甘口カレーを辛くする手軽な調味料8つ!おすすめ&やめとけ調味料を大公開

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カレーは子どもから大人まで人気のメニュー。でも子ども向けの甘口カレーは大人には物足りなかったりします。作り分けるのも大変だし、作った後から辛くできる調味料はないものか?できれば家にある手軽な調味料を使いたい……そう思う人も多いのでは?

今回は、甘いカレーを辛くする調味料についてリサーチ。100円ショップでも販売されていて入手しやすい調味料や、どこの家庭にも常備している調味料を使って実験してみました。ふりかけるだけで、かなり辛さがアップする調味料が見つかりましたよ~!

子ども向けの甘いカレーが物足りない人や、辛口が好きなのに、間違って甘口のルウを買ってしまった方もリカバリーOK!ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents

試した調味料はこの8つ!

今回、試した調味料この8つ。

  • 一味唐辛子
  • チリペッパー
  • こしょう
  • 豆板醤
  • タバスコ
  • しょうが(生)
  • ガラムマサラ
  • からし

 

しょうがは調味料じゃないんじゃない?

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)
Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

スパイス(ジンジャー)のひとつだと思って試してみたよ

どの調味料もスーパーで販売されている手軽なものばかり。タバスコとしょうが以外は、100円ショップでも購入できます。

そして今回作った甘口カレーは、S&Bの「とけ込むカレー」(甘口)です。辛さレベルでは、「カレーの王子さま」の次に辛いカレーという位置付け。

実際に食べてみると……かなり甘め。幼稚園くらいの子どもでも、辛さを感じることなく食べられると思う味です。食べやすく美味しいですが、まろやかすぎてガツンとした辛さを求める人にはかなり物足りない感じ。スパイスの風味も控えめです。

この甘口カレーに先ほど紹介した7つの調味料をプラスして、どのように辛さが変化するか試してみました。違和感なく辛口カレーにチェンジできたと思うものもあれば、正直「あんまり合わないな」と思うものも。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

個人的に良かった順に、紹介していきますね。

チリペッパー

最も違和感なく辛口カレーに変化できたと思うのは、ダントツで「チリペッパー」でした。

それもそのはず、チリペッパーは実際にカレー粉で辛さを出すものとして使われているスパイス。赤いパウダー状のスパイスで、甘口カレーに混ぜると自然な感じで溶け込みます。

赤唐辛子のみを粉状にしたものであるだけあって、ストレートに辛さだけが加わる感じ。粉が細かいので、ダイレクトに辛さが舌に届きます。甘口カレーを食べていた時には出てこなかった汗が、チリペッパーを加えるとぶわっと吹き出てきました。

かなり辛いので、最初は一振りで試してみて、物足りなかったら追加するという感じにするのがおすすめ

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

似たような名前の「チリパウダー」でも代用OK。チリパウダーは赤唐辛子の粉末をベースに、クミンなど数種類のスパイスを配合したものです。クミンはカレーにも使われているスパイスなので、こちらも違和感なく使えますよ。

一味唐辛子

続いて、相性がいいと感じたのは「一味唐辛子」でした。

一味唐辛子は乾燥させた唐辛子を粉末にしたもので、チリペッパーよりも粒は粗め。なので、粒が細かいチリペッパーと比べると、辛さを感じるまでにちょっとタイムラグがあります。

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でも、一度辛さを感じると、唐辛子だけの強い辛さがエンドレスで続きます。チリペッパーよりも入手しやすく、麺類や牛丼など他にもいろいろな料理に使えるので、ストックしておいてもいいですね。

似たような「七味唐辛子」ではダメかな?

おたま1号(助手)
おたま1号(助手)

七味唐辛子は山椒やごま、みかんの皮など他の風味がプラスされるので、どちらかというとカレーには不向きな気がします。ちょっと和の要素がプラスされますね。

しょうが

すりおろしたしょうがを使います。ピリッとした辛さと、しょうが独特の爽やかな風味が加わり、大人のカレーという味わいに。ただ、これだけだと辛さに物足りなさを感じるかも。チリペッパーや一味唐辛子とダブルで使うと風味と辛さがアップすると感じました。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

チューブタイプのしょうがは辛さ控えめなので、しょうがはすりおろして使ってね

こしょう

どの家にもあるであろう調味料の代表選手「こしょう」。

粒こしょうではなく、細かな粉状のこしょうを使います。こしょうならではのシャープでさわやかな辛さが加わりますが、唐辛子系(チリペッパー、一味唐辛子)よりも辛さはひかえめです。

豆板醤

麻婆豆腐やエビチリなどの中国料理でおなじみの調味料「豆板醤」。そら豆に唐辛子と食塩を加えて発酵させた調味料です。

発酵調味料独特の独特の酸味と風味があるので、好みは分かれるかも。カレーの風味にマスキングされるものの、わずかに酸味は残ります。辛さも十分加わりますが、気になるのは「しょっぱさ」。カレーが塩辛くなります。

ガラムマサラ

3~10種類のスパイスがミックスされた「ガラムマサラ」。配合されるスパイスは、メーカーによって異なるようで、私が使っているガラムマサラはそれほど辛さが感じられないタイプでした(どちらかというと、香りづけ重視)。

なので、正直あまり辛さがアップした印象は感じられず。辛みの要素が強いガラムマサラなら、ほどよく辛みも加わりそうですね。

からし

微妙だったのは、からし。

色がカレー粉の色と似ているので、親和性があるかもとちょっと期待したのですが、舌にビリビリ来るカレーの辛さに対し、からしの辛さは、鼻にツーンと来るタイプで、ちょっとアンマッチでした。あまりおすすめはできないです。

タバスコ

最も相性が悪いと感じられたのは、ダントツでタバスコでした。

ピザやパスタ、タコスに辛さと風味を加え、一気に南米気分を高めてくれる辛味調味料ですが、さまざまなスパイスが使われたインド発祥のカレーとの組み合わせはいまいち。特に独特の酸味が、カレーの辛さとケンカして、口の中で不協和音が生じます。

Keroko(カエル母)
Keroko(カエル母)

「一味もチリペッパーもないなあ、いいやタバスコで辛くしよう」は、おすすめできないです

まとめ

今回、食べ比べてみた結果、おすすめできるのは「チリペッパー」「一味唐辛子」でした。「しょうが」「こしょう」など、もともとカレーで使われるスパイスとは相性がいいようです。反対に、酸味や塩味が強い「タバスコ」や「豆板醤」との組み合わせは、あまりよくないと感じました。

紹介した8つの調味料は、組み合わせれば辛さと風味の相乗効果が狙えると思います。試してみた中で、甘口カレーに加えると、おいしさがグンとアップした調味料は下記のとおり。

チリペッパー(または一味唐辛子)+こしょう

チリペッパー(または一味唐辛子)+しょうが

チリペッパー(または一味唐辛子)+ガラムマサラ

手軽に辛さだけをプラスするならチリパウダー(一味唐辛子)、風味付けにこしょうやしょうが、ガラムマサラという使い方がおすすめです。

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