三渓園といえば、横浜の名勝地。いろいろ値上がりしている現在、紅葉シーズンが始まる2023年10月から、入園料が値上がりすることが発表されました。
そこで今回は、三渓園のお得な入場方法やアクセス方法についてリサーチ。
- 三渓園は2023年10月から入園料が値上がり
- 三渓園入園料の割引は?
- 三渓園までの電車・バス料金を節約するには?
- 3回行けばモトがとれる年間パスがおすすめ
値上がりしても、お得に三渓園を散策したい方は参考にしてみてくださいね。
三渓園の紅葉の見ごろについてはこちら↓
Contents
三渓園は2023年10月から入園料が値上がり
現在、東京ディズニーリゾートをはじめ、さまざまなレジャー施設の入場料金が値上がりしています。横浜の名勝地・三渓園も2023年10月1日から一部の入園料の値上がりが決定。入園料値上がりの内容は下記のとおり。
2023年9月30日まで | 2023年10月1日から | |
---|---|---|
大人(高校生以上) | 700円 | 900円 |
こども(小学生・中学生) | 200円 | 200円 |
横浜市内在住65歳以上 | 200円 | 700円 |
大人と横浜市民65歳以上が値上がりするのね
子ども料金は200円のままですが、大人料金は700円から900円に値上げ。横浜市在住の65歳以上は200円から700円と大幅な値上がりです。
何より子ども連れに残念なのが、毎月第2・4土曜日の小・中・高校生対象の入園料無料サービスが終了となること。私もその日を狙って訪れることが多かったので、サービス終了のお知らせにはショック。特定日に子ども入園料無料のサービスを利用していたファミリーにとっては打撃が大きいですね…。
値上がりするのは入園料だけではありません。駐車料金も値上げ。どのくらい現在と変わってくるかは下記のとおり。
2023年9月30日まで | 2023年10月1日 | |
---|---|---|
入場から2時間まで | 500円 | 1,000円 |
2時間超以降、30分ごと | 100円 | 200円 |
1日の上限額 | 1,000円 | 上限なし |
わ~!駐車料金は倍になってる!
マイカー派にとってはさらに打撃。入場から2時間まで500円だった駐車料金が1,000円に、その後30分ごとの駐車料金も100円から200円と倍に。さらに1日最大料金1,000円も撤廃です。車で移動する場合、頭が痛いですね。
入園料・駐車料金とも値上がりとなると、家族連れだとかなりの出費増も予想されます。次からは、少しでも入園料や交通費を節約するための方法を紹介していきますね。
三渓園入園料の割引は?
三渓園は、横浜市内の観光案内所やホテル・旅館などで配布している三渓園発行の割引券を利用すると、100円割引で入園できます。そのほか、JAF(日本自動車連盟)カード、神奈川県民共済 わかばカード、ベネフィット・ワン会員証、横浜市交通局 みなとぶらりチケットを提示しても、100円割引に。
2023年9月30日まで大人700円(子ども200円)なので、上記の割引券やチケット・会員証の提示で大人600円(子ども100円)で入園可能。10月1日からは大人900円(子ども200円)に値上がりするので、割引券やチケット・会員証の提示で大人800円(子ども100円)で入園できることになります。
1人100円の割引だけど、家族が多いと割引額もかなりのものに!
三渓園までの電車・バス料金を節約するには?
三渓園までのアクセスを説明すると、電車利用の場合、JR根岸駅・桜木町駅・横浜駅、地下鉄みなとみらい線の元町・中華街駅から市バスを利用(片道220円です)。土日祝の場合、JR横浜駅・桜木町駅から運行されているグリーンのラッピングバス「ぶらり三渓園BUS」も利用できます(片道220円)。
通常運行のバスの割引はありませんが、三渓園のほかに立ち寄りたい観光地がある場合、「周遊券」を使うのがおすすめ!かなり交通費の節約ができます。続いては周遊券についていくつか紹介しますね。
1日乗車券「みなとぶらりチケット」
三渓園のほか、元町や港の見える丘公園、みなとみらいなども回りたい場合は、1日乗車券「みなとぶらりチケット」がおすすめ。大人500円、子供250円で、市営バス「横浜~元町・港の見える丘公園、三溪園」間と、市営地下鉄ブルーライン「横浜駅~伊勢佐木長者町駅」が1日乗り放題になります。
みなとぶらりチケットチケットの提示で、三渓園の入園料が100円割引になるよ
みなとぶらりチケットチケットを提示すると、三渓園のほかにも、よこはまコスモワールドやはまりんコンビニなどでも割引が受けられます。
販売している場所は、地下鉄(ブルーライン)駅や桜木町駅観光案内所、旅行代理店、市内のホテルなど。詳しくはこちら
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市営地下鉄・バス共通1日乗車券
新横浜方面、湘南台・戸塚方面から訪れる人の中には、「そもそも横浜に出るまでが遠い。横浜までの交通費も節約したい」という人もいるのでは?横浜中心地より少し離れた場所から訪れる人におすすめなのが、「市営地下鉄・バス共通1日乗車券」(大人830円、子ども420円)です。
横浜市営地下鉄全線(ブルーライン、グリーンライン)、横浜市営バス、横浜交通開発株式会社のバス路線全線(三井アウトレットパーク横浜ベイサイド直行便を除く)が1日乗り放題になります。
販売している場所は、市営地下鉄・バス共通1日乗車券は横浜市営地下鉄の各駅です。
市営バス1日乗車券
横浜に住んでいても、中心地である横浜駅や桜木町に出るまでの交通費を節約したい人には、「市営バス1日乗車券」もおすすめ。ちょっと移動には時間がかかりますが、1日600円で横浜市営バス、横浜交通開発のバス路線全線が乗り放題です。バス好きな子どもと移動するにもぴったり!
