業務スーパーの「なんでもできるっ酢」 vs ミツカン「カンタン酢」徹底比較!

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「これ1本で味が決まる」系の調味酢、便利ですよね。特に私がお気に入りなのが、ミツカンの「カンタン酢」。

しかし、業務スーパーにも同じような商品が存在していることをご存知でしょうか。その名も……「なんでもできるっ酢」!!ネーミングといい、似たようなパッケージといい、もう「ジェネリック」感が満載です。

そこで今回、この2つの商品を徹底比較! 実際にいろいろな料理を作ってみると、味や使い心地に意外な違いがあることがわかりました。

この記事では、

  • 値段・内容量の圧倒的な差
  • 原材料はどう違う?
  • 実食!料理によって向いているのはどっち?
  • 口に合わなかった時のリカバリー術

などについてまとめています。コスパ重視で業スー?それとも安定のミツカン1本?迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents

これが業務スーパーの「なんでもできるっ酢」

こちらが業務スーパーの「なんでもできるっ酢」。 ミツカンの「カンタン酢」と並べてみるとこんな感じです。

まるっとした手書きPOP調のかわいい書体といい、「酢」だけ赤という色使いといい、思いっきり寄せてますなあ。

フェルトペンで書いたような、”にじみ”っぽいところまで同じとは芸が細かい(?)。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

商品名の最後に「酢」を付けるネーミングセンスまでお揃い

コンセプトも両方とも「これ1本で、切った野菜を漬けるだけ、焼いた肉に絡めるだけ」。 「カンタン酢」の大ヒットを受け、「うちならもっと手頃な価格で作れる!」と業務魂を込めて開発した商品が「なんでもできるっ酢」と言えそう。

スペック比較:容量・カロリー・価格

まずは数字の部分をシビアにチェック!

1. 容量の違い

  • カンタン酢: スーパーで見かけるのは、1リットル入り、500ml入りですが、800ml、業務用の1.8リットル入りも販売しています。
  • なんでもできるっ酢: 潔く「1リットル」の男前サイズのみ!

2. カロリー・塩分の違い(大さじ1杯15mlあたり)

計算してみると、カロリーに意外な差が出ました。

項目なんでもできるっ酢ミツカン カンタン酢
100gあたり101 kcal約133.3 kcal
大さじ1杯あたり約15.2 kcal20 kcal
食塩相当量(大さじ1)約0.69 g0.71 g

100gあたりで比較すると、「できるっ酢」の方が低カロリー。わずか5kcalですが、ダイエット中の方には、業スー版がちょっぴり味方してくれそう。塩分はほぼ互角ですね。

カロリーの差5kcalというと、小さいカニカマ1/2本くらい

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

価格の違い(※購入時価格)

個人的にびっくりしたのが価格の違い。なんと価格差は約2倍でした。

  • なんでもできるっ酢:1リットル 298円
  • カンタン酢:1リットル 約570円

「カンタン酢」1本分で、業務スーパーの「なんでもできるっ酢」が約2本買える計算です。調味料1本だけで約600円の出費はかなりイタいので、カンタン酢よりなんでもできるっ酢を選ぶ人も多そう。気になるのは、この価格差が「味」にどう出ているのか……ですね。

原材料はどう違う?

続いては原材料チェック!

■カンタン酢

食酢(醸造酢、米酢、りんご酢)、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖、食塩、レモン果汁、野菜だし、昆布だし/酸味料、調味料(アミノ酸等)

■なんでもできるっ酢
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、米酢、食塩、醸造酢、濃縮レモン果汁、濃縮りんご果汁、昆布エキス/調味料(アミノ酸)、一部にりんごを含む

使われている原料は、お酢に砂糖、レモン果汁に調味料とあまり変わりがありませんが、ちょっと違うのは次のようなところ。

  • お酢と砂糖の配合量が違う。「カンタン酢」の方が、お酢が多め
  • できるっ酢の方が、米酢の配合量が多め
  • カンタン酢はりんご酢が使われている(できるッ酢はりんご果汁入り)

こうした原材料の違いが味にどう影響するのか?次から深堀りしていきます。

「カンタン酢」「なんでもできるっ酢」、味はどう違う?

それでは味はどう違うのか。まず、お皿に入れてみましょう。

「できるっ酢」の方が色が濃い?

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

  
色は、「できるっ酢」の方が色がわずかですが濃いです。液を注いだときに感じたのは、「カンタン酢」の方が少し粘度があるかな、と。できるっ酢はサラッとしています。

スプーンですくって、それぞれをちょっと味わってみると……。

すっぱい!

いや、そりゃ「酢」なんだから、すっぱいのは当たり前でしょというツッコミの声が聞こえてきそうですが、なんというか、「なんでもできるっ酢」の方が酢の角が立っている感じ。「カンタン酢」はやや甘めに感じます。

うーん、でも不思議ですね。原材料では、「なんでもできるっ酢」の方が砂糖の配合量が多いので、カンタン酢よりも甘い味なのではと想像していたのですが、実際は逆とは。

料理で使うと、この味の違いがどのように影響するのか、さあ、次はいよいよ実食ですよ!

