スーパーのラム肉は臭い?サミットでラム肉を買ってみた結果

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脂肪を燃焼する効果や冷え性に効果があるということで、最近、「ラム肉」の人気が高まっているのだそう。最近ではラムしゃぶの専門店が登場したり、スーパーなどでも牛肉・豚肉・鶏肉と並んで取り扱うところも増えているようです。

私がラム肉を食べたのはもう20年くらい前、BSE騒動の時のこと。その時に食べたラム肉は臭いが気になったのですが、今はどのように違うのでしょうか。

ラム肉の健康効果は?

最近、人気のラム肉。ラムは羊の肉ですが、乳離れしたばかりの生後1年未満の子羊のことを指します。成羊の肉「マトン」と比べると、臭いが少なく、肉質もやわらかいのが特長です。

さて、そんなラム肉、豚や牛肉とは栄養面や健康効果は、どのように違うのでしょうか。

・L-カルニチンの含有量が多い

「ダイエット中にはラム肉がおすすめ」というのをよく聞きますよね。ラム肉は、脂肪の燃焼を促す効能があるとされる「L-カルニチン」と呼ばれるアミノ酸を、他の肉類より多く含んでいます。L-カルニチンを摂取すると、内臓脂肪や皮下脂肪といった体の中の脂肪が燃焼されやすくなるのだそう。

・鉄や亜鉛などのミネラルが豊富

ラム肉は、豚や牛と比べてカロリーが低め。身体の調子を整える鉄や亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。

亜鉛やマグネシウムは、豚肉や牛肉とほぼ同じくらいですが、注目したいのが鉄の含有量です。100gあたり、牛肉は1.2㎎、豚肉は0.5㎎なのに対し、ラムは1.5㎎。鉄分不足による貧血を予防するためにも、ラム肉を積極的に取り入れたいですよね。

・脂肪の融点が違う

ラム肉の脂肪は牛や豚と比べ、身体に消化されにくい、とも言われています。牛や牛の肉は、32度から33度が融点(溶ける)のため、平熱が36度5分~37度の人間の体では消化・吸収されますが、ラム肉の融点は、42度から43度。そのため、ラム肉は消化されにくい、とのこと。

しかし、人間は食物から脂肪を取り入れた際、リパーゼという消化酵素が働き、脂肪が分解・吸収されます。融点の差に関係なく、リパーゼが働いて消化吸収されるため、あまり肉の脂肪の融点は関係ない、という意見も。

■ラム肉と牛肉・豚肉の栄養比較

栄養素 ラム肉(ロース) 牛肉(肩ロース) 豚肉(肩ロース)
カロリー 227kcal 240kcal 253kcal
タンパク質 18g 17.9g 17.1g
1.5㎎ 1.2mg 0.6mg
亜鉛 2.6㎎ 5.8mg 2.7mg
マグネシウム 16㎎ 18mg 18mg
ビタミンB12 1.1μg 1.8μg 0.5μg
カルニチン 167.8mg 76mg 21mg

サミットのラム肉は臭くない?

羊の肉というと、「臭いがきつい」というイメージを持つ人も少なくないのではないでしょうか。同じ羊の肉でも、ラム肉は成羊のマトンと比べて臭みが少ないと言われていますが、それでも気になる人がいるのも確か。私もそのうちの1人でした。

しかし、先日テレビでやっていた情報番組で、「スーパーのサミットで販売されているラム肉は、臭みもなくおいしい」という情報を知りました。ラム肉の多くはニュージーランドなどからの輸入ですが、現在は昔と比べ、新鮮な状態で輸送するチルド技術が発達しているのだとか。

また、現在、子羊は出荷される前に臭いを消す飼料をしばらく与えられるのだそうです。こうした食肉加工技術の変化で、以前よりもラム肉の臭いが気にならなくなっているそうですよ。

さっそく、近所のサミットに出かけてみました。精肉売り場に行ってみると、牛肉・豚肉・鶏肉と並び、「ラム肉」のコーナーが設けられています。

値段ですが、100グラム200円程度。いつも100g50円前後の鶏むね肉をヘビロテしてる我が家しては、決して「安い」とは言い難いですが、牛肉と同じくらいの価格なのかと想像していたので、「意外と手ごろ」と感じました。

