味噌汁にケチャップを入れてみた!だし代わりになるという説は本当か?

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「お味噌汁を作ろうとしたら、だしの素がなかった!」

そういう経験、一度や二度あるのではないでしょうか?

一度や二度のみならず、三度も四度もそんな経験がある私。切らす前にストックしておきなよ!という突っ込みも四方八方から飛んできそうですが、鶏よりも早く6歩歩けば忘却の彼方なので、すぐ忘れてしまうんですよね^^

そんな時、だしの素の代わりに、なんと「ケチャップ」が使えるという情報をテレビ番組でキャッチ! ケチャップなら冷蔵庫に常備してあるし、だしの素の代わりに使えるなら便利なのでは!!!

「おいしいのかなあ……」そんな疑問がなかったわけではありませんが、実際にケチャップを使ったお味噌汁を作ってみました。味は果たして……?? よければ参考にしてみてくださいね。

ほかにもだしの代わりに使える食材をいろいろ試した記事がこちら!

食事作りも佳境に入り、さあ、あとはお味噌汁を作るだけ!となった段階で「しまった!だしの素を切らしてた!」となることはありませんか? …...

これがケチャップで作ったお味噌汁!

「なぜケチャップがだしの代わりに?」
「酸っぱくないの?」
「ケチャップの甘みが出るのでは?」

なんて疑問を感じながら作ったお味噌汁がこちらです。ドン!

ほんのりと赤みが感じられるのがわかるでしょうか? ケチャップを使っているため、少しだけいつものお味噌汁よりも色が赤いです。

味はというと、うーん、期待していたのとちょっと違うなあ、というのが正直な感想。でも、いろいろと具を変えて作ってみるうち、使う具によっても、味が左右されるというのがわかりました。

ケチャップ味噌汁と相性のいい具もわかったので、後ほど紹介していきますね。

なぜケチャップがだしの代わりに使えるの?

作り始める前に、そもそもなぜケチャップがだしの代わりに使えるのか、軽く説明しますね。

ケチャップの主原料といえば「トマト」。トマトには、「昆布」の旨み成分である「グルタミン酸」が多く含まれているのだそう。ケチャップは、濃縮したトマトを使って作られているため、生のトマトよりグルタミン酸が多く、旨みが多く感じられるのだとか。

この「ケチャップをだしの代わり」は、いろいろなテレビの情報番組やネットの裏技などでも取り上げられています。

ケチャップ味噌汁を作ってみる

さて、さっそくケチャップをだしの代わりに使ったお味噌汁を作ってみましょう。

使ったお味噌とケチャップは、ごく普通のスーパーで入手できるものです。

お味噌は特売日には168円で購入できる「マルサン こうじみそ」。ケチャップはどこかのスーパーのプライベートブランド品です。決して「オーガニック」「有機栽培」「天然塩」などの素材を使ったお高いものではございませんよ。オホホ……。

話を戻し、作り方です。まず、お鍋にケチャップ大さじ1杯を入れます。ごく弱火にかけ、1分ほどから煎りします。こうすることで酸味が飛び、濃縮した味わいになるのだそうです。

鍋に水を500ミリリットル加えます。この時、鍋が熱いので、「ジュワ~!」と投入した水が勢いよく湯気になります。気を付けてくださいね。

加熱するうち、ケチャップがお湯に溶けてきました。お湯の色はやっぱりというか、当たり前というか、ケチャップが溶けているので薄い赤い色をしています。

ほわーんとたつ湯気をかいでみると、まぎれもなく「ケチャップの香り!」

んん?全然、だしっぽくない香りなんですけど!?(不安)

でも、それは表の顔。裏ではきちんと「だし」の仕事をしてくれているのでは?とケチャップに期待をかける私。器に少しだけとって、味をみてみます。

………

ごくごく

………

ケチャップじゃーーーーーん!!!!

「ザ・ケチャップ」というほど味は濃くないんですが、 私、ケチャップで~す   というくらいの主張は感じられます。

ちなみに「トマト」の味わいでもありません。ケチャップに含まれる「酸」の風味が際立ってます。火にかければ、酸味は旨みに代わると聞いたことがあるのですが……。

不安は増すばかりですが、ここまで作ったケチャップだしをムダにしたくありません。具(わかめ、豆腐)を入れました。続いて味噌も加えます。

味噌を加えることによって、2つの素材がそれぞれを高め合い、常人では考えられないようなハイパフォーマンスを見せてくれるのではないか?と、まるでミュージカルの演出家のような気持ちで、器に味噌汁をよそいます。

ドン! はい、ケチャップだしのお味噌汁の完成です。

冒頭でも説明しましたが、汁の色は、ケチャップが入っている分、赤っぽいです。においをかぐと、味噌の香りもしますが、その湯気の向こう側にチラチラとケチャップが「ひょっこりはん」してる感じです。

実際に食べてみましょう。

……

ううーん……。

薄い…?。

…というか、何か足りない?

