特大サイズの食料品が、とにかく安い業務スーパー。お菓子作りで使う素材も豊富に揃っています。
デコレーションケーキ作りで欠かせないホイップクリーム類ももちろんあります!特にその大きさで異彩を放つのが冷凍タイプの「アマンディホイップ フローズン」。
最初はその大きさに、誰が買うのか、おいしいのか、食べきれるのかと疑問でしたが、使ってみるととても便利!最近は普段のおやつやデザートにとヘビロテしています。
味や保存方法、アレンジ方法などまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。
Contents
冷凍タイプの「アマンディホイップフローズン」
こちらが冷凍タイプの「アマンディホイップフローズン」。お菓子作りでよく使われるクリームは、植物性と動物性の2種類ありますが、こちらは植物性のホイップクリームです。
価格や内容量は?
置いてある場所は、冷凍のスイーツコーナーのあたり。手のひらに乗りきらないほど大きく、ものすごい存在感なのですぐにわかります。
このアマンディホイップの内容量は1000ml。1000mlというと、18cm(6号)のスポンジケーキを余裕でデコレーションできる量です。
価格は338円(2023年11月現在。じわじわ値上がりしています)。動物性の生クリーム(中沢 フレッシュクリーム36%)なら、200mlで約350円(近所のスーパー調べ)なので、それと比べると5倍使えるのに安いという神コスパですよね。
植物性のホイップで代表的な「スジャータホイップ」も200mlで約150円(近所のスーパー調べ)ほど。それに約100円プラスすれば1000mlのアマンディホイップフローズンが買える計算になります。すでにホイップ済みなので、面倒な泡立ての作業もなく、すぐに使えるのもうれしいところですよね。
解凍方法
店内で見ても大きいなと思いましたが、自宅に持ち帰るとより大きく見える……。
厚さが3cmほど、全体の長さも30cmくらいあります。すぐに使わない場合は、解けないように買い物から帰ったらすぐに冷凍庫に入れますが、かなりかさばるので、買う時は冷凍庫のスペースを空けておいた方がいいかも。
使うときは、冷蔵庫に移してゆっくり解凍します。急いでいるときなどは、「常温に置いたら早く柔らかくなるのでは?」なんて思うかもしれませんが、常温解凍だとクリームの質が粗くなる可能性があるのだそう。
常温解凍した結果、不味くなったらもったいない!おいしく食べるために、のんびり解凍するようにしたいですね。冷蔵庫で解凍する場所も、ドアの開閉で温度が高くなりやすいドアポケット付近は避けた方がいいようです。
解凍時間ですが、私が試してみたところ、だいたい2時間くらいでやわらかくなっていました。
使い方
解凍できたので、さっそく使っていきます。まずは、三角形のパッケージの先端に切り込みを入れます。
先端には、星形に絞れるプラスチック製の口金が付いています。絞り出し袋と一体化しているクリームといってもよさそう。わざわざ口金を用意することなく、きれいに絞れるのはうれしい!
ここで注意したいのは、切り込みを大きくしすぎないこと。パッケージには切り取り線が入っているので、それをしっかり守って下さいね。余分に切りすぎてしまうと、中の口金が飛び出てしまうんです。
実際に絞り出してみると……
口金の凹凸部分がくっきりと絞りされて、とても形がきれいです。
一般的な植物性ホイップを泡立てて使ったときは、時間が経つとダレてきたり、分離してしまうこともあります。
でもアマンディホイップフローズンは、ちょっと時間が経ってもきれいな状態を保っています。角も立っていてピン!ときれい!
アマンディホイップの味は?
気になる味ですが、しつこくなく甘さも想像よりも強すぎず食べやすいです。スーパーなどで販売されているお手頃価格のスイーツに使われているようなクリームですね。変な油っぽさや甘ったるい香りもないですよ。
ただ、植物性のクリームなので、動物性の生クリームと比べるとミルキーさやコクは当たり前ですが感じられないです。
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保存方法は?食べきれるの?賞味期限はどのくらい?
