中華料理に使うだけでなく、炒め物やスープの味付けなど、「中華だしの素」があるとメニューの幅がグッと広がりますよね。
食材の宝庫「業務スーパー」では、「鶏だしの素」という中華だしの素が販売されています。
一般的なスーパーで販売されている50g入りの「中華あじ」「創味シャンタン」の約4倍に相当する227g入り。
大容量なので使い切れるか心配でしたが、業務スーパーの「コンソメ」と同様、リピート購入しています。
今回はこの「鶏だしの素」について徹底レポート。
- 「鶏だしの素」の価格は?
- 「鶏だしの素」の賞味期限
- 「鶏だしの素」の使い心地
- 「鶏だしの素」の味
- 「鶏だしの素」の原材料
- 「鶏だしの素」を使ったアレンジメニュー
について紹介しています。
また、多くのスーパーで販売されている鶏がらスープの素「創味シャンタン」とも比較し、実際に料理を作って作り比べてみました。業務スーパーの「鶏だしの素」が気になりつつも、まだ購入に至っていない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
これが業務スーパーの「鶏だしの素」
今回、購入した「鶏だしの素」はこちら。赤いパッケージと鶏のイラストが目印です。パッケージデザインは若干変わりました。
こちらが旧デザインです。商品名のフォントが変わっていますね。
内容量は227g。そのほか、業務用と思われる1Kgビッグサイズもありました。スーパーなどで販売されているメジャーな袋入り中華だしの素(味の素「中華あじ」「丸鶏がらスープ」、創味食品「創味シャンタン」など)は50gなので、こちらの鶏だしの素はその約4倍入っていることになります。
賞味期限はというと、購入時から1年以上余裕がありました。調味料なので、このくらいの期間があれば、使い切ることはできそうです。
価格は198円。袋入り「丸鶏がらスープ」「創味シャンタン」の約4倍の量が入っているのに、198円とはかなりお得ですね。
そうそう、「安かろう、まずかろう」では困るもの。特に大容量だと、口に合わないと食べきるのが大変ですよね。実際にどうなのか、メジャーな中華だし「創味シャンタン」と、使いごこちや味を比べてみることにしました。
創味シャンタンとどう違う?
こちらは袋入りの「創味シャンタン」。
創味食品の本格がらスープの素です。缶やチューブに入ったペースト状のものもありますが、こちらは粉状。一般的なスーパーでは、1袋(50g)140円前後で販売されていることが多いですね。
10gあたりに換算してみると……
- 業務スーパー 鶏だしの素……約8.6円
- 創味シャンタン……約28円(1袋140円で換算)
業務スーパー「鶏だしの素」は、創味シャンタンの約1/3の価格でした。
安いカラクリは原材料にあるのでは?と思った私、次は原材料チェックです。
■業務スーパーの「鶏だしの素」原材料
■創味シャンタンの原材料
両方とも、使われている原材料は食塩が最も多く、共通している原材料は、デキストリン、砂糖、酵母エキス、調味料のアミノ酸。創味シャンタンの方は、香料や酸味料、油脂も入っています。
スプーンですくってみた状態がこちら
画像ではわかりにくいかもしれませんが、業務スーパーの「鶏だしの素」は粒が粗めで、「創味シャンタン」は細かいパウダー状です。
業務スーパーの方は粒は粗いものの、空気を含んでいるためか、指でつぶすと細かな粉に変わります。色も業務スーパーの方が白味が強いです。
2つのスープの素をお湯で溶いて、スープにしたものがこちらです。
お湯で溶かした状態では、業務スーパーの方が色が薄く、創味シャンタンの方が若干色が濃いめです。
そうなんです。業務スーパーのパッケージに「白濁タイプ」とあったので、参鶏湯(サムゲタン)くらい濁るのではと思いましたが、それほど白濁してないですね……。濁るのが抵抗ある人もいるかもしれませんが、普通のスープ感覚で購入しても問題ないと思います。
香りを嗅いでみます。
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香りを嗅いでみると、創味シャンタンの方がだしの風味が強く感じられます。業務スーパーの方が、主張が控えめ。原材料を見ると、確かに創味シャンタンの方には香料やネギパウダーなどが使われているんですよね。その分、香りが強く感じられるのかも!?
続いて、実際にスープを飲んでみることにしました。
業務スーパーの「鶏だしの素」は、パッケージに「濃厚鶏味」とあるので、ガツンと濃いめなのかと思っていましたが、想像していたよりもマイルドでした。
もちろん旨みやコクはしっかり感じられますが、意外にも風味が強いかな?と感じられたのは創味シャンタンの方。でも交互に続けて飲んでいるうちに、だんだん違いがあまり分からなくなってきます。
業務スーパーの方でちょっと物足りないと感じた場合、胡椒や塩味を加えて調整してもいいかもしれません。
業務スーパーの鶏だしの素を使ってみた
香りや味などもわかったところで、実際に「鶏だしの素」を使ってみることにしましょう。
炒飯
最初は「炒飯」。こちらは、業務スーパーの「鶏だしの素」と「創味シャンタン」を作り比べしてみました。
左が「創味シャンタン」、右が「鶏だしの素」を使ったもの。醤油は加えていないのですが、若干、創味シャンタンの方が色味が強い仕上がりです。
アップにしてみると……
業務スーパーの「鶏だしの素」は、創味シャンタンより粒が粗め。そのため、うまくごはんに絡むかちょっと心配でした。
シンプルに卵炒飯にしてみましたが、どちらもしっかり味は付きました。創味シャンタンの方にはネギパウダーや香辛料が入っていますが、業務スーパーの鶏だしの素とそれほど風味の差は感じなかったです。
卵スープ
片栗粉でとろみをつけて、とき卵を加えた卵スープ。業務スーパーの「鶏だしの素」の粒は粗いですが、お湯に入れるとサッと溶けます。白濁タイプとありますが、こうしてとき卵を入れても、透明感ある仕上がりです。
野菜炒め
おウチ中華の定番・野菜炒め。素材の味を邪魔せず、旨みもプラスするという感じでこれまた美味しくできました。パンチのある味にしたいときは、胡椒などの香辛料を多めに使うといいと思います。
無限ピーマン
こちらはパプリカを使っていますが、無限ピーマンにもぴったり!鶏の旨みはあるけれど、主張は強くないので、ツナともうまくなじんで美味しいです。
オムライス
邪道かも!?ですが、洋食のオムライスにも使ってみました。
味噌汁
味噌汁の和風だしの代わりに使ってみたところ、一風変わった味噌汁になりました。
↓こちらは「中華だしの素」を使っていますが、鶏だしの素でもイケます!
そのほかのアレンジレシピは、業務スーパーのサイトでも紹介されていますよ
まとめ
業務スーパーの「鶏だしの素」、227gと容量たっぷりで、使い切れるのかという心配がありましたが、スープ、炒め物、チャーハンにと毎日使っていると、1カ月くらいで使い切ることができました。
中華料理だけでなく、ピラフやオムライスなどの洋食にも使えるので、一度試しに購入してみても損はないと思いますよ。
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コメント
化学調味料漬けの食事を続けているようで
お子様の将来の病気が心配です
お気遣いありがとうございます。
気を付けたいと思います。
興味深い記事をありがとうございます
楽しみにしてます
ありがとうございます!
最近はコンソメより、鶏だしの素をよく使っています。便利です^^