味噌はしっかり入れたので、塩辛さはきちんとあるのです。なのに感じる物足りなさ。「グルタミン酸よ、どこへ行った!」と器に向かって叫びたい気持ちです。

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それなら、グルタミン酸が豊富なケチャップを足してみたらどうだろう?という考えもありますが、ケチャップの酸味や風味はしっかり感じられるんですよね。

なので、さらにケチャップを足したら、旨みより先に、酸味や風味がマシマシされて、味噌汁とは違った食べ物になる可能性の方が圧倒的に高い気がします。

そして、とても気になったのは、食べたあと、ケチャップの後味が舌の上に残ること。これも「ザ・ケチャップ」というほど強力ではないんですが、確かに存在感を感じます。酸っぱさも味噌を加えればマスキングされるかと思いましたが、残ってますね。

ここまでは私の感想です。「?」と思うのは私だけかもしれないと思い、ケチャップのことは伏せて、夕食時に子どもにも出してみました。以下、子どもたちの感想です。

・なにこれ?いつものお味噌汁と違う
・何で酸っぱいの??? 何入れた?
・ごめんなさい、おいしくない。

おいしくないと言いつつも、完食はさせましたがしてくれましたが、うーん、不評でした。食後に、「実はだしの素の代わりにケチャップを使ってみたのだ」と種明かしをしたところ、「早く、だしの素を買って」と言われる始末です。

ケチャップ味噌汁に、味変食材を入れてみた

さて、「ケチャップだしの味噌汁」、まだまだたっぷり残っています。もしかしたら、違ったアプローチの方法で可能性が花開くのかもしれない! 再びミュージカルの演出家気分になった私は、味変食材を加えて味を変えてみることにしました。

使った食材は

  • にんにく
  • きな粉

です。

味変食材その1 にんにく

まずにんにくです。トマトとにんにくは相性がいいので、ケチャップ味噌汁にも応用できるのではないかと考えました。

にんにくはすりおろし、ケチャップ味噌汁に小さじ1/4ほどを加えてみました。2分ほど加熱します。

だんだんとにんにくの香りが立ってきました。しかし、考えてみたら味噌汁からにんにくの香りって不思議ですね。

完成したにんにく入りのケチャップ味噌汁を味わってみます。

うーん……。確かに味に深みは出た感じはしますが、物足りなさを補完できるほどではないです。

入れないより入れた方がいいけど、でもにんにくは苦手な人もいるし、ムリして入れるほどでは……と煮え切らない感想しか出てきません。

味変食材その2 きな粉

続いて、きな粉です。きな粉も、旨み成分のグルタミン酸が多く含まれている食材なのだそう。ケチャップ味噌汁に足りない旨みをきな粉でプラスできないかな?と考えました。

ケチャップ味噌汁に小さじ1/2ほど加えます。

完成したきな粉入りケチャップ味噌汁を味わってみます。

うーん……。旨みが出てるかというと微妙です。それよりもきな粉の風味が、ケチャップの風味をマスキングするどころか、混ざり合ってケンカしてます。きな粉ってこんなに風味強かったですかね??

「にんにく」「きな粉」の味変アイテムを使ってみましたが、確かに味は変わったものの、「おいしくなる」にはあまり寄与していないことが判明しました。

「あの二人ならいいカップルになると思ったのに~」と残念がる仲人さんのような気持ちです(あれ、ミュージカルの演出家はどこに…??)。

ケチャップ味噌汁と相性のいい素材とは

しかし、ミュージカルの演出家はあきらめません。もしかしたらケチャップ味噌汁も、具によって味わいも変わってくるのではと思いました。いろいろと試した結果、ケチャップ味噌汁と相性がいいと思われる具材を発見! それがこちらです。

玉ねぎ、ブロッコリー、油揚げです!

にんにくと同様、玉ねぎもトマト料理によく使われますよね。ブロッコリーは、素材から旨みが出て、いいだしが出るのだそう。油揚げは油で揚げているぶん、味にコクが出ます。何か足りなさを感じるケチャップ味噌汁にちょうどいいと思いました。

作り方は、ケチャップだしの中に具を加え、味噌で味を調えるだけ。ブロッコリーは芯の部分に旨みが多いとのことで、少し加熱時間を長くしました。

完成です!

味はというと……

うん!ケチャップの酸味やトマトの風味と玉ねぎがいい感じ。

これまでのケチャップだしの味噌汁だと、どうしても酸味が気になったのですが、玉ねぎとケチャップは相性がいいせいか、全然気になりません。

ブロッコリーから旨みが出ているのかはわかりませんが、洋風のスープにブロッコリーが使われることが多いだけに、洋風調味料のケチャップとの親和性もあると思いました。

油揚げは、思った以上に「物足りなさ」をカバーしてる感じです。油揚げもいいですが、コク出しのために、オリーブオイルを使ってもいいかもしれません。

個人的には、玉ねぎがマストだと思いました。どうしてもケチャップで味噌汁を作るしかない!となった場合、「玉ねぎ」を入れるのがおすすめです。

まとめ

実験に次ぐ実験で、ケチャップ入り味噌汁を飲みすぎました(笑)。テレビ番組で絶賛されているようなほどのおいしさは残念ながら感じられませんでしたが、かくし味として普通のお味噌汁にケチャップを入れると味に深みが出る気がします。

思った以上にケチャップの酸味が感じられるので、酸味が苦手な人は少量入れて様子を見てみてくださいね。

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