「臭みがない」というのは半信半疑でしたが、私も味覚が当時とは変わってきているだろうし、肉大好き星人の子供なら食べるかもしれないと思い、使い切れる量のラム肉を購入しました。

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100gあたり188円でした。セールになれば、もう少し安くなるかもしれません

ラムチョップ用のラム肉もありましたが、「バイヤーおすすめ品」という触れ込みに乗っかり、ジンギスカンのタレが付いたお肉を購入しました。ニュージーランド産で、部位は肩です。

肉の色は、豚肉よりも赤味は強く、牛肉よりもツヤがある感じです。見た目、ちょっと筋っぽい感じはしますが、焼いても硬くならないのでしょうか。

サミットのラム肉をジンギスカンにして食べる

タレのパッケージには、事前に肉にタレをもみこんでおく、とあります。漬け込んでおけば、肉の臭みはあまり気にならないのかもしれません。比較のために、半分はタレに漬け込んで焼き、もう半分は肉を味付けせず、そのまま焼いてみることにしました。

お肉を柔らかくする効果があるという玉ねぎとともに、タレにつけこみました

ラム肉の臭いの原因は、その脂身にあるのだそう。調理する前に肉に付いた脂身をできるだけ取り除いたり、脂身に切れ目を入れて脂を落とすと臭いが気になりにくいというのを知りました。

しかし、ラム肉の脂には不飽和脂肪酸が多く含まれているそう。不飽和脂肪酸は、血中の中性脂肪やコレステロールの量の調節を助ける働きがあるので、それを捨ててしまうのはもったいない! ということで、今回はそのまま食べてみることにしました。

ジンギスカン用の鍋がないので、いつも焼肉を焼くのに使うホットプレートで焼きます。ジンギスカンって、ほかにどのような野菜と組み合わせて焼くんだろう……? わからないので、いつもの焼肉みたいに、適当に野菜を切って焼いていきます。

加熱後しばらくすると、ふわっと獣っぽい臭いが!!明らかに豚や鶏・牛を焼いたのと違う香りがします。焼いている段階で臭いがするのなら、食べたらもっと臭さを感じてしまうのでは? しかし、子供たちはあまり臭いは気にならないようで「食べたい食べたい」と早くもお皿を持ってスタンバイです。

サミットのラム肉、脂身が甘い!

さっそく食べてみます。ラム肉は以前食べたのと変わらず、柔らかく食べやすいです。口に含むと、脂が牛や豚とは違い、甘い風味がするのにはびっくり。これは子供たちも感じたようで、子供3人が3人とも「甘いにおいがするね」。この甘い風味も好き嫌いが分かれるかもしれません。

ジンギスカンとはどんなものか……とわからないまま調理。

気になる肉の獣臭さについてです。全く気にならないというわけではなく、彼方で獣が吠えている感じ…といったらいいでしょうか。ふっと鼻に抜ける臭いは、動物園に足を踏み入れた時に嗅ぐ臭いに似ています。

でも、以前感じたほど、獣臭さは気にはなりません。これは私自身の味覚が変わったのか、ラム肉自体が臭いが気にならない状態で売られるようになったからなのか不明ですが……。ちなみに、子供たちは全く臭いは気にならない様子です。

でもこの独特の臭い、好きな人にとってはたまらないものなのではないでしょうか。私は青魚が大好きなのですが、青魚特有の臭いが苦手という人もいます。私はサバやイワシ特有の香りが好きで、淡白な白身魚は何だか物足りなく感じるのですが、それと似てるのかもしれないですね。

タレに漬け込まず、肉をそのままの状態で焼いて食べてみた場合ですが、タレに漬け込んだものとあまり差は感じませんでした。

過去に一度、ラム肉をスーパーで買ったことはあるけれど、そのニオイに閉口した…という人も、試してみる価値はあるかもしれません。価格も思ったより手ごろだし、マンネリ化しつつある焼肉・鍋メニューに「ジンギスカン」や「ラムしゃぶ」も加われば、子供も喜びますね。

まとめ

サミットで販売されているラム肉、臭いもそれほど気になることなく、おいしく食べることができました。以前ラム肉に挑戦したものの、臭いで挫折してしまった人も、案外美味しく食べることができると思います。

タンパク質や鉄分などの栄養がたっぷりなので、育ち盛りの子供の食事にもぴったり。ジンギスカンなら、焼くだけなので忙しい日の夕食などにも重宝しそうです。

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