ヨーグルトメーカーはどのくらいお得なの? 元をとるには?

Pocket

インフルエンザや風邪の予防、花粉症を和らげるために、ヨーグルトが有効という話をよく聞きますね。でも、毎日購入を続けるのは大変なので、ヨーグルトメーカーを買おうかと考える人も多いはず。とはいえ、値段もそこそこするし、どのくらいお得なのかも気になりますよね。

私が使っているヨーグルトメーカーは、タニカ ヨーグルティアです。さまざまなヨーグルトメーカーが販売されていますが、この製品は中でも金額的に高く、楽天市場でも1万円ほどします。コスト的にどのくらいお得になるのでしょうか?

こちらもどうぞ→ヨーグルトメーカー タニカヨーグルティアを使っての感想

ヨーグルティアで元をとるには

私がいつも使用している材料は、牛乳(158円)と機能性ヨーグルト。LG21だったり、R-1(アールワン)だったりしますが、どちらも125円で購入しています。材料費はトータル283円です。

これで作ると、1リットル分のLG21ヨーグルトを283円で作れるという計算になりますね(電気代は不明なので除く)。

単純に計算すると、100ml分のLGヨーグルト(砂糖なし)が約28円で作れるということに。カップタイプの機能性ヨーグルトLG21(1個112g)の場合、いつも125円で購入しているので、約100円近くお得になるということになります。

ヨーグルティア本体価格が1万円だと考えると、約100個(カップタイプ換算)作って食べれば、元は取れるという計算になりますよね。100個と言うと、気が遠くなりそうですが、

1人で1日1個食べるなら約3か月超

子ども3人で1日1個ずつ食べるなら、1か月超

で、回収できることになります。機能性ヨーグルトは少し値段が高めですが、ヨーグルトメーカーを使えば安く続けることができるかもしれません。

でも時々、セールで一般的な普通のプレーンヨーグルトは、400gで100円程度で販売されていることもあります。乳酸菌の菌種を問わず、健康のためにただヨーグルトを食べたい、という場合は、ヨーグルトメーカーは使わず、セールの時に安いヨーグルトを購入しても十分ではないかなという気もします。

カスピ海ヨーグルトなどと比較

回収するには、少しだけ時間が必要なヨーグルトメーカー。実は私、廉価版のヨーグルトメーカーを買うのも勿体ないと思っていた時期があり、その時は家にあるものや初期費用がかからないもので、ヨーグルトを作ったことがありました。その中の「カスピ海ヨーグルト」「炊飯器で作るヨーグルト」と比較したいと思います。

スポンサーリンク


・「カスピ海ヨーグルト」との違い

カスピ海ヨーグルトの種菌を分けてもらい、しばらく作り続けたことがありました。カスピ海ヨーグルトは粘りのあるヨーグルトで、酸味も少なく、食べやすいヨーグルト。一般的なヨーグルトが40度くらいで発酵するのに対し、カスピ海ヨーグルトは常温でも発酵できるというのが特徴でした。

私が行っていた方法は、500ミリリットルの牛乳パックの中に(あるいは1リットル)、種菌をスプーン大さじ1~2杯ほど入れ、牛乳パックの上部にキッチンペーパーなどでフタをして発酵させる、というもの。密封させず、常温で発酵させると、翌日にはヨーグルトになっているのです。完成したヨーグルトを種菌にして、またヨーグルトも作れるのでコスパは非常によかったと思います。

面倒な発酵温度の調整も不要で、牛乳パックだけでできるという手軽さがとても魅力だったのですが、何度か作り続けているうちに、ヨーグルトの味に変化が………。雑味が感じられるし、粘りも弱くなっているし、色もなんだかほのかにクリーム色がかってきたんですよ。

幸いにもおなかを壊すことはなかったですが、やはり発酵食品だけあって、雑菌が多少繁殖してしまったのだと思います。牛乳パック上部を、キッチンペーパーで覆うだけだったので、目に見えないものも入り込んでいたのかもしれないですね。

でも、きちんと容器の消毒をし、雑菌が入らないよう工夫して作り続ければ、ほんとにコスパに優れたいいヨーグルトだと思います。


・炊飯器で作るヨーグルト

炊飯器の保温モードを使い、ヨーグルトを作るという方法です。ずっと保温モードにするのではなく、発酵に適した温度になったら、保温を切ってそのまま数時間置くという方法です。いろいろなレシピサイトでも公開されており、手軽に作ることができます。

しかし、家族5人暮らしだと、朝と夕食用にごはんを炊かなくてはならず、ヨーグルトを作るためだけに炊飯器を数時間空けておくのは難しかったんですね。結局、数回試しただけで終わってしまいました。

朝はごはんを炊かない家で、微妙な温度調整が不要な一般的なヨーグルトを作る場合、試す価値は十分あると思いますよ。

まとめ

今すぐに必要なものではないし、代替商品もあるし、何より続けられるかも不安な中で、それなりの初期投資が必要なヨーグルトメーカーを購入するのは勇気がいりますよね。ただ、やっぱり高価な分だけ、「使わなくてはもったいない」という気持ちが出てくるのも事実。それが続けられる秘訣かもしれません。

一人暮らしでも毎日食べ続けるとしたら、3カ月で元が取れるという計算になるし、甘酒など他の発酵食品も作ることができるので、お料理が好きな人であれば持っていても損はないと思います。

<関連記事>

ヨーグルトは、インフルエンザ・風邪予防に効果あり? 4年間の経験から

ヨーグルトメーカーおすすめは? タニカヨーグルティアを試した感想

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする