2021年4月に運行を開始した横浜・みなとみらいのロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」。クリスマスや年末年始に乗ってみたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、乗車時間はわずか5分なのに、片道1000円という強気な料金に、なかなか行動に移せない人もいるはず。
そこで今回は実際に横浜のロープウェイに乗車!この記事では
- 横浜のロープウェイの夜の混雑状況は?
- どのような夜景が見えるの?
- 夜景を見るなら、桜木町・運河パークどちらの駅から乗るべき?
- 夜景を楽しむために注意した方がいいこと
- コスモクロックと比べたらどちらがおすすめ?
についてまとめています。2021年11月シーズンならではの、近辺の夜景スポットについても紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
Contents
横浜のロープウェイの混雑状況は?
2021年4月にオープンしたときは、1時間待ちだったこともある横浜のロープウェイ。オープンから1年以上経過した2022年のゴールデンウィークでは昼間、30~40分待ちの状況でした。
夜景の時間に関してですが、結論から言うと
- 「桜木町」駅は空いている
- 「運河パーク」駅は混んでいる
逆に昼間は
- 桜木町の方が混んでいる
- 運河パークの方が空いている
となります。
夜に横浜ロープウェイに乗ってみた!
桜木町駅に到着したのはもう日もとっぷり暮れた18時近く。
さぞ混雑していると思いきや駅舎の中に入ると……
ガラガラ!待ち時間はゼロでした。
チケット購入も改札ゲートを通るのもすいすい!ロープウェイのキャビンに向かう道は、なんだか宇宙船ぽい…というか、テーマパークのアトラクションに向かう通路に似ています。
通路を抜けると、奥にはキャビンが。
スタッフさんが誘導してくれます。
キャビンは8人乗りですが、基本的に1基に対して1グループが乗車できます。
ぐいぐいとなだらかに上昇していくキャビン。時々ガクッと揺れるのも、なんだかテーマパークのアトラクションの乗り物みたいでワクワクします。
上を見上げると通気口のような穴が。キャビンは空気が充満せず、自然に循環するようにされているそうですよ。
どんどん高度が上がり、みなとみらい地区のシンボル・コスモワールドの観覧車・コスモクロック21が見えてきました!
ふだん見ている眺めとは違う角度からのコスモクロック21はなんだか新鮮です。
しかし、気になるのが想像以上に映り込みが多いこと。キャビンのほとんどがガラス張りで360度の眺望が自慢とのことでしたが、あまり開放感は感じないのは残念です。
さてさて、夜景撮影に慣れないまま、あっというまに数分経ってしまいました。このあたりが最も高度が高いところ。地上から40mくらい上のところです。
こちらの画像は運河側の窓からの眺めですが、みなとみらい地区の夜景と比べると、海が多くて黒っぽい画面です。
では反対側のみなとみらい地区側の窓はどうでしょう?
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夜景はきれい!だけど……
キャビンのドアの部品が邪魔だなあ
乗車して気づいたのですが、桜木町側から乗ると、ドアの開閉口が邪魔してみなとみらい側の夜景が見づらいという欠点がありました。
そうこうしているうちに、終点の運河パークに到着。想像していたとはいえ、本当に5分間はあっという間です。
運河パーク駅では30分待ち
運河パーク駅で降りてびっくりしたのは、運河パーク駅からロープウェイに乗る人で行列ができていたこと。17時30分の時点で30分待ち!
そうなんです。桜木町から乗ると、ドアが邪魔して夜景が見づらい。でも運河パーク駅から乗った方が、広い窓からみなとみらい地区の夜景がきれいに見渡せるんですよね。
また、赤レンガ倉庫やワールドポーターズで遊んだあと、ロープウェイに乗って電車が通っている桜木町に出て帰る……という人もそれなりにいるのかもしれません。
乗ってみて感じたことは
- 夜景をきれいに見たいという人は、ちょっと並んでも運河パークから乗るのをおすすめ
- 並んでまで夜景は見たくないという場合は、桜木町から乗るのがおすすめ
夜景はどちらもきれいでしたが、より楽しみたい人は、運河パークから乗った方がいいと思います。横浜ロープウェイを利用したいと思っている人は参考にしてみてくださいね。
さて、桜木町からロープウェイに乗ったものの、「うーん、夜景がいまいちだったなあ」と思う人もいるかもしれません!でもガックリするのは少し早い!
2021年の冬は、ちょっと足を伸ばして新港中央広場まで歩いてみると、きれいなドーム型のイルミネーションが!
新港中央広場で行われているのは、みなとみらいのイルミネーションイベント「ヨルノヨ-YOKOHAMA CROSS NIGHT ILLUMINATION-」。広場には、直径約20メートルと直径約11メートルのドーム2つからなる「クロスドーム」が建っています!
ドームのまわりの木もキラキラとライトアップされて、ドームもカラフルに色が変わってきれいですよ。ライトアップの時間は17時~21時05分です。
11月の後半から、横浜赤レンガ倉庫でクリスマスマーケットも開かれています。みなとみらいのイルミネーション「ヨルノヨ」を楽しみつつ、赤レンガ倉庫を訪ねてみるのもいいかも!
夜景を楽しむために注意した方がいいこと
夜景を撮影している時に感じたのですが、やはりそれなりに揺れるのでそのままシャッターを切るとかなりブレます。
きれいに夜景の画像を撮りたい場合、準備や練習をしておいた方がいいかもしれません。
また、ガラスが曲面であるのも影響しているのか、移り込みが多め。夜空の空中散歩というのをイメージしていたのですが、その映り込みもあり解放感はそれほど感じなかったです。
撮影の時は、映り込みなども考慮しつつ、準備してみてくださいね。
夜景を楽しむなら、ロープウェイと観覧車どちらがいい?
「横浜ロープウェイとコスモクロック(観覧車)、どっちの眺めの方がいいの?」と考える人もいるかもしれません。どちらも別モノでそれぞれ比較の対象にはならないのですが、レジャーの予算もあるし、どちらかしか乗れないという場合、悩む人もいるのではないでしょうか。
あくまでも個人的な視点ですが、コスモクロック21がおすすめな人は
・高いところから眺めたい人(コスモクロックは高さ112.5メートル)
・ちょっとでも節約したい人(コスモクロックは900円)
一方、横浜ロープウェイがおすすめな人は
・近未来的な体験をしてみたい人
・移動の手段として使いたいな人
ロープウェイとコスモクロック21の乗り比べするのも楽しいですよ
まとめ
横浜ロープウェイから眺められる夜景についてざっくりまとめると
・視界が開けて夜景がきれいに見えるのは運河パーク駅から
・桜木町側から乗ると、窓枠が邪魔して夜景が見づらいこともある
・桜木町は昼間は混むが、夜は比較的空いている
・運河パーク駅の近くでは、12月26日までイルミネーション「ヨルノヨ」を実施(2021年の場合)
・コスモクロック21と合わせて乗るのもおすすめ
横浜にお出かけの際の参考にしてみてくださいね。
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