡蠣が獲れた時期や産地です。牡蠣の身は、産地や獲れた時期などによって、大きさや味わいは変わってくるそう。栄養豊富な海で育ち、産卵に備えて栄養を蓄えた旬の時期は身が重く旨みが増すのに対し、栄養が少ない海で育ち、産卵の時期を終えた牡蠣の身は痩せて味も落ちます。
ちなみに牡蠣の旬は、産卵の時期(初夏~夏)を控えた、秋から春先(11月~4月)頃。
おいしい牡蠣を食べるのであれば、重さや個数だけでなく、「旬の時期に獲れたものであるか」「牡蠣の生育に適した環境で育ったものか」を確認するのが大事ですね。
↓三陸宮城産の殻付き牡蠣を1kgから販売。旬の時期に獲れた牡蠣を冷凍してお届け!
1Kgのむき牡蠣は、牡蠣何個分?
殻付き牡蠣1kgあたりの個数がわかったところで、次は「むき身の牡蠣」。お鍋やフライを作るときにぴったりなむき身の牡蠣ですが、1kgにどのくらい入っているのでしょうか。
結論から言うと、小さめ~平均的な大きさの場合、1kgで50~60個。身が大きいと、1kgで25個~30個。
こちらも個数だけでなく、「獲れた時期」「産地」によって、味はかなり変わってきます。酒蒸しやバター焼きなど、シンプルな調理法で素材そのものの味を味わいたい時は、産地や収穫時期をチェックするのがおすすめです。
↓広島産牡蠣のむき身を1kgから販売。むき身と殻付きのセットも扱っています
まとめ
牡蠣1kgは何個分かについてざっくりまとめると、
<殻付き牡蠣の場合>
平均サイズ(約100g)の場合、10個
小さなサイズ(70~80g)の場合、15個
特大サイズ(150g以上)の場合、7個~8個
<むき身の牡蠣の場合>
小さめ~平均的な大きさの場合、1kgで50~60個
特大サイズの場合、1kgで25個~30個
店頭やネット通販で、牡蠣がキロ単位で販売されていたら、参考にしてみてくださいね。
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