ふわふわ・しゅわしゅわの口当たりが人気で、大人気となった台湾カステラ。さまざまなアジアンフードを販売している業務スーパーにも、もちろんあります。
今回は業務スーパーの台湾カステラについてレビュー。
- 台湾カステラの価格は?
- 原材料は?
- 台湾カステラの解凍方法
- 賞味期限は?
- 台湾カステラの味は?
- 台湾カステラのカロリー
- 「マズイ」という噂は本当?
について書いています。「売っていない」という口コミも多くあったため、いくつかの店舗も回って実際に販売されているかもチェックしてみました。
業務スーパーの台湾カステラが気になる方は、参考にしてみてくださいね。
Contents
これが業務スーパーの台湾カステラ
こちらが業務スーパーの台湾カステラ。
常温ではなく、冷凍された状態で販売されています。冷凍パイシートや、有名なお豆腐の型に入ったチーズケーキなどが並んでいる冷凍スイーツのコーナーにありました。
手に取ってみると、とても軽いです。重さは130グラム。カステラというとずっしりな印象ですが、ふわふわなケーキという印象です。
価格は192円でした。有名店では、台湾カステラは1つ500円前後(崎陽軒(HB style KIYOKEN/480円、台湾甜商店/580円など)で販売されていることが多いので、それと比べると半額以下という超コスパ!
賞味期限は、購入時から10か月後でした。
業務スーパーの台湾カステラの原材料
台湾カステラというと、レシピサイトでも様々な作り方がアップされていて、手作りする人も多いですね。手作りの場合、材料は卵と砂糖、牛乳、小麦粉いうのが一般的ですが、業務スーパーの台湾カステラではどのような材料が使われているのでしょうか。続いては原材料チェックです。
■原材料
保存や見栄えをよくするためにも、添加物は多少使われているようです。原材料欄は、多く使われている原料順に並んでいるので、業務スーパーの台湾カステラは卵白が卵黄より多く使用されていることがわかります。
原産国は中国でした。
業務スーパーの台湾カステラの解凍方法
業務スーパーの台湾カステラをお皿に出してみました。
大きさを調べてみると、直径は約11cm。厚さは3~4センチといったところです。
さっそく食べてみましょう! と言いたいところですが、凍っているため、食べる前には解凍することが必要。解凍方法として、パッケージでは下記の方法をおすすめしていました。
- 自然解凍
- レンジ解凍
両方試してみましたが、個人的におすすめなのが「レンジ解凍」!レンジ加熱でほんのり温かくなるので、できたてを食べているような感覚なんですよ。甘さも冷たい状態より強めに感じられます。
レンジ解凍の方法
はじめに、加熱しやすいように、4等分にカット。凍っているとはいえ、ふわふわなケーキなので、包丁でサクッと切れます。
4等分したうちの1ピースがこちら。
ラップを軽くかけて加熱します。
加熱時間は、パッケージには500wで1切あたり約20秒とありました。しかし、うちのレンジでは20秒だとまだ冷たいところが残っていたため、数秒加熱時間をプラス。機種によって若干、加熱時間に違いは出てくると思うので、微調整が必要だと思います。
レンジから取り出してみた状態がこちら。
解凍前とはあまり変わっていないようですが……。
解凍後のカステラを、フォークで上から押してみました。おお!ふわっふわ!弾力があるので、押した後もふわっと元に戻ります。
ふわふわで、できたて感覚の台湾カステラが食べられるレンジ解凍ですが、気になる点もひとつ。レンジで加熱したことにより水分の蒸発が早めだと感じました。時間を置くと自然解凍よりもパサつきが多少感じられます。
レンジで解凍する場合、時間を置かずに早めに食べるのがおすすめです。
自然解凍
自然解凍の場合、パッケージには常温で30分ほど置くとありました。
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でも実際は空気を多く含んでいるためか、意外と早く解凍が進みます。暖かい時期や、暖房をかけている部屋だと、20分もしないで解凍できます。
自然解凍だと、気になるのが「水っぽくならないか」ということ。何度か自然解凍でも食べてみましたが、特に水っぽくなることなく解凍できましたよ。
冷凍した状態のものを冷蔵室に移しておくと、3時間でほどよく解凍が進みます。午前中に冷蔵室に移しておけば、3時のおやつの時においしく食べられます。
レンジ解凍のように切り分ける必要もないので、ホールまるごとで食べたい場合、自然解凍がおすすめです。
ちなみに、「解凍せずそのまま食べる」という口コミも。凍っているとはいえ、包丁で軽く切り分けられる固さだし、空気も多く含んでいるため、少し固いバニラアイスを食べているような感じなのだとか。
ちょっと違った食感で台湾カステラを味わいたい場合は、凍っている状態で食べるのもアリかも
業務スーパー 台湾カステラの味は?