冷凍状態での賞味期限は購入から10カ月ほど。でも一度封を開けたら、大容量だけに、一度で使い切ることはなかなか難しいのでは?と思ってしまいますよね。
うちの場合は、家族5人でだいたい1週間くらいで食べきります。ただ、これはうちは3人の子どもがそれなりに消費するため。味が苦手な人や人数が少ない家族の場合、1週間で消費するのはきついかもしれません。
そんなときに気になるのは保存方法。パッケージには「解凍後は冷蔵庫に保存し、出来るだけ早くご使用下さい」と書いてあります。
私はいつも、チューブに残った分は空気に触れて乾燥しないように、大きめのジップロックに入れて冷蔵庫に保存しています。口金は取り外しができないので、ペーパータオルなどで余分なクリームを拭き取ってから保存します。
解凍後何日くらいで食べきったほうがいいのかパッケージには書かれていません。うちはだいたい10日間くらい冷蔵庫で保存することが多いのですが、そのくらいの日数なら味や見た目にそれほど変化もありません。
一般的な植物性ホイップは水分が分離してしまいますが、そんなこともなく最後まできれいなホイップ状が続きます。
ただ、冷蔵庫の温度や残っているホイップの量によって変質の度合いは変わってくると思うので、早めに食べるのがおすすめです。
次はおいしいうちに使いきれるように、アレンジレシピをご紹介していきますね。
アレンジレシピ
コーヒー
コーヒーの上にホイップクリームを絞ってウインナ・コーヒーに。アイスコーヒーやアイスカフェラテの上に絞ると、スタバ風のドリンクになります。
フルーツサンド
パンにキウイフルーツや缶詰のみかん、黄桃や白桃などをはさんでフルーツサンドにしてもおいしいです。酸味のあるフルーツが甘めのクリームマッチします。朝食のほか、おやつにも。
意外ですが、あんこと組み合わせてもおいしいです。パンにあんことクリームを挟んでもいいし、あんぱんを半分に割って、あんこが入っていない空洞部分にクリームを絞って入れて食べたりしてます。
パンケーキやプリンのトッピング
王道ですが、パンケーキやホットケーキのトッピングにも使えます。
そのほか、プリンの上に絞り出すと昭和の喫茶店で提供されていたような懐かしいプリンの出来上がり!いつも食べているおやつにちょっと加えるだけで、見た目がかなりグレードアップするのがうれしいですよね。
某ドーナツショップのエンゼルクリーム風を作るときにもおすすめ。ロールパンを油で揚げ、粗熱が取れたら菜箸で穴を開け、その中にクリームを詰めます。粉砂糖を振ったらできあがり。
再冷凍できる?小分け保存は?
いろいろ試したけど、それでも食べきれないという場合もあるはず。「冷蔵保存できないなら、再冷凍すればいいんじゃない?」とも思うのですが、パッケージには再冷凍すると組織が粗くなるので避けてください、と書かれてあります。
そのため、解凍後に小分けにして再冷凍すると、若干風味は落ちるかもしれません。どうしても小分け保存したい場合は、買ってきてすぐに包丁で切り分けて小分けし、その後に解凍して絞り出し袋に入れて使う……という方法もアリだと思います。
うちは、解凍後、どうしても食べきれない場合、冷凍庫で再冷凍し、凍ったままカットして「アイス風」にして食べています。ミルク感皆無で、どこか駄菓子的な「なんちゃってアイス」ですが、冷凍庫に入れておいて思い出した時に食べるとなかなか美味しいですよ。
原材料は?
糖類(水飴(国内製造)、砂糖(国内製造)、植物油脂、乳製品、乳などを主要原料とする食品、食塩
添加物/カゼインNa(乳由来)、乳化剤(大豆を含む)、安定剤(アラビアガム)、セルロース、リン酸塩(Na、K)香料
うーん、動物性の生クリームの原材料は乳成分だけであるのと比べると、かなり添加物は多めですね。「体に悪い」なんていう書き込みも時々見られますが、こうした添加物の多さも影響しているのかも。
冷蔵で10日以上変質せず保存もでき、分離しにくいといったメリットは、こうした添加物などにあるのかもしれません。
カロリーは?
カロリーは100gあたり353kcal。業務スーパーのスプレータイプのホイップ「Rebel」は100gあたり296kcalなので、それよりも少しカロリーは高めですね。といっても、トッピングに少しだけ使う分には、ビクビクせず食べることができるカロリーではないでしょうか。
まとめ
アマンディホイップフローズンは、業務スーパーのほかにも一般的なスーパーやAmazonでも販売されています。口金付きで泡立て要らずという手軽さも魅力。解凍後は冷蔵庫で保存できるので、数日かけて慌てず消化できます。
デコレーションケーキ作りにも使えるので、クリスマスや誕生日ケーキ作りの時などに使ってみてもいいかもしれません。
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