業務スーパーには、ちょっと手を加えるだけで、本格的な味が楽しめる商品がい多いですよね。簡単なようで、いざ作ろうとするとなかなか味が決まらない「チャーハン」を、手軽にサッと作ることができる「焼飯(チャーハン)の素」もそのひとつ。
今回は業務スーパーの「焼飯(チャーハン)の素」について大調査。実際に作って、その使い心地や味についてレビューします。この記事では
- 業務スーパーの焼飯(チャーハン)の素の価格
- 業務スーパーの焼飯の原材料
- 賞味期限や保存方法
- 業務スーパーの焼飯の素を使ったチャーハンの作り方
- 業務スーパーの焼飯の素を使ったチャーハンの味は?
- アレンジ方法
について紹介。
「『業務スーパーの焼飯(チャーハン)の素』が気になる」という方は、参考にしてみてくださいね。
Contents
これが業務スーパーの焼飯(チャーハン)の素
こちらが業務スーパーの焼飯の素。
炒飯と焼飯の違いについてはこちら↓
ガラス瓶に入っています。鶏そぼろなどが陳列されているコーナー(私が利用するお店では、棚ではなく箱積みになってます)にあります。
内容量は150g。パッケージ裏の作り方を見ると、1人前では使う量は15g。なので、1瓶で10人分作ることができる計算になります。
フタを開けてみると、こんな感じ。瓶にぎゅうぎゅうに入っているわけでなく、瓶の上がすっかすか。「あれ?まさか使いかけ?」なんて一瞬思ってしまうほど。
瓶の中身をスプーンですくって、お皿の上に出してみました。具材は細かく刻まれていて、味付けされているせいか色は茶色。そのため、パッと見、そぼろのようです。
価格は1瓶192円でした。
何が使われているのか気になりますね。そこで次は原材料チェックです。
豚肉(アメリカ産又はカナダ産(5%未満)、フライドオニオン、粒状大豆たん白、食塩、にんじん、香味油、白ねぎ、辣醤、豚肉エキス粉末、たん白加水分解物、香辛料/調味料(アミノ酸)、着色料(紅麹、ラック)、香料
原材料の中に、何やら聞き慣れない「辣醤」という名前が。これは「ラージャン」と読む調味料で、唐辛子を主原料とした辛味噌のこと。豆板醤より鮮烈ですっきりした辛みが特徴なのだそう。
また、一般的なチャーハンで使うねぎは、白ねぎかと思うのですが、こちらでは玉ねぎ(フライドオニオン)が多く使われていますね。豚肉のほか、タンパク質として、大豆も使われています。
ちょっと反則かと思いますが、ちょっとチャーハンを作る前に、具だけを味見してみます。ティースプーン1杯を口に放り込んでみると……。
ごはんと合わせることを前提にしているので、そのまま食べると塩味がちょっと……というかかなり強め。すぐに水を飲みたくなる塩辛さ!
お肉やネギも入っているとのことですが、具だけを食べると、ほとんどそれらの風味が感じられないというのが正直なところ。細かく刻まれているので、同じたんぱく質ですが、お肉と大豆たん白の違いがよくわかりません。
賞味期限や保存方法は?
「焼飯(チャーハン)の素」は、開封前は常温で保存できますが(直射日光や高温多湿を避ける)、開封後は冷蔵庫保存です。賞味期限は、購入した時から、3カ月ほど先でした。
業務スーパーの「焼飯の素」を使ったチャーハンの作り方
それではさっそく、チャーハンを作ってみましょう。
材料は、ごはん200gと卵1個、チャーハンの素15g、油大さじ1杯です。
ごはん200gは、直径10㎝ほどの小さめのお椀に、ぎゅうぎゅうに白飯を押し込んだ量とほぼ同じでした。チャーハンの素は、大さじ超山盛り1杯分が、だいたい15gです。
フライパンを熱して油大さじ1杯を入れ、チャーハンの素を炒めます。ほぐれたら、とき卵と白飯(あたためておくと、フライパンの上でほぐれやすい)を加えてさらに炒めます。
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味付けは、醤油や鶏がらスープなどは使わず、チャーハンの素だけ。約3分炒めたら出来上がり。あっという間に完成です。
私はいつも、炒め終わったら、お椀にぎゅうぎゅうに押し込んでから……
お皿の上にお椀を伏せて、丸い形を作ります。
完成したチャーハンはこんな感じ。茶色(具)、黄色(卵)、白(ごはん)のシンプルなチャーハンです。
早速食べてみましょう。
そのまま食べると塩辛いチャーハンの素だですが、ごはんと一緒に食べるとちょうどいいです。調味料はチャーハンの素以外使っていないのに、味はしっかり。
ただ……。。
正直なところ、お店で食べる本格派のチャーハンを期待して食べると、「あれ?ちょっと違うな」と思うかも。でも、家で手軽に食べられるチャーハンとしては十分です。
また、具だけをダイレクトにかみしめると、やはり塩辛さがドーンと前面に出てきて塩辛い。なので、ムラなくしっかりごはんと混ぜあわせるのが、おいしく作るポイントかも。入れすぎには要注意です。
もぐもぐ……。
もぐもぐ……。
うーん、半分ほど食べ進めたところで、飽きが来るというか、うーん、何だろう…。だんだん感じるようになったのは「何かちょっと足りない」。
何が足りないのか考えた中、私が感じたのは「ねぎが足りない」だったんですね。
……ということで、ねぎのみじん切りを大さじ1杯ほどプラスして、もう1皿作ってみることにしました。もう少し風味も加えたいので、炒めるときの油をラードに変えてみます。
完成したのはこちら。
ふんわりと香るラードとねぎの風味。食感もプラスされて、のっぺりした味わいが、くっきりと変わります。ちょっと物足りなさを感じる場合は、ねぎのみじん切りを加えてみるのがおすすめですよ。
アレンジ方法
ねぎを加えても、「ちょっと好みのチャーハンじゃないな」という人もいるかもしれません。味が好みではなかったという場合場合は違う方法で食べきりましょう。
コロッケ
個人的におすすめなのがコロッケ。塩辛い味付けが、マッシュしたじゃがいもによく合います。玉ねぎ(フライドオニオン)・ひき肉・にんじん……と、具もコロッケにぴったり。
卵焼き
卵1個に小さじ1杯ほどのチャーハンの素を加えて卵焼きに。濃いめの味付けのおかずになるので、お弁当にも便利です。
麻婆豆腐
原材料に使われている「辣醤」は、豆板醤と同じジャンルの「辛味噌」のひとつ。なので、麻婆豆腐を作るとき、ひき肉と一緒に炒めて使います。
まとめ
業務スーパーのチャーハンの素をざっくりまとめると
- 1瓶で10人分のチャーハンを作ることができる
- 用意するのは、チャーハンの素とごはんと卵だけ
- 物足りない場合、ねぎをプラスするのがおすすめ
- そのままだとかなり塩辛い。まんべんなくごはんと混ぜ合わせるのがポイント
- 卵焼きなどのアレンジにも使える
何より、ごはんと卵さえあれば、具入りチャーハンが完成するというのはとても便利。ひとつ用意しておけば、学校の長期休暇(夏休み・冬休み)のお昼ごはんを作る時、便利ですよ。
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