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どっちを使った方がいい?料理別に作り比べてみた!

この「酸味の違い」が、料理でどう化けるのか。いろいろな料理で試したところ、個人的にですが「カンタン酢」「なんでもできるっ酢」それぞれ相性のいい料理があることがわかりました。

お寿司(酢飯)

どちらも「すし酢」を使わなくても、混ぜるだけで酢飯ができてとても便利。「カンタン酢」は酸味がマイルドなので、お酢が苦手な人や子ども向きかも。一方、「できるっ酢」は甘み控えめでさっぱりしてます。

個人的には、お揚げが甘い分、さっぱり食べられる「できるっ酢」が好み

いなり寿司だと、お揚げが甘いので、酸味が強い「できるっ酢」を使った酢飯の方が私は好み。具材を上にのせるちらし寿司にすると、あまり2つの味に違いは感じられませんでした。

具をいっぱいのせるちらし寿司だと違いがわからず

副菜(トマトのマリネ・ピクルス・酢の物)

マリネとピクルスを作ったときに感じたのは、味のなじみ方が違うこと!
「なんでもできるっ酢」は、漬けて30分でも味がなじんでいるのですが、「カンタン酢」の方は30分だと、まだ素材同士が遠慮してる感じ。クラス替えしたばかりの4月の教室といった味です。カンタン酢は、ちょっとなじませる時間を長くするのがおすすめ。

マリネ。1日寝かすとおいしいです
ピクルス。ピクルス液を加熱する手間なく作れます

「できるっ酢」は味のなじみが早いので、副菜としてすぐ食べたい時に使うのがおすすめ。作り置きするなら「カンタン酢」「できるっ酢」どちらでも美味しいです。味はやはり、「できるっ酢」はさっぱり、「カンタン酢」は甘め。

一方「酢の物」は、野菜を塩もみするというひと手間がある分、「カンタン酢」「できるっ酢」どちらも時間を置かなくても、和えるだけで味が決まりました。子どもは甘めの「カンタン酢」の方が食べやすいかも。

照り焼き

照り焼きを作ったときに感じたのは「とろみが付くまでの時間」。「カンタン酢」は、比較的早めにとろみが付くのですが、それと比べると「できるっ酢」は液がサラッとしている分、時間がちょっとかかる気がしました。

照りも「カンタン酢」の方が、きれいに付く感じ。

味は「できるっ酢」はさっぱり系、「カンタン酢」は甘め。加熱すると、「カンタン酢」の方が、より酢の角が取れてまろやかに、そしてほのかに旨みが出る気がします。個人的には「カンタン酢」が好みかな。

「カンタン酢」「できるっ酢」結局、どっちを買うべき?

実際に使い比べてみた私の率直な結論はこちら!

  • 「なんでもできるっ酢」がおすすめな人
    • とにかくコスパ重視。「カンタン酢」の約半額というのは超メリット
    • すっぱい味、さっぱりめが好き
    • 「あ、あと一品足りない」と急いで副菜を作る事が多い
  • 「カンタン酢」がおすすめな人
    • お酢のツンとした感じが苦手
    • 肉料理などの「メインのおかず」にも活用したい
    • 作り置きをして、じっくり味を染み込ませたい

私は酢飯を作ることが多いので、量を使う「できるっ酢」は重宝してます。


【おまけ】好みの味じゃなかった時の裏ワザ

業務スーパーの「なんでもできるっ酢」は、大容量の1リットル入り。購入後「思っていた味と違う…」となったときの調整方法をご紹介します。

  • 酸っぱすぎる: 「できるっ酢」は、「カンタン酢」より酢の角が立っている気がします。そのへんが気になる場合、みりんや砂糖をちょい足し。角が取れて使いやすくなります。
  • コクが足りない:ちょっとコクや旨みが足りないと感じた場合、これは好み分かれるかと思いますが味の素をちょっとプラスします。

私は「できるっ酢」で照り焼きを作るとき、砂糖と味の素をちょっと加えてます。

「カンタン酢」「できるっ酢」比較一覧

できるっ酢カンタン酢
価格(1リットル)約298円約570円
カロリー(大さじ1杯)15.2kcal20kcal
原材料の違い酢より糖の配合が多い糖より酢の配合が多い
酢の角が少しあるやや甘い
特徴マリネなどは味のなじみ早い照り焼きなどで、加熱するとコクが出る

まとめ

業務スーパーの「なんでもできるっ酢」、やっぱり一番の魅力は安さ。そして味のなじみが早いので、「何か1品足りないなー」と言う時でも素早く酢の物やマリネが作れるのはとても便利です。1リットルとなかなか使い甲斐がありますが、寿司飯や照り焼きなど、使えるメニューの幅が広いので、お酢が苦手でなければ使い切れるはずですよ。

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