早速、解凍できた台湾カステラを食べてみましょう!
こちらはレンジで解凍した台湾カステラ。よくある台湾カステラの映像のように、お皿にのせて動かすと、ぷるぷると揺れる状態……にはなりませんが、生地はとてもふわふわです。
カステラは、スポンジケーキなどと比べると、ややキメが粗めですが、この台湾カステラはキメが細かくふわふわ。スポンジケーキよりもキメが細かい感じがします。
一口食べてみると……。
レンジで解凍して、少し温かいというのもあり、できたてを食べているみたい。一口食べて感じたのは、卵の風味がとても強いということ。あとほんのりミルキーです。スポンジケーキよりも味がしっかりしています。
スポンジケーキやカステラは、口の中の水分を持っていかれてしまうこともありますが、それとは違って水分が多くしっとりした印象。スチームして作るチーズ蒸しパンや、スフレケーキに近い口当たりです。
冷凍スイーツというと、ちょっとジャンクで大ざっぱなイメージもあったりしますが、意外にも繊細な味わいにびっくり。口コミでは「マズい」というのもありましたが、私は美味しいと思いました。おいしい紅茶を入れて食べたくなります。
台湾カステラのカロリーは?
業務スーパーの台湾カステラは、クリームなどのデコレーションがなく、素朴な卵の味わいも美味しいので、まるごと1個余裕で食べられます。となると、気になるのがカロリー。業務スーパーの台湾カステラのカロリーは286kcalでした。
一般的なカステラは1切約157カロリーなので、この台湾カステラは2切分という計算になります。スーパーなどで販売されているチーズ蒸しパン(316kcal)やメロンパン(286kcal)1個分とほぼ同じカロリーです。
台湾カステラのアレンジ
業務スーパーの台湾カステラは、卵の風味しっかりでシンプルなおいしさ!個人的にはそのままの味を楽しむのがおすすめですが、何度か食べているうちに飽きてしまったということもあるはず。また、ちょっと口に合わなかったという人もいるでしょう。そんな場合におすすめのアレンジ方法を紹介します。
デコレーションケーキにアレンジ
丸い形を活かし、1~2人向けのホールケーキにアレンジ!一般的な直径18㎝のホールケーキは食べきれないという人にもおすすめです。
自然解凍した台湾カステラを半分に薄切りにし、間にホイップクリームとフルーツをはさみます。ホイップクリームとフルーツでデコレーションすればできあがり!
スポンジケーキでデコレーションケーキを作る場合、一般的にシロップをスポンジに含ませますが、台湾カステラはそれ自体がしっとりしているので、シロップを含ませる必要なく、手軽に作ることができます。
ホイップは、業務スーパーの冷凍ホイップクリームを使うのもおすすめ!
トライフルに
業務スーパーの台湾カステラは、直径11cmほどの小ぶりサイズ。数人で分けて食べたい場合は、他の材料でかさましするのがおすすめです。
その方法の一つが「トライフル」。台湾カステラを1.5㎝角くらいにカットし、カスタードクリーム、生クリーム、カステラ……と順に重ねていきます。
カスタードクリームを作るのが面倒な場合、業務スーパーの紙パック入り「プリンの素」を使うと手軽ですよ♪
業務スーパーの台湾カステラは「売ってない?」
業務スーパーの台湾カステラは「売り切れ」「売っていない」という口コミもちらほらありますね。2022年11月現在、今回、3店舗の業務スーパーを回ったところ、すべての店舗で販売されていました。
3店舗とも、冷凍スイーツのコーナーで販売されていましたが、もしかしたら冷凍の「桃まんじゅう」が陳列されているコーナーで販売しているお店もあるかもしれません。冷凍の「桃まんじゅう」は、トッポギや餃子、肉まんが並んでいる場所にありますよ。
まとめ
業務スーパーの「台湾カステラ」についてざっくりまとめると
- 価格は192円とお手頃
- ふわふわの口あたり
- 卵の風味が際立つ味わい
- 解凍方法も簡単。レンジ解凍ならスピーディ
個人的には、200円弱というお手頃価格にも関わらず、なかなかの高クオリティだと感じました。解凍時間もほんのわずかなので、冷凍庫にいくつかストックしておけば、突然の来客時のおもてなしにも大活躍しそうです。
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