こちら、バス車内でも購入できますが、決済はSuica、PASMO(モバイルを含む)のみなので注意。混んでいる車内だと買いにくいかな…。なのでスマホアプリ「my route」からが手軽でおすすめです。
バス券売機でも購入できますが、販売場所が横浜駅と山下公園なので、そこまでの交通費がかかってしまいます。
横浜1DAYきっぷ
横浜市外で京浜急行沿線に住んでいる人は、京浜急行の「横浜1DAYきっぷ」がおすすめ。京急線の横浜~上大岡間、みなとみらい線、横浜市営地下鉄、横浜市営バスが1日利用できます。各鉄道・バスの「フリー区間」なら、1日乗り放題。さらに「みなとみらいぶらりチケット」と同じ特典が受けられます。
料金は乗車する駅によって異なり、例えば品川からなら1,120円、横須賀中央からなら1,070円です。泉岳寺駅を除く京急線各駅で販売しています。
相鉄発みなとぶらりチケット
相鉄線沿線に住んでいる場合、「相鉄発みなとぶらりチケット」がお得。相鉄線往復割引(横浜駅経由)に、市営地下鉄・バス フリー区間乗り放題。みなとみらいぶらりチケットと同じ割引サービスが受けられます。
料金は乗車する駅によって異なり、例えば海老名駅なら1,020円、平沼橋なら740円。横浜駅・湘南台駅・新横浜駅を除く相鉄線各駅の自動券売機で購入できます。
三渓園散策の場合、駐車場料金を節約するなら?
三渓園の駐車場料金が10月1日から値上げ。駐車場料金を節約したい場合、三渓園の駐車場ではなく、隣接する本牧市民・臨海公園の駐車場を利用するという方法もあります!
隣接とはいえ、公園の駐車場に停めてしまって大丈夫なの?
三渓園の公式サイトでも、「本牧市民・臨海公園の駐車場」が利用できると書かれているので大丈夫!実際、三渓園に行く人で、本牧市民・臨界公園の駐車場に停めている人は多いですよ。
三渓園の入り口まで、三渓園の駐車場に車を置くよりも、多少歩きますが、駐車料金は、最初の1時間は200円、以降30分100円と、三渓園と比べてかなり割安です。
駐車台数も、三渓園が約80台(観光バス駐車の場合、それより減)であるのに比べ、本牧市民・臨海公園の駐車場は267台とかなり多く停められます。
公園には池や芝生公園、SLの展示などもあるので、子ども連れは三渓園だけでなく、公園も訪れるのもおすすめですよ。
3回行けばモトがとれる年間パスや、サブスク「レジャパス」もおすすめ
三渓園では、入場チケットのほか、1年間何度でも利用できる「年間パスポート」も販売しています。
年間パスポートは2,500円。2023年9月30日までの料金で計算すると4回利用すれば元がとれますが、10月からの新料金だと、3回行けばモトが取れる計算に!
春は梅や桜、藤、初夏は菖蒲・アジサイ、夏は蓮、秋はススキに紅葉と季節に通じてさまざまな景観が楽しめる三渓園。年間チケットを購入しておけば、好きなタイミングで訪れることができます。
年パス購入していると、「ちょっと三渓園までお散歩に」もできそう
また、三渓園は、月額1,958円のレジャー施設のサブスク「レジャパス」の対象施設。三渓園だけでなく、他のレジャー施設もまとめて楽しみたい人は、レジャパスを利用してみてもいいかも。
まとめ
三渓園のお得な入園方法をざっくりまとめると
・三渓園発行の割引券や提携施設のチケット・会員証の提示で100円割引
・三渓園までの交通費を節約するには、「横浜市交通局 みなとぶらりチケット」「市営地下鉄・バス共通1日乗車券」
・何度も訪れたい場合は、年間パスポートやレジャー施設のサブスク「レジャパス」の利用がおすすめ
お得に入園できる方法で、四季の花を観賞したり、イベント参加してみてはいかがでしょう?
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