冷凍しておいたおにぎりは、自然解凍でOKという記事を先日ご紹介しました。今回はそれに続くもので、「冷凍おにぎりにおすすめの具」について紹介します。
冷凍おにぎりの自然解凍の方法については、下記で紹介しています。
Contents
冷凍おにぎりに適した具ランキング
今回の実験にあたり、よく家庭で作るおにぎりの具をいろいろ試してみました!
試した具は下記の通り!
おいしく食べられた具を、個人的にランキングにしてみることにしました。
1位 鮭
鮭は安定のおいしさ。鮭の切り身だけでなく、瓶詰めのサケフレークでも大丈夫でした。
2位 うめぼし・昆布・おかか
おにぎりの定番の具「うめぼし」「昆布」「おかか」。解凍しても、まったく変化ありませんでした。
でも、自然解凍ではなくレンジを使って解凍する場合、「昆布」「おかか」はちょっと注意が必要です。それについては下記で説明しますね。
3位 ツナマヨ
コンビニおにぎりでも人気の具「ツナマヨ」。マヨネーズを使うので、冷凍には不向きと言われていますが、食べてみたところ、特に問題なく食べることができましたよ。
ただ、ツナの油をしっかり切っておかないと、解凍したときに油でごはんがポロポロしてくるので、油切りをしっかりしておくのがポイントかも。
4位 スパムにぎり
ふつうのおにぎりより、成型に時間がかかるスパムにぎり。一度に数個作って冷凍しておけば、好きなタイミングで食べることができて便利!
5位 唐揚げ
唐揚げのほか、焼肉や生姜焼きでも大丈夫でした。夕食の残りの唐揚げや焼肉を具にして握って、冷凍しておくと便利です。
自然解凍ではなく、レンジで解凍させるときは注意が必要!詳しくは次の項の「冷凍おにぎり解凍で注意すること」で説明しています。
6位 ゆかり
ふりかけおにぎりの定番「ゆかり」も全く冷凍しても問題なし!意外と混ぜ込んで握るのは手間なので、一度に作っておくと便利ですよね。
7位 悪魔のおにぎり
ローソンで大ヒットとなった悪魔のおにぎり。揚げ玉と青のり、めんつゆを混ぜ込んで握りました。こちらも特に問題なく食べることができました。
8位 明太子や焼きたらこ
生のたらこや明太子は、傷みやすいことからおにぎりの具には不向きと言われていますよね。そのため、おにぎりにするときは、焼きたらこにすることが多いのではないでしょうか。
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でも、冷凍おにぎりの場合は、自然解凍にすると、ちょうどいい加減で生のたらこや明太子を食べることができました。
ただ、冷凍してあるといっても過信は禁物!長時間置いたままにしたり、気温が高い真夏だったり、持ち歩く時間が長い場合は、生ではなく焼たらこにしておくのがベターです。
9位 赤飯
もち米を使った赤飯やおこわのおにぎりも人気ですよね。赤飯もおいしく食べることができました。
もち米を使っている分普通のごはんより固めなので、自然解凍にする場合、少し長めに解凍時間をおくのがおすすめです。
以上、私の主観100%で決めた「おすすめ具ランキング」について紹介しましたが、いかがでしたか?
しかし注意が必要な具があるのも確か。次のコーナーでは、ちょっと注意しておきたいおにぎりの中身について説明していきます。
冷凍おにぎりでちょっと注意が必要な具
冷凍おにぎりでちょっと注意が必要なものは、冷凍によって素材が変質してしまうものでした。
まぜごはん
今回、五目混ぜご飯(にんじん、しいたけ、こんにゃく、油揚げ、たけのこ、きのこ)でおにぎりを作ったのですが、解凍して食べたとき、「ゴリッ!」と妙な歯ごたえになるものがありました。
そのゴリゴリの具は、こんにゃくとたけのこ!
こんにゃくは硬く、たけのこは筋っぽい感じです。どうやら、調べてみると、こんにゃくとたけのこは冷凍すると食感が変わってしまうようですね。
冷凍おにぎりをレンジで解凍するときに注意が必要な具
次は、冷凍おにぎりを自然解凍ではなく、レンジで解凍するときに注意しておきたい具について。
私は冷凍おにぎりは自然解凍を基本にしていますが、室温が低く解凍が進みそうにないときは、お昼にちょうど食べごろになるように、レンジで半解凍したり、あらかじめ完全に解凍しています(解凍モードではなく、加熱モード)。
そこで注意したいのが、おにぎりの中身!
- 昆布
- 焼きたらこ
- 唐揚げ
- 焼肉
など、焦げ目や色が濃い具は注意が必要です。どんな点に注意すべきなのか、下記で紹介していきますね。
昆布
加熱が終わってから食べてみたら、具の昆布がカッチカチ! さらに、昆布の周囲のごはんも硬く、噛むと「ガリッ!」とする部分もありました。
なぜかと思って調べると、電子レンジ加熱は、食品の中心になるほど、熱くなりやすいという特徴を持っているからだそう。
特に黒や茶色など色の濃い食材は、より熱くなりやすいという特徴があります。さらに昆布の佃煮には砂糖が使われていますよね。そのため、余計に焦げやすくなった可能性もあります。
昆布のおにぎりをレンジ加熱で解凍する場合、やや加熱時間を少なくするのがおすすめです。
焼たらこ・唐揚げ・焼肉・おかか
焼たらこや唐揚げも、具の具がカッチコチになっている部分もありました。昆布ほどではありませんが、味付けに砂糖が使われている「焼肉」は特に固かったです。焼たらこや唐揚げでは、茶色い焼き目が付いた周辺がカチカチでした。
おかかも色が濃いので、加熱しすぎると固くなります。
こちらも昆布と同様、レンジ加熱で解凍する場合、やや加熱時間を少なくするのがおすすめです。
冷凍おにぎりは海苔が水分でぐしゃぐしゃになる?
おにぎりの海苔は、「パリパリ派」「しっとり派」かで好みが分かれるところ。
<id=”#i1″>冷凍おにぎりの場合、解凍時に海苔が水分でビショビショになるのでは?と心配になる人もいるかと思います。
でもおにぎりに海苔を巻いて冷凍し、自然解凍させたところ、ビショビショにならず普通に食べることができました。
海苔をあらかじめ巻いたしっとりおにぎりが好きな人は、海苔を巻いて冷凍しておくのがおすすめです。
まとめ
冷凍おにぎりに適した具についてざっくりまとめると
- 鮭、梅干し、昆布などの定番の具や、ツナマヨも冷凍おにぎりにして問題なし
- こんにゃくやたけのこは冷凍おにぎりの具に向かない
- 電子レンジで解凍する場合、色の濃い具や焼き目が付いた具、砂糖が多い具を入れる場合は、加熱のしすぎに注意!
- 海苔は巻いてもおいしさはそのまま。水分でビショビショにはならない
でした。忙しいとき、上手に冷凍おにぎりを使って楽をしたいですね。
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